今週のピックアップブロガー

クオリティの高い写真や憧れのライフスタイル、心癒されるペットやおいしい料理まで!
エキブロには素敵なブロガーがいっぱい!そんな人気ブロガーに直撃インタビュー!

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「アジアXのブログ」のasiaxさん登場!

「アジアXのブログ」のasiaxさん登場!_c0039735_1324264.jpg子どものころに見たようなどこか懐かしい風景、飾らない人々の素朴な笑顔――。
ガイドブックには載らない東南アジアの何気ないひとコマを切り撮った写真とともに、現地の人々との出会いや心やさしいエピソード、町の素顔をつづったエッセイ風の文章が魅力的です。
そんなアジアのやさしさに触れ、「私も行ってみたい」と思う読者も多いはず。
今週は、“アジアに魅せられた旅人”、「アジアXのブログ」のasiaxさんに登場してもらいました。

エキサイトブログ編集部:いつもご利用いただき、ありがとうございます。ブログをはじめたきっかけは?
asiaxさん:こちらこそピックアップブロガーに選んでいただきまして本当にありがとうございます。
私はブログをはじめる前にホームページを持っていましたが、また新たな「たび」をしたときの写真や情報をいち早く更新できる、いわば雑誌のような存在として使うことを考えていました。でも、その使い勝手のよさと、訪問された方々からの反応の速さに、今はほとんどブログのみを更新しています。

エキサイトブログ編集部:ご自身のブログを紹介してください。
asiaxさん:東南アジアの中でも有名寺院や世界遺産などの観光地とは違った、もっと現地の人々の生活に近い風景、それは市場であったり、路地裏であったり、そこで出会った人々に焦点を当てています。また、これからアジアをたびされる方々に参考になるよう宿泊した宿の様子や、屋台や食堂で食べた料理をたびした当時の金額とあわせて紹介しています。

エキサイトブログ編集部:ブログを通して得たもの、新しい発見は?ブログのよさは?
asiaxさん:私が書いた記事にコメントをくださる方がその記事に関する情報を追加してくださったり、また新たな情報を提供してくださったり、情報の発信者でありながら、実は皆様からいただいたものが非常に多いと感じています。事実、ブログをはじめてから興味の幅がずいぶん広がりました。
 
エキサイトブログ編集部:自分をひとことでいうなら、どんな人?
asiaxさん:少数派でしょうか。

エキサイトブログ編集部:会ってみたいブロガー?
asiaxさん:盛岡からアジアの風景や人々のやさしさを発信している「sabaydee life」のrimさんと、空や海、そして体にやさしい食べ物が印象的な「One Octave」のblack-dolphinさん。
お二人と私はほぼ同じ頃にブログをはじめ、コメントのやりとりがはじまったのも同じ頃、また同じ記事の中で励ましあい、支えあいながらやってきましたので、パソコンの中から飛び出たような、そんなつながりを感じています。
私のブログに残してくれたお二人のコメントも印象深いものばかりです。

エキサイトブログ編集部:一番好きなこと(モノ)、ハマっていることは?
asiaxさん:やはりアジアの国で好奇心旺盛な子供たちに囲まれ、ぎゅうぎゅう詰めのバスの中で現地の人たちと移動して、路地裏で声かけられた人の家にお邪魔して、言葉や宗教、民族の壁を乗り越えて気持ちで心伝えあう瞬間が好きですね。

それと、2年ほど前に陶芸家の知人からいただいた焼き物に触れて以来、人の手でつくられた焼き物や織物、また人の手で大切に使われてきた骨董品に興味を持っています。
形が微妙に歪んだ器や糸の太さが異なる織物、つぎはぎされた布など見ていると、つくった人や使われた人の思いが伝わってくるような気がして、大事に使い続けていきたい、という気持ちが芽生えてきました。

エキサイトブログ編集部:夢は?
asiaxさん:もう夢を追いかけるほど若くもありませんし(笑)。ただ、私のブログを訪問された方がアジアに興味を持ってくださり、そしてアジアをたびするきっかけを提供できたらうれしいです。夢を追いかける誰かの背中をチョンと押してあげられるような、そんな存在でありたいです。

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エキサイトブログ編集部:東南アジアの素朴な風景、人々の素顔をとらえた写真と記事の数々ですが、asiaxさんにとって、アジアに魅せられたきっかけやその魅力は? また、記事アップの際に心がけていることなどがあれば…。
asiaxさん:これは以前、私のブログでも書きましたが、私が幼い頃はまだベトナムはアメリカと戦争をしていて、カンボジアでもポルポト政権の中で悲しい時代があって、アジア各国で悲しい事件がたびたびニュースで報道されていましたから、学生の頃まではアジアをたびしようとは考えてもいませんでした。
社会人になって、幸運にも国内で開催された国際交流に参加する機会がありまして、そこでタイやインドネシアの人たちと仲良くなり、みんなから「私たちの国にきてください」と誘われていましたので、仲間たちに会いに行くことがアジアをたびするきっかけとなりました。

それからはもっと多くの人と出会いたい、もっと知らない風景を見てみたい、もっと遠くへ、もっと奥へ。そんなもっと、もっとが積み重なって、タイ、ラオス、ミャンマーのゴールデントライアングルを国境ゲートを通過しながら移動したり、タイの少数民族の村を訪問したり、ミャンマー東部のシャン州へ鉄道に乗って移動したり、カンボジアの湖上集落を訪問したり、そのようなたびを繰り返していました。
そこで人なつこい子供たちや、人々のやさしさにいくつもであい、市場では足踏み式のミシンや炭を入れたアイロンなど懐かしい風景を目にし、そして目の前で調理される屋台の安くておいしい食べ物に魅了されました。そんなアジアの素朴さや人々のぬくもりを伝えたい、それが私のブログで紹介している写真であり、記事であります。
仕事もあるため長いたびはできませんが、アジアの空気に包まれたくて年に2回くらいは東南アジアをまわっています。

また、記事のアップの際には、訪問された方々がアジアに行ってみたい、と思っていただけるような内容にするよう心がけています。もちろんアジアのたびはいいことばかりでなく、ぼられたり、怖い思いをしたり、トラブルもつきものです。でも、そのようなことを書いても、訪問された方にとっても楽しくないでしょうし、書いている自分自身も楽しくないです。このブログの中では、皆様と一緒にアジアのやさしい風景に包まれたらうれしく思います。
 
「アジアXのブログ」のasiaxさん登場!_c0039735_13235037.jpgエキサイトブログ編集部:生活の中で大切にしている時間や癒される瞬間などは?
asiaxさん:最近は航空運賃が高くて、これからますますアジアへのたびが遠のいてしまいそうなので、日本に居ながらにしてアジア気分を味わおうと、アジアの布や雑貨を買い集めて家の中を飾っています。その雰囲気の中でアジアの調味料や食材を使って、アジアっぽい料理をつくって食事を楽しんでいます。たまにではありますが、友人たちと会うときにもそんな料理を持参して、みんなで楽しんでいます。

エキサイトブログ編集部:数ある作品の中でご自身が気に入っている作品、また、読者に評判だったポストは?
asiaxさん:●2007年9月15日 「小さな贈り物」 カンボジアのトンレサップ湖で出会った小さな少女からもらった小さな贈り物の話です。本当の豊かさって何だろう、と考えさせられました。

●2007年9月1日 「置き去りの腕時計」 たびさきではいろいろ忘れ物や置いていったものがありますが、インドネシアのボゴールの友人宅に残していった腕時計は特に深い思い入れがあります。それを買ったときのエピソードや友人とのやりとりを記しました。

●2006年5月3日 「」 バリ島のウブドの軒先ですれ違った父娘との左手にまつわる話。左利きの私にとって、ハッとさせられた瞬間でした。

●2006年3月21日 「ありがとうとありがとう」 インドネシアの人たちが何度となく口にしたTerima kasih(ありがとう)の言葉。日本でも、他のアジアの国でも、いっぱいいっぱい声に出したいと思いました。
 
「アジアXのブログ」のasiaxさん登場!_c0039735_13244620.jpgエキサイトブログ編集部:一番したいことは?
asiaxさん:まだ行ったことのない場所を訪問して、ひとりでも多くの人と出会いたいのと、今までのたびの中で出会った人たちと再会したいです。

エキサイトブログ編集部:最近の気になるニュースは?
asiaxさん:やはりアジア情勢のニュースが気になります。特に昨年のミャンマーでの事件で日本人ジャーナリストが亡くなられていますし、今年も台風の被害があり、現地に友人がいるだけに気がかりです。
 でも、暗いニュースの中に埋もれてしまった、世界各地のグッドニュースを追い求めたいですね。

エキサイトブログ編集部:ブログに訪問してくださる方にひとこと!
asiaxさん:ぜひ、私のブログの左サイドバーにあるLinkやエキサイトブログを訪問していただきたいです。個性的なすばらしいブログをお持ちの方がたくさんいらっしゃいますので、それらの中からぜひ皆様のお気に入りブログを見つけてほしいです。

エキサイトブログ編集部:ありがとうございました。


【asiaxさんが好きなブログ、気になるブログ】

★「やべこの小部屋」 
ほのぼのとしたアジアの写真と、家族のことについて記されたユーモアたっぷりの文章に、時に笑いがこみあげ、時にしんみりさせられホロリとしてしまいした。

★「ギャラリーもっこ堂」 
絵でアジアの風景や女性たちを表現されるmoccoさんのブログ。大胆な色使いと女性たちの微笑みがとっても印象的。
 
★「Traveler-tongzo」 
写真1枚1枚のクオリティが非常に高いとんぞーさんのブログ。私もアジアでこんな写真が撮れたらいいなあ、といつも思います。

★「写真でイスラーム」  
イスラム世界の写真と情報がいっぱい詰まったmiriyunさんのブログ。美しきイスラムへといざないます。

★「indigo日記」  
日本の古きものに魂を吹き込むindigoさんのブログ。アジアから日本に目を向けるきっかけをいただいたのもindigoさんのおかげです。



【asiaxさんのライフログ】

ラングーンを越えて
/ ワーナー・ホーム・ビデオ

私のブログでも取り上げていた映画「ラングーンを越えて」のDVD化が決定しました。1988年の現ヤンゴンで起きた軍事クーデターを題材としていますが、この映画をご覧になられたら、昨年のヤンゴンで起きた事件が見えてくると思います。


草手帖
かわしま よう子 / / ポプラ社

「踏み潰されても立ち上がる雑草のように生きろ。」そんな父の言葉を思い出しました。誰からも注目されることはなくても懸命に生きる人々を追い続ける、そんな自分のブログとつながるものを感じました。


半農半Xの種を播く―やりたい仕事も、農ある暮らしも
/ コモンズ

農のある暮らしと自分らしい生き方を実践するための本。これからの人生を模索する上でのバイブル的な存在です。


美しいもの
赤木 明登 / / 新潮社

14人のクリエイターと著者のそれぞれの美しきものを紹介しています。美しいって何だろう、あらためて考えさせられました。


ブルー・オーシャン戦略 競争のない世界を創造する (Harvard business school press)
W・チャン・キム / / ランダムハウス講談社

競合相手のいない分野で成功を見出す戦略を数々の事例で紹介。ビジネス本ですが、ブログの中でも役立つような気がします。


asiaxさんの「アジアXのブログ」を読んでみましょう。
by blog_editor | 2008-08-27 16:17