制作日記

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哲史的ミックス編

今日は楽曲制作過程の後半、ミックスについて書きたいと思います。
僕的ミックスの考え方は、
料理でいうと、切ったり下ごしらえした食材に、
火をとおしたり、味付けする作業
(ちなみに盛り付けはマスタリング)
顔で言うと整形手術
(ちなみにメイクやスタイリングはマスタリング)。

曲がなんとなくかたちになったら全部マルチでバウンスします。
その際リバーブや空間系ははずしておくと後で自由度が広がります。
作曲の延長でミックスに入ってもいいのですが、
やること多すぎて、いつまでたっても完成しません。

書きだしたオーディオを新しいプロジェクトに立ち上げます。
すべてのフェーダーを半分まで下げます。
出したい音のフェーダーを上げます。
打ち込みやダンスミュージックをつくっている人は、
プリプロの段階でついでにミックスしているので、
音量調整だけである程度いけます。
必死にこねくり回すより、意外とオリジナルの素材が良かったりします。

必要ならEQやコンプで整えます。
聴こえない音域でもカットしとくとスッキリします。
音量が大きくなりすぎたら再度すべてのフェーダーを下げます。
調整を繰り返します。

完成に近づいたらマスターにコンプを入れて、
リファレンスと聴き比べて理想に近づけます。
作業中はまっすぐになって行き止まりに入りがちなので、
一旦手を止めて、頭をリフレッシュすると視野が広がり
近道を見つけることができます。

好みの音になったら完成。
あくまで追いすぎず、トリッキーな出音を心がけています。
なんでこの音こんなに出しているのだろう。。。もしかしてバランス悪い?
と気になるくらいが、印象づいていいと思います。


by rkdj | 2016-02-11 18:34 | Tetsushi Hiroyama