はい。こんにちは。
突然ですが、
坂本美雨さんに『喋らなかったら素敵なのに!!』なんて言われた事がある、ハラカミと申します。
すでにお気付きの方も多いとは思いますが、ハラカミは音楽と人間性にかなりのギャップがあるんだそうです。ハラカミの音楽を先に聴いて、その後に実際に会って喋ってみると、ほぼ100%の人がそう言います。逆のパターンでもやはりそうです。でもわざと演出してるんじゃないんです。ハラカミは、そんな事が器用に出来るタイプでは断じてありませんぜ。
そんなわけで、実は今まで皆さんには黙っていたのですが、ハラカミはつい先日、
アサチャン&巡礼のリーダー(実は東京スカパラダイスオーケストラの『元リーダー』でもあります)である、朝倉弘一氏と京都で呑みました。
朝倉さんは、いつもハラカミを励ましてくれます。本当にいつもありがとうございます。京都駅の八条口近辺にある、切ない居酒屋にて『
いいちこウーロン割り』をガブガブ呑みました。
ハラカミ邸で泥酔い状態の朝倉氏
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『ぼかーね。正直言うとハラカミ君と
スズキスキーの仲を妬いてますよー!』なんて言ってくれておりました。
梨本です!
ちなみに
アサチャン&巡礼のアルバムにハラカミが参加している事は御存知の方もいらっしゃると思いますが、3年ほど前にDate Course Pentagon Royal Gardenというバンドのハラカミ-リアレンジにて、朝倉さん本人による菊地成孔氏へのメッセージを使わせていただきました。
ちなみにこのリアレンジには、くるりの岸田繁氏の電話メッセージも入ってます。彼は留守でしたが。
興味のある方は是非。
そんなわけで朝倉さん!!また一緒に呑んで下さい。
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そんなわけで、『そんなわけで』という言葉が大変多いわけですが、前回の続きっぽく始めてみます。
こうやって、この文字を読んでいるみなさんは、『言葉』を当り前の様に駆使しまくりつつ、このインターネット地獄をさまよっておられる事と思います。
この普段当り前の様に使っている『言葉』が、言葉になる前には、自分の身体の中にある『気持ち』というのがまず一番最初にあるはずですよね。そうですよね?そうじゃない人っていないはずですよね?
で、その『気持ち』を他者に伝える為に『言葉』に置き換えているわけです。しかも瞬間的にね。
あまりに瞬間的で忘れてしまっている方もいらっしゃると思うので、わかりやすい例を書きます。
痛かった時は『痛み』を感じたから、『痛い』という言葉に変換して表現するわけですね。『ほぎゃッ』とかわけのわからん事を言っても、第三者にはその『痛み』を伝える事にはならんのです。しかも、どこがどう痛いかを他者に伝えるのはもっと大変です。なぜなら自分自身にしか、その痛みはわかりえないからなんですね。
要しますと、『痛み』でも『喜び』でも、自分の本当の気持ちなんてものを他者に完璧に伝える事なんて出来ないって事なんだと思うんですよ。そういえば
矢野顕子さんが去年出したアルバムのタイトルは『ほんとのきもち』でしたね。すぐ話が逸れますね。すいません。
でまあ、とにかくやっぱりあくまで『言葉』ってのは、『本当の気持ち』に一番近いモノ、でしかないはずなんです。
ですから、あんまり『言葉』そのものを信用し過ぎると、どうしてもおかしな事になっちゃうわけです。
そんなわけで、とある雑誌での
青山陽一氏の発言に対して、ハラカミがわざわざ曲解して返答した事は、やはり迂闊だったなあと考えてます。
青山氏が、決してハラカミの音楽を「ダメだ」と発言したわけではない事はもちろん承知しております。でも『言葉なんてどうとでも取れますよね』という事が伝わるかなって思いつつ、わざとハラカミは曲解発言したわけです。ダメ押しで『キャハッ』という言葉を付け足してみたんですが、やっぱりそういう事はしない方がいいなって今更ながら思いました。青山氏及び、青山氏のファンの皆様、大変しつれーしました。
というわけで、やっぱり言葉はむずかしー。
テヘッ
で、来週はバルセロナに
パエリアでも食べに行ってきまーす。