ストレッチ!


急に涼しくなりましたね。
ひょっとしたらこのまま冬に突入?!
なんてこともないと思いますが、今年の秋は短いそうです。


最近、いろいろ考える事があってブログが書けませんでした。
ごめんなさい。。。

考えることってなあに?

多くの方と同じです。

仕事の事、家庭の事、いろいろなことです。
特に仕事が大半なんですが。。。。

その中で、ふと、皆様は知っていらっしゃるかな?と気付いたことがありました。


健康と美容に関わる、知っているようで、実は知られていないことについて、
少しずつですが、皆様にご紹介していこうと思います。

本日はその第1段として「ストレッチ」について、です。

ストレッチはご存じですよね。
スポーツの前や後で行っているあれですよ。

皆様はどのように行っているでしょうか?

お聞きしたいのは、一つのポーズをした時に
どのような時点でやめられているのか?という事です。

ひょっとしたら8~10秒数えてやめられている方が多いのではないですか?

このように一つの目安として時間や回数がありますね。


しかし、本当は正しくないんです。
人に教える時、簡単で分かりやすいことが一番というようなことが
世の中では常識になっているようです。

たとえば、雑誌や書籍、テレビなどの紹介がそうです。
「どの方向にこするんですか?、何回こするんですか?、」
「分かりやすくする為に回数や方向は統一しましょう」などなど。。
なんか変でしょう?

だって人の顔は、それぞれみんな違うんです。
ましてや、お顔の状態も、個人で全く違うんです。
それなのに回数まで同じ???


本当は「なぜこするのか。」「なにを目的にしているのか。」
だから「こうなったらやめる。」だとか、もっとサイエンスであるべきなんです。

ところが、難しいと読まないとか、分かりにくいとダメだとか、
確かにそれはそうかもしれませんが、事実を曲げてはいけません。
一番大切な確信が見えなくなってしまいます。

私はそのようなことがないように丁寧に仕事を進めようと考えています。
たとえ、売れなくとも、誰に相手にされなくとも、です。

さて、ちょっと話が脱線してしまいましたが・・・。


私たちは、ストレッチでなにをしているんでしょうか?

筋肉を伸ばしている。
伸ばすことで筋肉を緩める、柔軟にする事が目的ですね。

ここで一つ重要なことを知って下さい。
筋肉は伸ばされると伸張反射が起こり、逆に縮むんです。
ご存じでしたか?

勿論、ストレッチを行う強さや時間によっては、反射が逆転してゆるんでくるのですが、
その強さは、人によって異なるということなんです。

つまり、10秒と決めてストレッチを行うならば、
逆に身体が緊張してしまった状態のままになる、ということも有りうる、
ということです。

ですから本来は、この反射の事を明確に分かりやすく説明し、
ストレッチの効果と目的、そして目指している反応を
知ってもらうようにすべきなんです。
専門のトレーナーや、筋肉を対象にしている治療家の方ならご存知だと思います。
いや、ご存知ないかも・・・?


という訳で、まず、ストレッチの目的は、
筋肉を緩め、柔軟性を回復し、循環を改善することです。

ところが、ストレッチを始めてすぐには、
筋肉は反射を起こして一時的に緊張します。

その後、時間経過とともに反射は逆転して筋肉はゆるんでいきます。

つまり・・・
「10秒伸ばしなさい」ではなく、
「ゆるんだのを感じてからやめなさい」「ゆるむまでやめてはいけません」
が、正しいのです。

いかがですか?

一言で、ストレッチと言っても、その神髄は深いのです。。。


日頃行っているストレッチですが、
正しい行い方を意識したなら、その効果は格段に違ってきます。

この続きは次回へ。

「反射の逆転」についても、次の機会に詳しくご説明しようと思います。
楽しみにしていてくださいね。


感謝 中辻 正
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中辻正 ブログ


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