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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
最近携帯電話を買い換えて、やっと送受信ができるようになり、そろそろE-メールにも挑戦するかと思っているところへ、読売新聞の一面に「10代ケータイ依存症」という見出しが挑発的に躍っていた。
中学2年生の約2割が一日50通以上のメールのやり取りを行っているという。 又、入浴中や食事中も携帯電話を手放せない子供もおり、子供の「ケータイ依存」が急速に進んでいることが、文科省の調査で明らかになったそうだ。 こちらはまだ、ケータイでの写真の撮り方もよくわからぬし、あ、テレビも見れると驚いているときに、子供たちは「リアルタイムブログ」、「プロフ」、「アルバムサイト」などとはるか先を行っているようだ。 そのあと記事では、「依存症」の弊害とその感染速度について縷々述べているが、「依存症」になれるくらいケータイを使いこなせる子供たちが羨ましい、というのが、「後期高齢者」の本音である。 そうはいっても、幼児期からのテレビの見すぎで機能障害をきたしている脳が、「ケータイ依存」でさらにダメージを受けるとしたら、これはゆゆしき問題である。
by n_shioya
| 2009-02-26 22:48
| コーヒーブレーク
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Comments(10)
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yutakarlson
at 2009-02-27 09:38
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■10代ケータイ依存症…中2の2割、メール1日50通-情報を扱うものの責任を教育すべき?
こんにちは。10代の携帯依存度は、私たちが思っている以上に悪化しているようです。このような傾向は大昔からありました。たとえば、パソコンというものが世の中に姿を現したとき、やはりゲーム依存症のような子供もいました。ただし、同じゲーム依存症であっても、二つに分かれていました。一方は、ゲームだけやってただの馬鹿になった連中で、当時からキーボードのブラインドタッチもできませんでした。それともう一方は、ゲームをつくる側に回った連中です。後者には、いまIT業界で成功している人も大勢います。ただし、数は圧倒的に少ないです。今の状況も結局同じことです。意味のないメールを50通も毎日打っていれば、頭も馬鹿になります。ブログでも、プロフでも同じことです。携帯電話をはじめとするいわゆる情報端末に関しては、子供達は家庭で初めて接する事と思います。そういう時代には、箸づかいを教えるように親が情報端末との接し方を教えるべきです。すくなくとも、そうした心構えがなければいけないと思います。詳細は是非私のブログをご覧になってください。
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塩谷さんのような方がもっと多くいたらいいのに。
と思います。
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at 2009-02-27 20:36
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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船長
at 2009-02-27 20:44
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ゲームにしろ携帯にしろ
「みんなが持っているから」が子供だけでなく親の側までもが 持つ持たせる理由にあげるのを見聞きするたび、 なんてメーカーにとってオイシイ市場なんだろうこの国は・・・と思います。 共に「親の楽のため」でもあるのですよね。 工夫や考える機会を奪っているように感じます。 いいんでしょうか?こんなことで・・・ いいわけないよなぁ・・・
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n_shioya at 2009-02-28 09:18
yutakarlson さん:
コメントありがとうございます。 いまは子供を育てるのに本当に難しい世の中になったと、気の毒になります。 難民といわれる地域でも、子供たちの目が輝いて見えるのは、化石人種の僻目でしょうか。
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n_shioya at 2009-02-28 09:19
けいこさん:
天国とはケータイもパソコンもないところだとよく思います。
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n_shioya at 2009-02-28 09:20
okdieさん:
常識的に暮すのは困難を伴うし、しかも下手するとお金もかかるものです。
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n_shioya at 2009-02-28 09:21
3号 さん:
そこを分析してください。
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n_shioya at 2009-02-28 09:24
船長さん:
昔アメリカの評論家が、“欲望を掻き立てる仕組み”としてメディアを分析していました。
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塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日)
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