![]() こんなに凄い曲はそうはないんだ。 2001年真心ブラザーズ活動休止前のシングル。 僕の記憶が確かなら、当時のロック評論家たちはあんまりこのことにびっくりしなくって、売れてる他のブームの音楽の話ばかり雑誌に載せててさ。 僕は逆にその事にびっくりしてしまったんだ。 世の中のこと、これから来るかもしれない不安とか希望をこれほどドキュメントして僕らに警告した曲なんて他になかったのにね。 この曲を聴いたとき、 これから僕たちが迎える孤独とか暴力とか希望とか思い過ごしとか、そういったものが巨大なキャンパスの絵みたいに迫ってきて、つまりは倉持陽一って人の光と闇の祈りが、とんでもない質量で僕に降りかかってきたんだ。 あれから何年かたって、やっぱり世界はこんなになっちまった。 今はそのことについて語ることさえイケてないと思われる空気になった。 自分の命と祈りを語ることの何が悪いのだろう。 今からでも遅くはないだろう? このシングル盤は探せばどこでも手に入るはずだよ。 僕らは闇を知ってる。 あいつはとんでもねえ奴だ かないっこないくらいムチャな奴だ <それじゃダメだ。闇から目を逸らした瞬間、その逸らした角度ぶんの闇が新たに生まれるだろう?> わかってる わかってるけど僕は怖いよ!! 「真心ブラザーズ・人間はもう終わりだ!」 おい人間!もう終わりか!? おい人間!もう終わりか!? にんげんにんげんにんげんにんげん…… |
by samboblog
| 2008-09-30 14:24
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