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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
終の棲家
今日は僕が話をする番になった。
終の棲家_b0084241_23058100.jpg

同じゼクスの「チャーミング・スクエア」だが、今日の集まりの場所は「チャーミング・スクエア本郷」で、東大農学部に隣接している。

本郷は医学部の4年間通った場所である。懐かしいはずだが、近隣の代わり様にびっくりしてしまった。
卒業してすぐ渡米し、帰国してからは東大病院に来ることはあっても、あまり近辺をうろつくことがなかったからである。
そう、医学部の頃はスランプで、それも入学してから卒業までの長期スランプで、学校に来てもキャンパスの外をうろついていることが多かった。
入学後まもなく赤門前にルオーというコーヒーショップができて、昼はカレーも食べさせてくれ、そこで過ごす時間が最も長かったように思う。そのルオーはまだ残っているようだ。

ところで僕の講演だが、昨日の大内女史のお話のインパクトが強く、話をしながらも、参加者の皆さんに対するアンチエイジングの心得より、すぐ自分の老後のことに頭が言ってしまい、いささか脈絡を欠くトークになってしまった。
誰でも出来ることなら自分の家で最後まで生活し、ある日コロリと逝ければと願うに違いない。
だが現在、先進国での平均寿命が80歳前後だが、最後の5年間は要介護と言うのも、これまた先進国の平均であることは、僕自身、アンチエイジングのレクチャーで何時も口にしていることだ。
その時どうするか?

一年前に次男に問い詰められたことがある。
そうなったらどうして欲しいか、つまり施設に入るかどうか、覚悟のほどを今から意思表示をして欲しい、それも書面で。
その時はまだあまりピンとこなかった、少なくも自分の問題としては。

終の棲家_b0084241_2311632.jpgあまり先のことを心配しても始まらないかもしれない。だがこの先、何が起こるか分からない。その時の選択肢に関して、もうそろそろ検討を始めてもよさそうだ。
なにもネガティブにだけ考えてるわけではない。ただ、確実に自由度は失われていくわけだから、自律を保ちながら余生を楽しむ術、なんじゃない僕が常日頃人に説いている「高齢者のQOL」の維持を、自分の問題として取り組むことに尽きるのではないだろうか。

ここにきてその選択肢の一つとして、例えばチャーミング・スクエアのような居住空間も「終の棲家」として意識するようになり、この言行不一致の男がいささかうろたえているというのが本音である。
by n_shioya | 2010-03-24 22:40 | 介護 | Comments(4)
Commented by HOPE at 2010-03-25 01:47 x
随分昔に危うく車にひかれそうになったあと、しばらく身辺整理がやたら気になったことがありましたが…。
でも私の「喉元」は格別短いようで、いつのまにやら元通り。
しかし、言行不一致などとおっしゃりながら、即日30回咀嚼を開始なさるお方に負けてはおれませぬ。
年齢には関係なくQOLは重要課題、魂がさまよいながら「あ~ぁきちんとしておけば見られずに済んだのに…」なんて後悔したくないですから。
「思い立ったが吉日」という言葉も浮かびますしね。
明日は出かけるに不向きな天候のようですから、まずは手元足元から始めてみましょうか。
身の回りの風通しが良くなる頃には晴れてきたりして…。
Commented at 2010-03-25 02:52 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by n_shioya at 2010-03-26 22:17
HOPEさん:
試してみて下歳。30回咀嚼は意外に楽なものですよ。
Commented by n_shioya at 2010-03-26 22:19
ハドソンさん;
お元気な時は持ち出しにくい話ですが、意外に子供のほうから言ってもらったほうが有難いのかもしれませんよ。
われわれもそうでした。


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