今日までの展示だった、松本陽子&野口里佳展を見に新国立美術館に行ってきました。


今日は心地よい温度で秋晴れ、いいインスピレーションの栄養補給になりました。
展示室の入り口で入場券見せたときガムかんでたら、ティッシュペーパーとゴミ箱を差し出されたのがおかしかったわ!
『光』というテーマで写真家と画家の二人の作品がそれぞれ分かれて展示されていたんだけど、写真の方が物語のある緻密な絵みたいに見えて、絵の作品は遠目から見ると淡いぼかされた写真のような印象でした。絵の具のチューブからそのままキャンバスに描いてるのかなとか、布で擦ってぼかしたりキャンバスを傾けて絵の具の流れを出してるのかな、とか、つい描き方も研究してしまいます。
いい美術館に行くと、つくづく絵や写真は二次元の作品だけど『空間』だなぁと実感します。大きな白い真四角の部屋に同じ作家の作品がいくつもあるとすると、それぞれの作品が対話していたり見る角度や距離によって違って見えたり。二次元の作品から三次元の効果が生まれる。素敵ね。
同じく新国立美術館ではハプスブルグ展をやっていたのでそれも覗いてみました。
それこそ『空間』という角度から言うと、こういう王家や貴族のコレクション系って、実際にそのコレクションのある宮殿や現地の美術館も作品の一部だと思う。なので、はるばる日本に来て頂いた作品たちだけど、大物外人アーティストの来日ライブを見ているように、なんだか作品たちが本領発揮できていないような、ただ『壁にかけられてる』という印象でした。もちろん、作品自体はヨーロッパ各地からの素晴らしい一流品や名画たちでしたが。日本の天皇から送られた画集などもコレクションに入っていて、驚きでした。
そして夜はカメラマンのお友達koomi kimさんと野菜レストラン
『やさい家めい』へ..

ずっと行ってみたかったので予約がとれてよかった^^

くみさんのお友達のデザイナーご夫婦(私と同じロンドンのセントマ大学卒の方たちで!)と久しぶりのレオ今井っちも参加して、野菜料理とワインを楽しみました。