なんとこの日、ありえない情報を耳にしたご一行。なんと、ハリケーンが来るらしい!!ハリケーンって言ったら、あの大惨事を引き起こしたカトリーナを思い出したの。正直ちょっとびびったあたし。夕方にスキーを終えて、とりあえず、R&V車では、お風呂がまともに入れないという事で、人伝いで聞いたホットタブを目指しました。
すると!!!!!!
雨、雪、風で、道も悪かったせいで、R&V車が脇道にはまってしまったの!!!タイヤが泥道にはまって、空回り状態!!しかも、普通の道で、でもめったに車が通らない所。絶景は絶景なの。360度なーんにもないからね。ハリケーンくるし、R&V車はでかいから、風を受ける面積が広いでしょ?だから、倒れる事もめずらしくないのね。そこで、RioやTaichi、あと男の子2人で、葉っぱや枯れ木やらをタイヤにしいたり、押したり引いたり、あの極寒とふぶきの中、1時間以上頑張ってくれた。でも、R&V車、まっっったく動かず。。。
結局そこで一夜を過ごすことに。。。風がすごくって、寝ようと思っても、倒れるんちゃうか??ってほど揺れて、まともに眠れず。。。
次の朝、AAA(車の救急車みたいなの)を読んで、無事救出されました。んで、せっかく来たんだし、やっぱりホットタブを目指して、進みました。
ありえない!!! 絶対気付かへんって!!! 道路からは見えないの。でも、車が急に何台か止まってて、すっごいぐちゃぐちゃな道を歩いて、やっとついたら、そこになんかね、石で作られた温泉がありました。あったかかったよー。最初ね、アメリカ人さんがたくさん入ってたんだけど、さすがアメリカ人、男女共に、素っ裸(笑)!!!しかもぎゅうぎゅう詰めで。 おもわずあたしも、「Wow!!!」って叫んじゃったよ(笑)☆あたしは足湯にしました。
暗くなってきたので、あたしともう一人の女の子で、また過酷なぐちゃぐちゃ道を進み、おもいっきり足を泥の中に突っ込み、ようやくR&V車に到着。その女の子が鍵を持ってて、開けようとしたんだけど、なかなか開かないのね。「まぁ〜ゆっくりやればいつか開くよぉ!」とか笑いながら。
すると。。。
ふと横を見ると。 ん? 犬??? え??犬?? dog??? なんで???
でっかい二匹の犬が、いつの間にかとなりに。 え?飼い犬?? いやいや、めっちゃ普通の道やし、この辺家も何もないし。。。 ん??
Juno: 「なぁなぁ、犬がいるで。」
Girl : 「え? えぇ?!きゃぁーーーー!!!!」
その彼女の声に、さらに近付いてくる。目を見ると、あきらかに普通の目をしてないの! そう、野犬ですっ。半端なくでかいの。血の気がさぁーーって引いていくのを感じた。
彼女は鍵を開けるのに必死。あたしは野犬の動きをみはってて、でも目を見るといけないって聞くし、しかも動くものにとっても敏感なのね。だから、じーーーーっとしてたんだけど、どんどん寄ってきて、なんと体に体当たりしてきたの!! あたしね、生まれて初めて、生命の危機感じました。すごいよ、なんかね、やたら冷静なの。心臓とかどきどきしないんだよ、すべてが静かなの!
その時、あたしはR&V車の後ろに、上に上るようのはしごがついてた事を思いだしたのね。んで、彼女に、鍵はとりあえずいいから、上にのぼろうと提案。野犬たちがちょっと目をそむけた瞬間に、そーっと移動して、上り始めた。すると、その動きに気付いて、タッタッタッて走ってくるの!!急いでのぼって、でもまだうちらを見てるのね。ありえん!!めっちゃこわい!!
んで、やっと男の子達が戻ってきて、車の上から、野犬警報を伝え、野犬がいない事を確かめて、無事、中へ入れました。
いやぁぁーー、ありえん。まさか自分が野犬に会うなんて、想像もしてないし、すっごいレアじゃない??いつ自分の身に何が降り掛かってくるかわからんね。ほんまにこわかったさ!!!今思い出しても、こわひ。。。みなさま、ご注意を!!