Hasta La Vista Babies

Loco Holidays、Starwagon、Penpals。
そのサウンドの中心を作り出してきた双子が新たに奏でる音は、過去の経験の全ての要素を一度溶鉱炉にぶち込み、「また会おうぜ、ベイビー」の言葉通りに再生、いや、新たに構築されつつも微妙にターミネートされた
ミュージックである。
しかし、一番最初に創られた曲に於いて「ロックはいいや、もう、、。」と謳っているように、所謂ロック、ロック云々、等などを語る事にほとほとうんざりしているようで、音も歌詞も言ってみれば則天去私である。
とはいえ、紆余曲折を経ても、結局のところこの二人のギター&ドラムが創り出すものは永劫回帰、ロックというフォーマットになってしまう、もしくはそれしかできないのかもしれないが、そこがまさに則天去私である。
兎に角、この二人の過去を知る者は必聴、知らない者でも不思議とノスタルジックな気分になる音を一度ご賞味頂きたいものである。
オフィシャルHP:

by rocknogakuen
| 2009-07-04 12:44
| 職員室