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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
食事を共にする
明日の講演会の準備に追われる中、三つほどの会議や打ち合わせをこなして、家に戻ったのは9時近く。
これから夕食である。
配偶者の手作りの夕食は、決して贅沢ではないが豊かである。

アンチエイジングの世界では、食と運動を強調するが、それとは別の意味で食事を共にする(シェア)ことは、人の生活にとって最も重要な要素の一つと僕は信じている。
キリストも最後の晩餐で、弟子たちとパンを分かち合った。
其れを継承したのがカトリックのミサの中心儀式の聖体拝領、コミューニオンである。それはとりもなおさず意思疎通、コミューニケーションに繋がる。

職業柄、外食が多いように思われるかもしれないが、現役の頃から多少無理はしても、また子供たちを待たせても、朝飯と夕食は家族で共にするように心がけてきた。
そして昼は今でも、仕事の打ち合わせを兼ねて、気の合う仲間とランチを共にすることが多い。そのお相手に美女が多いのは、この分野では仕事のできる美女に恵まれているということで、他意はない。

だが、減量を心がけている僕にとってつらいのは、美女はケーキがお好きなことだ。
今日もデザートに出された山のようなケーキサンプルを前に、自身は鉄の意志でぐっとこらえ、エスプレッソを啜りながら、僕の分まで美女に楽しんでいただいた。

ちなみに今宵の宴は、キアンティを舐めながら、つまみにはプロヴァンス風のオリーヴとアジのたたき。主食は塩味の鳥のフライパン焼きで、至福の時を過ごすことができた。
by n_shioya | 2010-01-18 22:58 | 食生活 | Comments(5)
Commented by ruhiginoue at 2010-01-19 09:05
 女性に刃物を向けることない。菓子かケーキを見せればいい。何時の世もそうですね。
Commented by n_shioya at 2010-01-19 10:45
ruhiginoueさん:
仰せのとおりで、ぼくもメスからケーキに切り替えたわけです。
Commented by さぼてんの花 at 2010-01-19 21:46 x
ちょっと前にテレビで放送してましたが、実験のネズミちゃんのオスとメス両方に普通のお水と砂糖水をセットしたら、メスの方は甘いお水の方をたくさん飲んで、オスはあまり飲まないという結果でした
女性のご機嫌をうかがうには、ケーキを買って帰宅すればご機嫌もよくなります はい!
Commented at 2010-01-19 23:34 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by HOPE at 2010-01-20 00:50 x
少しドタバタ続きだったもので遅れたコメントですみません
久しぶりにじっくり見たら「まさしく!」と思う記事で…遅ればせながら書きたくなりました
学生時代に友人の一人が「思春期以降家族揃って食事したことが思い出す限り一度もない」「いつもテレビに向かって食べていた」と聞いたことがあります
自分の育った環境と余りに違って返す言葉もありませんでした
ただ、その友人は「やっぱり(自分にはどこか)欠陥とまで言わなくても欠落した面がある気がする」と話していて…今、その自覚があるだけでもすごく率直かつ知的であったと思います
今、親も子も「食卓を共にする」意味合いをまるで理解できていない気がするので…
つつましやかでも豊かな食卓を思い出し、死守せねばと思う記事でした
ありがとうございます


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