何年か前から遅ればせながら、岡本太郎に夢中になってる。突然来た。
偶然本屋で岡本太郎が撮った日本の写真がとても良くてそれから気になりだして、イロイロと調べていくと偶然にも生まれが母親の実家の近所だったり、岡本太郎美術館が実家のすぐそばの民家園というところにあったり(岡本太郎は作品のほとんどを川崎市に寄贈した)で、勝手に親近感をもったりして、やたら盛り上がっちゃってとりあえず、こどもの城やら、数寄屋橋やらの太郎の作品があるところをまわったり、元アトリエの記念館(青山にある)にいったりで鼻息は荒くなるいっぽうであったのです。
そしてイロイロ調べて太郎の知識で頭をいっぱいにしてものすごい盛り上げた後、太陽の塔を見に行ったらものすごい感動してしまった。一緒に行った嫁は実家の近所にあって子供の頃から見て育ったので、
「何をそんなに感動しているのかわからない」
といっていた。あまりにあたりまえの風景過ぎて。
それもまたすごいと思ってしまった。その地元の人たちの馴染み具合も。「さすが優れた芸術作品だ」なんていいようにしかとれない。
そんな訳で、嫁の実家に帰るたびに万博公園に行っては太陽の塔をながめている。
いつみてもやっぱデカイなぁ。・・・とあたりまえのことしか思いつかないが、実際まじかで見るとデカイ。と言うかデカ過ぎる。
ベラボーにデカイ。
モチロン褒め言葉です。
一度実際まじかで見ることをお勧めします。
~今回の写真の説明~
今年の正月、無謀にも太陽の塔に挑む、奮闘努力の甲斐もなく派手さに欠けてるフロントマン。