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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
最近日本では女性の方がはるかに元気がいいというのは定評がある。
形成外科でも同様で、湘南鎌倉病院の山下理絵ちゃんはそのリーダー格と皆が認めるところである。 今日は都市センターホテルで、彼女が主催する第4回「メディカル・スキン・ケア・スペシァリスト講習会」が行われた。 参加者は美容医療にかかわる看護師、エステティッシャン、カウンセラーそしてレセプショニストなどコメディカルの方々だが、200人の会場は立錐の余地もなかった。 内容は多岐にわたるが、主なテーマは ①ボトックス ②化粧品 ③未承認薬剤の個人輸入に関わる法規と手続き ④メゾセラピー ⑤フェイスリフトの現況 などである。 今回で4回目だが、三回受講して試験にパスすると、メディカル・スキン・ケア・スペシァリストの資格がもらえる仕組みになっている。 講師の方々も強調されていたが、この分野ではコメディカルの果たす役割は大きい。 先ず僕の持論でもあるが、スキンケアを含む処置、治療などは医師法の許す限り看護師、エステティッシャンなどの専門職に権限を委譲し、医師は医師でしかできないことに専念した方が、効率のよい医療が行われる。 又カウンセリング。 やはり患者にとって医師には遠慮がある。コメディカルの方のほうにはるかに気楽に本音が出る。 治療法の選択、治療前の不安そして術後のファローアップ。 コメディカルの方のほうが、残念ながら医師よりもあるかにきめ細かい対応ができることが多い。 理絵ちゃん、本当にご苦労様です。 これからも頑張ってください。 僕もコーヒーを啜りながら、陰ながら応援します
by n_shioya
| 2009-05-24 22:01
| スキンケア
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Comments(4)
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船長
at 2009-05-25 21:51
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確かにコメディカルの役目は想像以上に大きいです
ちょっとしたことが分かれ道!次回につながるかなどは思いもよらぬことだったりします もっと人材開発の幅が広がらないものかと・・・
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at 2009-05-25 21:52
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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n_shioya at 2009-05-25 22:46
船長さん:
医者とコメディカルの違いは“殺しのライセンス”の有無だと言ったら言い過ぎですかね。
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n_shioya at 2009-05-25 22:50
3号さん;
いずれ聞いておいてほしい話ばかりです。
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塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日)
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