すんません。
毎度の事ながら更新が遅いですね。
やる気が失せて来ているわけではありません。
時間の流れがちょっと早く感じる今日この頃です。
突然ではありますが、この世の中の全ての事象を簡潔に言語化出来るなら、あっという間に平和になっておりますね。
なんとなればあー。きちんと言語化出来ないから、音楽とかあるんじゃねえかちきしょー。逆に言えば、音楽を完璧に言語化出来るのであれば、それは『音楽』である必然性もなくなっちゃうわけですよ。うっしっし。
そうは思われませんか?
思われませんか?
…ガブリ。
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そんなわけで、『わすれもの』のジャケットもなんとか出来上がりました。
時間に追われた分、スピード感を持ってやってたんですが、色んなタイミングが手伝ってくれて個人的にはよろしいものが立ち上がって来たと考えてます。
毎度の事ですが、アルバムの制作が終わったらホッとするかなと思ってたら、大間違いなんです。実はそこからがまた大変なんですね。いやまあよく考えたら当り前ですよね。
思い起こせば、セカンドアルバムをリリースする辺りまでは、いくつかの雑誌にレビューが載る以外は、インターネットも今ほど普及していなかったわけで、フィードバックらしいものなんてほとんどなかったですし、どうなんだろうなあ…こんなもんなんかなあ…よくわからんなあ…まあ地方在住だしなあ…仕方ないかあーみたいなノリで生きておりました。
そんでまあ、どうせ何やってても大した評価も無いんだろうなー…確かにそんなに目立つ事やってるわけじゃないし、ダンストラック作ってるわけでもないしなあ…まあそれならいっその事、状況(?)とか流行りとか関係なく(元々そんなに関係ない方ですが)好きな事をやってしまえーとか考えながらウダウダ作ってたのが、『レッドカーブ』というアルバムだったんですが、ハラカミ及びサブライムレコードの「どうせ大した反応はないであろう」という共通認識に反して、リリースされたらジワジワながらドタバタとリミックスやらライブのオファーが来始めて、いきなり仕事量が飽和状態になってしまったわけです。人生のパターンとして、ここでハラカミが10〜20代前半とかだったら、変な自信とかプライドとかが出て来て、一気にダメになるパターンも考えられるわけですが、その時は既にハラカミもまったり30代だったので、それまでもダラダラやってきたものですから、突然仕事のスピード感を上げる事なんて出来ないわけです。むしろここから余計に自分なりのペースを死守するしかないと感じたので、あれやこれやと仕事をこなしてるだけで、1〜2年なんてあっという間に経ってしまったりもするわけです。
そんなこんなで、今更になって「やっぱり継続は力なんだなあ」などと感じる今日この頃です。
さて、『わすれもの』は、皆さんにどんな風に迎えられるんでしょうか?
もしかすると、『lust』をリリースする前に、『わすれもの』に近い形のアルバムを作る事は可能だったのかもしれませんが、やっぱり『lust』を作り終えないと、『わすれもの』も世に出せなかったんではないかと考えていますよ。
うっふっふ。
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なんて書きつつ、3月の頭に、アルバムのマスタリング作業をして来ました。
『lust』に引き続き、『わすれもの』の仕上げも、日本屈指のマスタリングエンジニアである、
小鐵徹氏にお願いしました。
そんで小鐵氏のスタジオにてツーショット写真も撮りました。
相変わらずビビります。素晴らしい仕事です。大感謝の大尊敬です。
と言いつつハラカミは視線が明後日の方向を見ております。
でも、本当にありがとうございます!またよろしくお願い致します!
とか言いつつ、『マスタリング』とはどういう作業なのか?なんて質問するのはやめてね。前にも書いてるから。
そんなわけでそれでは。