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「見てから読む?映画の原作」のhamchuさん登場!

「見てから読む?映画の原作」のhamchuさん登場!_c0039735_13182671.jpg映画の原作をはじめ、映画関連の最新ニュースを毎日欠かさず更新。掲載写真は出版社の承諾を得るなど、その継続ぶりに感心させられますが、もしあなたが原作のある映画を観るとしたら、先に原作を読むほう? それとも映画を観てから原作を読む? 今回はそんなときに役立つ情報ブログ、「見てから読む?映画の原作」のhamchuさんに登場していただきました。

エキサイトブログ編集部:いつもご利用いただき、ありがとうございます。ブログをはじめたきっかけは?
hamchuさん:それまでも映画原作に関するホームページを運営していたのですが、こちらのメインはデータベース。毎日数多く発信される映画原作関連のニュースをその都度更新するには速報性、利便性に欠けまして…この手のニュースを手軽に発信できないものかと、04年当時日本でもちらほら名前を聞くようになったブログに密かに関心を持っていました。
ちょうどそんなときエキサイトがブログのサービスを開始するというのでさっそく登録し、今に至っています。

エキサイトブログ編集部:ご自身のブログを紹介してください。
hamchuさん:原作のある映画、ドラマに関して基本的に何でもあり…のつもりなのですが、今のところは本や小説を基にした映像化作品の製作についての情報が多くなっています。
本の権利が購入された時点から、脚本家、監督、キャスト選定など映画が完成するまでの紆余曲折、翻訳本の出版状況など、関連情報をできるだけアップ(これは書いておかないと私自身がすぐ忘れてしまうんです…笑)。映画、本のストーリーなど内容に関しては読む方、観る方のファースト・インプレッションにあまり影響を与えないよう、ややあっさり流しているかもしれません。
今は時間がなくて果たせませんが将来的には、原作者が映画化作品についてどう思っているか、製作者がどのような意図で映画化したか、などについても言及したいと思っています(資料は集めているのですが…)。

エキサイトブログ編集部:ブログを通して得たもの、新しい発見は?
hamchuさん:毎日更新するネタを探すことにより、英語業界紙などの様々な情報に定期的に触れるいい機会になりました(そんなこんなで映画の公開情報や本の出版情報にも少しは詳しくなったでしょうか)。
普段は読まないジャンルの本も映画の原作ならとにかく読むようになったし…(笑)

エキサイトブログ編集部:ブログのよさは?
hamchuさん:個人での情報発信が容易に行えること、簡単に更新できること。
また、住んでいる地域や年代を超えていろいろな方からコメントや情報をいただいたり、間違いを正していただいたり…そんな広がりもとても魅力的だと思います。

エキサイトブログ編集部:自分をひとことでいうなら、どんな人?
hamchuさん:ものすごくせっかちで小心者。ホントに困ったものです。

エキサイトブログ編集部:会ってみたいブロガーは?
hamchuさん:コメントをくださる方みなさんに是非お会いしてみたいですね(みなさん本や映画にとてもくわしくて…)。小心者なのでうまくお話できるか心配なのですが…。

エキサイトブログ編集部:一番好きなこと(モノ)、ハマっていることは?
hamchuさん:映画、本、スポーツ観戦(サッカー、F1…)、旅行(南の島が好き)、ポケモン(実はピカチュウコレクター)…どれも甲乙つけがたく好きなのですが、7月にはじめての子を出産して以来みな滞っております。
その点、今一番ハマっているのは右往左往しながらの育児?といえるかもしれません。

エキサイトブログ編集部:夢は?
hamchuさん:プロデューサーになって原作つきの映画を製作すること(監督や原作者になりたい、と思わないあたりがちと情けないかも)。
監督はフェルナンド・メイレレス(「シティ・オブ・ゴッド」、「ナイロビの蜂」)かポール・グリーングラス(「ボーン・スプレマシー」、「ユナイテッド93」)を起用したい(また勝手に…笑)。

エキサイトブログ編集部:もともと映画好きだと思いますが、これだけある映画の原作はすべてお読みになったのですか?また、hamchuさんにとって映画の魅力は?
hamchuさん:本人自己申告の映画好き。中学生のころから一人で映画館に行くようになり今日まで…鑑賞した映画の本数はそれなり(?)かと思われます。

原作については、映画化権が取引されて最初にブログに紹介する時点では読んでいない本も結構多いですね(映画の原作は様々なジャンルに渡っていて、私の得意分野のものばかりではないので…笑)。
ただ、読んでいないとその後お話にならないので日本語に翻訳されているものはジャンルを問わずできるだけ早く、少なくとも映画の公開前までには読むようにしています(だから本当は読んでから見る派)。

私にとっての映画の魅力…とても難しい質問ですが、限られた時間の中で時に人生観を変える瞬間を与えてくれる、というところでしょうか。
 
エキサイトブログ編集部:自分でもお気に入りの作品、読者にも好評だったポストは?
hamchuさん:私自身は「ナイロビの蜂」、「スコットランドの黒い王様」のようにやや社会的なテーマを扱った企画が好きなのですが…。
一番訪問者数が多いのはホールマーク製作の「ゲド戦記」TVM(04年4月7日)のポストだと思います。これは作者ル=グウィン、視聴者共に非常に評判の悪い作品が出来上がってしまったので…(恥ずかしいので記事を消したいくらい)。
そのほか近頃のブームを反映してか、「エラゴン」、「テラビシアにかける橋」、「魔法の声」など、みなさんファンタジー作品への関心が高いようです。

エキサイトブログ編集部:今一番したいことは?
hamchuさん:子供のことを気にせず映画を見に行きたいです。今も行けないことはないんですが、泣いていないか気になっちゃう。映画に行っている間だけでもナニー・マクフィー(注)に来てほしいかも。
注 「ナニー・マクフィーの魔法のステッキ」でエマ・トンプソンが演じた不思議な乳母。原作はクリスティアナ・ブランドの児童書「ふしぎなマチルダばあや」

エキサイトブログ編集部:最近の気になるニュースは?(理由も)
hamchuさん:自分が母となったせいか子供が被害者となる事件が特に気にかかるようになりました。
福岡市の飲酒運転による幼児3人の死亡事故や幼児虐待のニュースなど…あと、いじめによる自殺もとても気になります。
安心して子供を育てられる社会って何だろう。子供たちの未来は大丈夫かな。そんなことを漠然と考えています。

エキサイトブログ編集部:ブログに訪問してくださる方にひとこと!
hamchuさん:ご訪問下さっている方、コメントくださっている方、いつもありがとうございます。
こなれない文章で個人名も多くなんとも読みにくいブログですが、これからも権利取得から映画完成までを追いかけて毎日更新していきたいと思います。
情報の間違いや誤訳などできるだけ気をつけているつもりなのですが、今は特に時間がない状況でして調べも不十分…もし何か発見されましたらぜひご指摘ください。
今後とも何卒よろしくお願いします。

エキサイトブログ編集部:ありがとうございました。



【hamchuさんが好きなブログ、気になるブログ】

自分のブログにオリジナルの写真がないので、素敵な写真やイラストが載っているブログに特に惹かれます。そんな中好きなブログ、気になるブログをあげるとすると…。

動物たち・光と影
写真家脇田智氏のブログ。素敵な動物の写真がいっぱい。

ランゲルハンス島の海
海洋生物学士のだいばーさんのブログ。海洋図鑑は参考になります。

昆虫ブログ むし探検広場
投稿形式の昆虫ブログ。私も投稿してみたい。

うちの食卓 Non solo italiano」 
北イタリア在住t-fortunatiさんのブログ。とにかく美味しそう。

一日一膳
zo.chikaさんのブログ。センスのいい写真がいっぱい。

などです(動物好き、美味しいもの好きなもので…)。



【hamchuさんのライフログ】

現在製作中、準備中の映画の原作でストーリー、構成が面白い3冊を選んでみました(監督・キャストもなかなかの注目企画)。自分ならどのように脚色するか…そんなことを考えながら読んでみるのも面白いのではないでしょうか。

夜に沈む道
ジョン・バーナム シュワルツ John Burnham Schwartz 高瀬 素子 / 早川書房

息子を轢き殺された男と轢いてしまった男。一つの轢き逃げ事件が二人の男の人生を哀しく交差させるサスペンス。
一人称の男性二人+三人称の女性一人が交互に登場する章だて。ただのスリラーではなく「砂と霧の家」タイプの作品にもなりそう。
ホアキン・フェニックス、マーク・ラファロ、ジェニファー・コネリー出演、監督は「ホテル・ルワンダ」のテリー・ジョージ。


ジェイン・オースティンの読書会
カレン・ジョイ ファウラー Karen Joy Fowler 矢倉 尚子 / 白水社

ジェイン・オースティンの小説を読むために集まった人々の悲喜こもごもの人間模様。個性的な登場人物(女性五人、男性一人)の織り成す12カ月の物語です。
登場人物それぞれのサブストーリーはともかく、何回も行われる読書会をどう処理する?
監督は脚本家ロビン・スウィコード。マリア・ベロが出演。


贖罪
イアン マキューアン Ian McEwan 小山 太一 / 新潮社

一人の少女の無垢な誤解が事件を生み、ある者のその後の人生を大きく狂わせる…。
舞台と時代が変化する二部構成(+α)。原作はマキューアンの実験的試みに満ちているようなのですが…。
脚色はクリストファー・ハンプトン、監督は「プライドと偏見」のジョー・ライト。キーラ・ナイトレイ、ジェイムズ・マキャヴォイが出演。

hamchuさんの「見てから読む?映画の原作」を読んでみましょう。
by blog_editor | 2006-10-31 14:20