昼過ぎぐらいにunitへ到着。
リハ後、ZAZEN BOYS向井氏とunitの小冊子用のインタビュー。
「飲み屋で紹介された時に、向井さんが機嫌悪そうにして帰りたがってたのが最初の出会いです。」と告げると「それは覚えてないけどそういうことは良くあるわ。」と笑っていた。
ZAZEN BOYSのライヴ。ROCKとFUNKがどちらのメーターも振り切りながら混ざる事なく、脳内を直撃する。そして、気づいたのだが、そこにmellownessをも携えているところが好きなのだと思った。極めていびつながら、極めてソウルミュージックなのだ。
久々のunitはステージが高く見晴らしがよく空調のせいか股間がスースーするなっと思ってたら、ライヴはあっという間に終わって楽屋にいた。
ソイルの二人、タブゾンビ&元晴はやはりしなやかにヤバかったし、向井秀徳はどこまでもThis is 向井秀徳であった。そして、ダンスしまくるフロアの熱狂はステージ上の炎に注がれるガソリンのようであった。
FUNKとROCKの最大公約数的極点。昨日俺があの場所に思い描いていた空間はそんなようなものだ。ZAZEN BOYSをメンバー全員一致で対バンに呼ぼうと思ったのも全員がそんなカタチを理想形のひとつとしているからだと思っている。
「あるといいながある」というより、「ありえねえながある」。
爽快痛快な体を揺らすグルーヴとFUNK爆破の連続を促すサプライズ。その爆破音の連続、反復にソウルを根こそぎ揺り動かす新しいグルーヴも産みだされる。そんないささか妄想じみたイメージが頭に浮かぶ。異常が正常、異常が正常、異常が正常。
笑いながら踊ってくれたらいい、と思う。
Unitに来てくれたみんなありがとう。
「FUNKバンドとして対バンしたい」という我々のオファーを意気に感じ快諾してくれたZAZEN BOYS。Funk-a-lismo!の盟友、タブ君、元晴君。DJの山名さん、瀧見さん。ありがとう。
ライヴ後、モツ鍋屋でモツや焼酎を腹に入れる。向井氏とアイドル→芸能人→ベッキー→ツアー→酒→長渕剛→レコーディングの様な順序、話題で一同語らう。何か楽しい事が起きそうな話の展開。
メンバー全員、先の事にしか頭がいってないのが頼もしい。モツ鍋→チャンポン→雑炊と堪能した。
ツアー終了。一度でもこのツアーに来てくれたみんな、そして関わった全ての人々に感謝したい。本当にありがとう。充実感は大きい。今まで感じた事のないグルーヴを感じた瞬間もあった。踊りまくり叫びまくりの奴らはやはりカッコよくロックンロールそのものであった。が、何も終わってはいない。いうなればこのツアーは熱狂発狂のさ中、Funk-a-lismo!という名の爆弾を各地で息を潜めるFunkyなロックンローラーのソウルの中にセットしていく、そんなツアーだった。
年も明ければ届くであろう、特殊な電子信号が書き込まれた銀色のディスクがその爆弾を爆破する為の特殊な音波を放つ筈だ。各地で起こるであろうソウル爆発の音が始まりの合図だ。Get the FUNK up!その爆発が多くのものを巻き込んで、どデカイ爆発になる事を願い、日々を進む。
ライヴ、来年出るCD。それから先もまだまだ続く。期待してください。
最後にこのブログを一度でも読んでくれたみなさんありがとう。ブログというものが何なのかいまだにわからないが、日記のつもりでつけた。こんなに日記を書いたのは生まれて初めてだ。ツアー中、集中力をうまく持続できたように思う。
それではまたどこかで会おう。
コヤマシュウ
ZAZEN BOYS
http://www.mukaishutoku.com/
SOIL&"PIMP" SESSIONS
http://www.jvcmusic.co.jp/soilpimp/