『分とく山』にて和食!
2012年 05月 27日
つい先日、患者さんのご紹介で
南麻布の「分とく山」に行ってきました。
ご存知の方も多いかと思うのですが、
野崎洋光さんと言われる超有名な板前さんがいらっしゃるお店です。
お写真はコース料理の中のほんの一部ですが、
単品はなく、1コースのみのお食事でした。
野崎さんの周りには、修業をされている若い男の子たちが、
手際良く料理を盛り付け、お膳の支度を行い、
お客様に粗相のないように気を配っていました。
野崎さんはその中心で、ただニコニコとしていたのが印象的でした。
若い子に尋ねました。
中辻 「何歳ぐらいから修業に入るんですか?」
おにいさん 「20歳ぐらいからです」
中辻 「えっ」
おにいさん 「今は専門学校を出てから仕事に入るのが多いんです」
中辻 「中学生卒業とかで入らないんですか?」
おにいさん 「今はほとんどが、専門学校を出てからです」
正直、時代が変わっているのを感じましたね。
私の若い頃の「修業」とは、中学を卒業して入ることが多かった気がします。
10代の半ばから修業に入るんです。
今は20歳を過ぎてからのようです。
それがよいのか悪いのかは別として、時代の移り変わりを感じました。
そして、一人前になるには、最低でも10年は掛かるとの事。
この年数に関しては、私たち治療家が一人前になるのと同じくらいです。
やはり、何事も10年はかかるんですね。
最近は2~3年で先生と呼ばれている方も多いようですが・・・・
これも時代の移り変わりでしょうか・・・・
このような会話を交わしながら、楽しく和食をいただきました。
こういうお店は、何と言っても、カウンター席がお薦めですね。
あぁ、久しぶりの本格的な和食。
心がホッとするのを感じました。
皆さんもぜひ一度、お足を運んでみてください。
日本の和食が世界一だと、きっと感じるに違いありません。
感謝 中辻 正