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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
森の精気
梅雨の晴れ間を縫って、新緑の八ヶ岳を訪れた。
レンゲつつじは終わりに近かったが、サラサどうだん菖蒲は今が盛りである。
遠目には緑の灌木に薄桃色の粉がまき散らされたよう見えるサラサどうだんだが、近寄ってみると朱色の風鈴のような可憐な花が横一列に連なっている。
そして草叢のそこここには、ほの白い銀鈴草がみえ隠れしている。
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ここは何よりも空気がおいしい。
三晩連泊して、やっと都会の毒ガスが体から抜け切った感じになった。

昔「占い師」から言われた言葉をまた思い出した。
“貴方さんはな、森の精気を吸って生きていくお方じゃ。”
確かに数カ月都会暮らしをすると、無性に山が恋しくなる。

山に登るでもない、ひざの故障のため今回は散歩もままならなかった。
読んだ本はタダ一冊、黒木登志夫の「健康・老化・寿命」である。~人といのちの文化史~の副題通り、まことに含蓄のある著書だった。
2年がかりで書き上げたというが、僕の経験に照らしても、さぞ大変な、だが楽しい作業でもあったろう。

そして今日、山から下りると下界は30度の真夏日。
毎夜ストーブを焚いた山の涼しさがウソのようである。
by n_shioya | 2009-06-26 22:30 | コーヒーブレーク | Comments(6)
Commented by マイコです! at 2009-06-27 01:17
書き込み、しばらくぶりでございます。もちろん、読むのは欠かさずに!
山での読書は、さぞや、心身に沁み入るのでは?
今年も前半あとわずか、私の上半期のベストは、
メアリアン・ウルフ著「プルーストとイカ」です。内容の面白みについて、先生と語ってみたいなぁと憧れをもって思うくらいの本です。
今日ご推薦の本は、これから読んでみますね・・・・・。
お膝はじめ、全身、お大事になされてね。  ではまた・・・・。
Commented by 船長 at 2009-06-27 11:07
まるでそこにいる気分にさせていただきました
お天気にも恵まれたならまさに森の精が喜んだのでしょう!
Commented by さぼてんの花 at 2009-06-27 19:30
わたしが思うに、癒しの場所のひとつに海派と山派ってありませんか
わたしは山派なわけです あの緑の匂いと色になんともいえない気分に
なります
森の精気、わかるような気が致します 
膝の調子よくないのですね 自然なかたちで治癒力を味方に楽になられることを願ってます
Commented by n_shioya at 2009-06-27 22:04
マイコです!さん:
お久しぶり。「プルーストといか」是非読ませていただきます。
また、どうぞ!
Commented by n_shioya at 2009-06-27 22:05
船長 さん:
海もいいが山もいいですよ。
Commented by n_shioya at 2009-06-27 22:07
さぼてんの花さん:
我々はどちらも好きですが、しいていえば僕は山派で、配偶者は海派と言えますかね。


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