「わたくし、こんな絵をかいてます~Look at my ART!」のsichihukuさん登場! 2007年 08月 07日
エキサイトブログ編集部:いつもご利用いただき、ありがとうございます。ブログをはじめたきっかけは?
sichihukuさん:ずっと誰にも見せず描き続けていた絵を、不特定多数の方々に見てもらいたかったのです。
ブログは家にいながら日本中、海外にも届くので、一番手っ取り早いかなーと。
いい方法だと思いました。でもいざやろうとすると腰が重かったなぁ。
丁度、我が家全体が大殺界に突入したような…本当にやぶれかぶれな時期がありまして、切羽詰まった二年前。どんな方法でもいいからとにかく「外に出なきゃ」と。
それがきっかけでしたね。ドンと背中を押された、っていうか蹴られた(笑)。
エキサイトブログ編集部:ご自身のブログを紹介してください。
sichihukuさん:自分の作品紹介ブログ。新しい作品が出来たらブログに載せています。
あと最近の活動報告にも使っていますね。成長記録にもなっていて面白いの。
「去年の今頃、まさかこんなことになっているとは夢にもみなかったよな」とか!
最近は色んなものに挑戦もしています。楽しんでいる様子を見ていただけたらいいかな。
読者の方が「血が通っているブログ」と褒めてくださったので嬉しかったです。絵を描くのは生活であり、私そのもの。ブログもそうあってほしいと心こめて毎回投稿しています。
寄せられるコメントのやりとりも楽しい。みんな優しく愉快です。
エキサイトブログ編集部:ブログを通して得たもの、新しい発見は?
sichihukuさん:出会いですね。人との出会い。
ブログを見て個展へ来てくれた人や、絵を購入してくださった人もいました。はじめてのお客さんになったのです。日中合同の展示会へ日本人招待作家として出展することもできました。
それを見に行ってくれたブロガーさんもいましたよ。
私と同じくフリーランスで頑張っている女性たちとも知り合えたし、普段の生活なら出会うことのなかった職種や考え方を持つ人たちとの交流もありがたい。
コアな音楽好きの友人もできました。
ブログが縁でしたお仕事もいくつかありましたし、得たもの、発見はたくさんあります!
エキサイトブログ編集部:ブログのよさは?
sichihukuさん:やはり気軽に投稿できる所じゃないですか?
アクセスもしやすいし、反応もいち早く見られる。
エキサイトブログ編集部:自分をひとことでいうなら、どんな人?
sichihukuさん:「楽天的なバカ」。
最近の物忘れのひどさったらなくて、全国平均よりものすごいスピードで脳細胞が破壊されてる気がする。でも、嫌なことも悲しいことも、なんとな~く端に寄せられて、ぼや~っとしていくんですよね。本当に何があったかさえ忘れてしまうので、おかげで前向きに楽しく暮らしています。
大事なことはメモしてたら生きていける!
エキサイトブログ編集部:会ってみたいブロガーは?
sichihukuさん:「墨娯游帖(ぼくごゆうちやう)」の書道家、こばやし鷺游さん。
この方の書がとても好き。美しく味があって洗練されて一番好き。いろんな場面で活躍されていてとても刺激を受けました。彼女のようになりたい。あこがれの存在であります。
「国際派アーティストのアイディア帳」の古本画家&イラストレーター 中内渚さん。
私がブログを始める前から知っていた同世代の画家さん。
常に一歩前を歩いている感じがします。展示会、観に行ってみたいなぁ…。
エキサイトブログ編集部:一番好きなこと(モノ)、ハマっていることは?
sichihukuさん:ヨガ。一にヨガ、二にヨガ。
といっても始めてそんなに経っていませんが、慢性の肩こりも改善され、運動不足も解消!
体もスッキリしてきて驚き。やみつきになっています。
極めたいですねぇー。絵にもいい影響になれば一石二鳥(笑)。
エキサイトブログ編集部:夢は?
sichihukuさん:絵を描き続けること。表現し続けることです。
これを根っこにやれることは何でも挑戦してみたいし、色んな所へ行ってみたい。
エキサイトブログ編集部:個性的な絵画の数々ですが、絵画歴&絵を描く楽しみは? また、自分らしい絵を描こうと心がけていることなどがあれば…
sichihukuさん:チビの頃からフニャフニャあれこれ描いていたそうなので、絵画歴は長いですよ。
とにかく眺めていて飽きない絵、部屋に飾っても無視されない絵である事が制作するうえで重要です。
自分自身が楽しんでいたい。楽しんで描いていたら見る人にも伝わります。スタイルは様々ですが、共通するのはどれも心に素直なところ。
仕事の絵でも、自在に心を変化させて、楽しい絵に仕上げます。
エキサイトブログ編集部:生活の中で大切にしている時間や癒される瞬間などは?
sichihukuさん:ヨガの時間。寝る時間。いつも行くカフェでのんびりする時間。
読書する時間。風呂入っているとき。あと写真を撮るときかな。
エキサイトブログ編集部:数ある作品の中でご自身が気に入っている作品、また、読者に評判だったポストは?
sichihukuさん:★私の気に入っている作品
2005年 12月 05日「レインボー・タウン」
2006年 02月 11日「完全版・おそらのお引越し」
銅版画に透明水彩で色を付けた作品です。色違いたくさん作りました。
これらは私の代表作です。
どの作品も好きですが、この二作品は特に皆さん気に入ってくださいます。
「温かくて懐かしい感じがする」「夢があって楽しい」とおっしゃいますね。
★読者に評判だった作品
2005年 08月 20日「サントリー膳」
2007年 07月 14日「こんなものにも絵を描いています」
2007年 07月 25日 「石にも描いたよ」
2007年 07月 24日「おもちゃにアチャチャ~♪」
2007年 05月 08日「クラシックギターに絵描きました。部分1」
紙以外のおもちゃ、石、ギターなどにも絵付けをしています。
描けるものには何にでも描いてみたい。そんな好奇心でいっぱいなんですよ。
ただ眺めるだけではなく、実際に使うものにすることで、生活にもっと近づける。
そんな可能性を考えると楽しいです。
あとは陶板やお皿。今後挑戦したいのは古い甕やガラスなどにもやってみたいですね。
エキサイトブログ編集部:今一番ほしいものは?
sichihukuさん:何時間座って作業しても疲れない机と椅子。絵をしまう倉庫。自由自在な発想。
もっと広い作業部屋!!…これでひとつとさせてください!!
エキサイトブログ編集部:最近の気になるニュースは?
sichihukuさん:朝青龍関のウツ。同い年なんです。
大平原広がるモンゴルで育った人が、小さい島国日本で、しかも伝統でガッチガチな世界に飛び込み活躍している。色々馴染めない事だらけで想像以上に無理しているんだな~と思うんです。皆に責められとても気の毒。精神科医に「あなたウツですよ」と診断されるまでもないよ。誰でも嫌になるわ。
郷に入れば郷に従えといっても、ただのびのびやりたいだけなんだろうにねぇ。
エキサイトブログ編集部:ブログに訪問してくださる方にひとこと!
sichihukuさん:いつも励まされています。たくさんのアクセスありがとうございます!
気まぐれなブログですが地道に続けてまいりますので、今後ともよろしくお願いしますね。
エキサイトブログ編集部:ありがとうございました。
【sichihukuさんが好きなブログ、気になるブログ】
●「掟ポルシェの赤黒い日記帳」
曲一つも聴いたことないけど大好きなんです。
TV BROSでのコラムが学生の時好きでよく読んでいました。
話そのものがおかしくて好き。ブログを見つけた時は嬉しくって、気がついたら日が暮れてたこともありました。
説教されたいー。
●「中で出すのが愛なのか」
枡野浩一さんのかんたん短歌に昔から興味があり、佐々木あららさんを知りました。
ガチガチのフェミニストに襲撃されそうだけど、大好きなんです。
●「いっちゃんち」
彼女が前「今週のピックアップブロガー」に選ばれたときに、ここで私を紹介してくれたんですよね。あの時は嬉しかった~ぁ。
以来「いっちゃんち」の読者。おもしろすぎます。
●「バカ政のくぎぶくろ」
…うちのおとうさんのブログです。
いつも私をサポートしてくれる心強い助っ人。写真とったり、私の手伝いをした様子だとか、本、釣りから下ネタと好き勝手にポンポンアップしているようです。節操がなく、「またこんなこと書いてぇ~…」と思うこともありますが、親バカならぬ“子バカ”っていうんでしょうかね。楽しんで読んでます。
●「まっくわぁるど」
よくコメントをくださる九州男児です。
どこからおもしろネタを拾ってくるのかいまだに謎…。
疲れたときやもやもやしたときに覗くと無条件に笑ってしまいます。
「まぁいいかぁー明日があるや~」という気分になりますねぇ。
【sichihukuさんのライフログ】
Nature Boy: The Standards Album
Aaron Neville / / Verve
深夜に友人と飲みに行って、そこのマスターが教えてくれた一枚。
洒落ていて伸びやかで、ジャニスのsummer timeも好きだけど私はこちらの方に一票。
風街ろまん
はっぴいえんど / / エイベックス イオ
ラジオで「夏なんです」を聴いて惚れちゃいました。
ゆる~くて、だる~い感じが今の気分。♪もんもんもこもこのォ~
モフー
サリフ・ケイタ / / ユニバーサルクラシック
サリフ・ケイタはアフリカはマリ共和国の王家出身なのですが、アルピノ(白子)に生まれた為、黒人社会で生きるには苦労したそうです。
音楽への道も家族には反対されるし、大変だったそうですねぇ。
言語は現地の言葉でなんと歌われているのかわかりません。
ブルースやジャズ、レゲエの根源になったのがアフリカ音楽だと思いますが、その根っこでるそれに全編仕上げられてます。
彼のルーツなんですね。切なくて力強く温かい。
暑くて土っぽくて、乾いた風のイメージと水や植物のそれが伝わってきます。
「生きる上で必要な音楽」と友人は言っていたけれどそれは本当だと思う。心で聴いて生き返る感じ。
桂文治(2)「親子酒」「禁酒番屋」-「朝日名人会」ライヴシリーズ14
桂文治 / / ソニーミュージックエンタテインメント
暑くてうだうだする夏の夕方に。気がつくと文治さんの落語だな~。
仕事中に音楽は欠かせませんが、たまに落語や朗読、清水次郎長も聴きます。
落語に決して詳しいわけじゃないんですけど、色々聞いてて心地いいのが桂文治。
カラッとした声と「~するってぇとー」の喋り口調がたまりませぬ。
sichihukuさんの「わたくし、こんな絵をかいてます~Look at my ART!」を読んでみましょう。