「mahoのテーブルから」のmahoさん登場! 2013年 03月 19日
「私もそんなおもてなしがしたいから、料理教室でも通ってみようかな?」なんていう女性に注目。世界各国の料理とお菓子作りを学んだ経験を生かし、東京港区で、クッキングスタジオを主宰されるのは、「mahoのテーブルから」のmahoさん。世界各国料理はもちろん、マクロビオティックの料理教室やパン教室、お菓子教室をはじめ、お子さんを対象にしたキッズクッキングなども手がけています。
ブログではそんな料理教室の様子はもちろん、「これなら私も作ってみたい!」と思わせるオリジナルレシピ&料理をご紹介。被災地支援に力を入れたり、いろいろなクッキングイベントも企画されています。
先日は、エキサイトブログの公式ブロガー、エリオットゆかりさんのクッキングイベントなども主催し、たくさんの読者に好評でした。
今回は、そんなレシピ&料理が定評の「mahoのテーブルから」のmahoさんに登場していただきました。
エキサイトブログ編集部:いつもご利用いただき、ありがとうございます。ブログをはじめたきっかけは?
mahoさん:料理教室のホームページを作るときに一緒にはじめました。以前、ロンドンに住んでいましたが、そのころからママ友だちに頼まれてお菓子作りを教えたり、帰国後も友だちに少しだけ教えていました。
2003年、高輪に引っ越すと同時に、法律事務所でフルタイムで働くことになりましたが、休みの日に近所の方をおもてなししていたら、「ぜひ教えて」と言われて、2004年ぐらいから、月に一度日曜日に5名ぐらいの方に教え始めたのが、料理教室のはじまりです。
ホームページとブログの開設時期はその2年後の2006年6月です。当時は、ほかのブログサービスを利用していましたが、写真の容量がいっぱいになってしまったため、2007年7月からエキサイトブログに移りました。
エキサイトは写真がとてもきれいで、過度な広告がなく、すっきりとおしゃれで、写真の容量が相当大きかったので、移転しました。実際に使ってみて、本当に良くて、エキサイト以外考えられないです。
エキサイトブログ編集部:ご自身のブログを紹介してください。
mahoさん:料理やお菓子を作るの好きで、イタリアやスペイン、タイ料理をはじめ世界各国の料理教室に通って学んだ経験を生かし、世界各国料理とキッズクッキングの教室を主宰しています。そこでのレッスン風景やスケジュールのほかに、日々私が作っている簡単なレシピや美味しいレストランの話題などをブログでは紹介しています。また、子どもたちのや日々の気づきなどもアップしています。
レッスン風景は、見てくださる方にできるだけ雰囲気が伝わりやすいようにしています。レッスンのことだけでなく、家族や日々のこと、忙しいときでもぱぱっと作れる簡単レシピを織り交ぜることで、レッスンに興味のある方以外にも楽しんでいただけるとよいなと思っています。
また、同じように働きながら子どもを育てているパパやママたちの参考に少しでもなれば、幸せです。
エキサイトブログ編集部:ブログを通して得たもの、新しい発見は?
mahoさん:ブログを始める前には知り得なかった友だちに出会いました。
実際に会うことになった人もたくさんいますが、みんなとてもよい人たちばかりで、その出会いは今の私にはかけがえのないものとなっているので、ブログに感謝です!
エキサイトブログ編集部:ブログのよさは?
mahoさん:文章を書くことが嫌いじゃないので、実際に話すよりもむしろ、自分の気持ちを素直に出せる気がしています。
エキサイトブログ編集部:自分をひとことでいうなら、どんな人?
mahoさん:男前(笑)。見た目とのギャップが激しいらしいです。
エキサイトブログ編集部:会ってみたいブロガーは?
mahoさん:これまで何人かのブロガーさんに会っていますが、特にエリオットゆかりさんとの出会いは私にとって大きなご縁でした。
ご本人が同い年、ふたりの子どもも同い年で、私がロンドンに住んでいた時彼女は日本に、私が日本に戻ってきたころに彼女はイギリスに、入れ違っているあたりも不思議なご縁を感じます。
会ってみたいブロガーさんは今は特にいませんが、何かご縁がある方なら無理に会おうとしなくても、自然に会う流れになるのではと思っています。
エキサイトブログ編集部:番好きなこと(モノ)、ハマっていることは?
mahoさん:今、忙しすぎて好きなことが思うようにできない状態ですが、茶道とチャイナペインティングを習っています。もっとお稽古に行きたいです!
エキサイトブログ編集部:夢は?
mahoさん:今までも夢を持ってそれに向かって何かをしてきた、ということはあまりありません。その場その場でのご縁を大事にし、「これはいい!」と思ったらすぐに行動してきた結果、今があります。
今後もそんなご縁やタイミングを逃さずに、自分の好きなことが続けられたらうれしいです。
エキサイトブログ編集部:美味しそうなスイーツや料理の教室を主宰されていらしゃいますが、料理教室をはじめた経緯や、料理&スイーツ作りで大切にしていることなどは?
mahoさん:小学生の時から料理やお菓子作りが好きで、本や雑誌を見ては作っていました。結婚してからは、友人を招いてのおもてなしが好きで、またそれにより家族や友人が喜んでくれることが何よりの喜びでした。
そのおもてなし好きが高じて、その楽しみを分かち合いたいという思いで、いつのまにか仕事にしていた、という感じですね。特に「料理教室をやるぞ」と思って準備していたことはなく、人を呼んでおもてなしをしていたところ「教えて」と言われ、友だちベースで少人数に教え始めたのが始まりです。
ロンドンに住んでいたとき、世界各国の料理教室やお菓子教室に通っていましたが、そのとき、個人の先生のお宅でのレッスンで、その先生方が子連れOKでしたので、私も小さい子どもを連れてレッスンに通うことができました。その時の感謝の気持ちもあり、自分の教室の中でも、世界各国料理教室とマクロビのクラスはお子さま連れをOKにしています。
ロンドンでは、料理教室だけでなく、チャイナペインティング(陶磁器の絵付け)、フラワーアレンジメント、カリグラフィーも習っていましたが、一見関係のないその他の習いごとも、今思えば、すべて私の料理につながっています。お花はテーブルには欠かせないものですし、お花の色のバランスのとり方などは、料理のひと皿を完成させるときにとても参考になります。
チャイナペインティングの絵を描く時の色やバランスも役に立ちますし、自分の描いたお皿をテーブルセッティングに使うこともできます。それにカリグラフィーは、ケーキに文字を入れる際にとても役立っています。
何も考えず好きなことだけをやってきましたが、今思えばひとつの道につながっていて、無駄なことなど何もないな、と感じています。
日本に戻ってからはブラッシュアップするためにフードコーディネーターの学校に通ったり、お菓子の腕を確実にしたいためル・コルドンブルーの菓子ディプロムを取ったりもしましたが、現在、スタジオで私の片腕というか、両腕かもしれない(笑)ほど頑張ってくれているスタッフは、コルドンで卒業までペアを組んで一緒にお菓子作りをしたクラスメートです。コルドンで運命の出会いをしたということになりますね。
私が大切にしていることは、「相手のことを思って料理する」「心のゆとりを持って料理する」ということでしょうか。自分の心が不安定な時に作る料理は、本当に美味しくないのです。心に余裕があることが、美味しい料理を作るために大切なことだと思っています。
エキサイトブログ編集部:「被災地にお菓子を送ろう」という支援をされたりしていましたが、今年は何かアクションをされるのでしょうか?
mahoさん:震災のとき、日本にいる方はみな、「何かできないか」と思っていたはずです。私もそのひとりでした。とにかく思ったら行動にうつさないと気がすまないタイプなので…。
「私にはスタジオがある」「お菓子やパンをみんなで作れるオーブンとスペースがある」。それなら、「やりたい方に協力していただいて、場所を提供してお菓子やパン作りができないか」ということで、4月からしばらくの間、お菓子とパンを被災地に送るルートを見つけて、ボランティアの方たちと作業をし、送付していました。
何かやりたくてもどうしてよいかわからなかった方々が、続々と応募してくださったおかげで、スタジオでたくさんのパンを焼いて送ることができました。
また去年の10月には被災地の仮設住宅にて、料理教室をさせていただきました。とても喜んでいただき、今後もこのような活動を続けたいと思っています。
震災から2年が経つ今、私たちに何ができるのか、現在模索中ですが、現地の方たちのニーズを聞きつつ、少しずつでも活動を続けていく予定です。
今年は、マホズテーブルの得意分野でもある「子どもたち」に向けて何かできることがないか、探していこうと思っています。
エリオットゆかりさんとの初めてのイベントは去年の7月。私からのリクエストで「ゆかり流モダンブリティッシュの世界」というテーマでイベントレッスンをお願いしました。
その時に大盛況でしたので、その後も10月に「サンデーローストパーティイベント」行い、さらに3回目は、先日2月28日に「イースターパーティ」というテーマでイベントレッスンを開催させていただきました。
カリスマブロガーゆかりさんの明るいお人柄と簡単で美味しい料理やそのセンスの良さに惹かれ、たくさんの方々が集まってくださいました。
リピートの方が多いというのが、私にとってもゆかりさんにとっても、とてもうれしいことです。
今後も、ゆかりさんとのイベントを定期的に行い、「お互い高めあっていこうね」とふたりで話しています。
(エリオットゆかりさんの「イースターパーティ」の様子は、こちらの記事下でもご紹介)
エキサイトブログ編集部:エキサイトブログ編集部:生活の中で大切にしている時間や癒される瞬間などは?
mahoさん:犬と家族との時間。なかなか時間が取れないのですが、夜はなるべく家族や犬と触れ合う時間を大切にしています。
また、私は早起きで、朝ブログを更新するのですが、家族が寝ている早朝にブログを更新する時間もひとりでいろいろ考えられる貴重な時間です。
エキサイトブログ編集部:数ある記事の中でご自身が気に入っている記事、また、読者に評判だったポストは?
mahoさん:☆「ハッピークッキング!!いよいよ開催♪」
ずっとやりたいと思っていたクラスが4月から本開講します。その思いを語っています。
☆「アボカドクリームチーズディップ」
ずいぶん前にアップしたレシピですが、いまだに見てくださる方の多いレシピです。
☆「子供たちの好物…エスニック唐揚げ & ヨーグルトドリンク」
つい昨日も息子にリクエストされましたが、子どもたちが大好きです。
☆「雪鍋」
何度も作っているので、記事がたくさんありますが。(久々に雪鍋、今年初の雪鍋、今シーズン初の雪鍋、雪の日に雪鍋)
雪鍋は、夫の家の定番料理だったもの。それを結婚当時私に伝授してくれました。
結婚当初の私にとって、鍋と言えば、普通の寄せ鍋か、水炊き、すき焼き、おでんくらいだったので、雪鍋の斬新さとそのおいしさに感動したものでした。
以来、我が家の定番メニューとなりました。大根おろしは大根半本~1本分くらい入れてしまうこともあります。
揚げ餅と厚揚げがアクセントになっています。とろっととろけた揚げ餅がたまらなく美味しいのです。
ぜひ作ってみてください。おすすめです!!
最近本を読む時間がなくてあまり読んでいないので、「本を読みたい!!」という想いをこめて…。
☆「本で違う世界に」
「面倒くさがりやのための本」
子育てをしているとどうしても現実的な本に手が伸びることが多いのですが、たまには非現実的な世界に本で逃避する時間も必要です。現実ではあり得ない小説の世界に没頭する時間は、日々の喧騒から一瞬逃れられる貴重な時間です。旅行で遠くに行くときもそれに似た感覚を覚えます。
現実からしばし離れる時間は、自分をリセットする意味でとても大切な時間です。
基本は小説が好きですが、自己啓発本も内容によっては読むことがあります。失敗することも多いですが、「なるほど」と思った自己啓発本をたまにブログで紹介しています。
自己啓発本は、あまりにもたくさん売られているので、どれを買ったらよいか迷いますが、いろいろな人のブログの口コミで「これはよかった」という意見を参考に選ぶとはずれが少ないです。そういった意味でもブログには本当にいろいろお世話になっています。
エキサイトブログ編集部:いま一番ほしいものは?
mahoさん:時間がほしいです。家族と過ごす時間と自分のための時間をもっと増やしたいです。
エキサイトブログ編集部:最近の気になるニュースは?
mahoさん:PM2.5。震災の時の原発事故のときもそうでしたが、どの程度危険なのかがわかりづらいので気になります。
エキサイトブログ編集部:ブログに訪問してくださる方にひとこと!
mahoさん:いつも遊びにいらしてくださりありがとうございます!
レシピなど参考にしてくださっているというお話を聞くと本当にうれしいです。
これからもどうぞよろしくお願いします。コメントもお待ちしております。
エキサイトブログ編集部:ありがとうございました。
【mahoさんのお気に入り&好きなブログ】
● 「エリオットゆかりの美味しい食卓」
毎日パワフルにたくさんのレシピを更新していて、どれも見た目にきれい、簡単、美味しい!!
大人気になるのが納得のブログです。
● 「うひひなまいにち」
うひひさんは働きながら料理もこなし、休みの日には日本世界問わず各地に旅行に行くスーパー主婦です。
気取らないうひひさんの人柄が文体からにじみ出ていて、写真もプロ並みなので、見ていても楽しめます。
●「のりえレシピ」
数々の星つきレストランをご夫婦で食べ歩いていらっしゃるセレブなのりえさん。
それだけでなく、それらの料理をご自宅で再現してしまう腕をお持ちなのです。
セレブっぽいのに気取ったところがなく、震災のパン作りの時もスタジオに手伝いにいらしてくださり、そのお人柄も大好きです。
●「蔦屋よしこの「漆って楽しい!」
輪島塗りの7代目女将という、老舗に嫁いでいるよしこさん。にもかかわらず、気さくで、豪快なそのキャラに惹かれています。
器の素晴らしさもさることながら、時々ブログで披露してくださる料理の腕前も素晴らしいです。
いつかスタジオで能登料理のレッスンをお願いしたいくらいです。
●「ミンミンゼミ」
紅茶教室を主宰されているミンミンさん。そのパワフルな行動力と明るい性格に魅力を感じでいます。
レッスンをブログで拝見するだけでも違う世界に飛んで行けるのが楽しいです。
●「英国屋台」
英国から去年日本に帰国されました。
仕事をされる傍ら、被災地でご自分のスキルを生かした活動をされています。
お酒好きな彼女の楽しい一面を垣間見られる楽しいブログです。
【mahoさんのライフログ】
音楽ではボサノバが好きで、小野りささんなどを聴いています。ゆったりリラックスした気分になれるので、BGMに最適。自分のまったりしたペースに合っているのかもしれません。
友だちに「かもめ食堂見て、まほを思い出した」と言われ、初めて映画を見て、その空気感が大好きになりました。自分のなりたい雰囲気がそのままある大好きな映画です。
この本によれば、人生も人も地球も、すべて正負(プラスマイナス)の法則が働いているそうです。
よくないことをしていると必ず悪いことが起こるし、すべてプラマイゼロになるようになっている。人づきあいは「腹六分目」にしなさい。など、納得できるお言葉多数。自分の人生のバイブルのひとつで、いろいろな人に貸し出しておすすめしています。ちなみにこの本もブログ友だちに教えてもらいました。
mahoさんの「mahoのテーブルから」を読んでみましょう。
↓ ↓ ↓
* * *
エリオットゆかりさんの「イースターパーティ」!
2月28日、mahoさんが主催された、エリオットゆかりさんの「イースターパーティ☆」に編集部スタッフも少しおじゃましてきました!
港区高輪にあるmahoさんのスタジオは、mahoさんの生徒さんやお知り合いはじめ、エリオットゆかりさんのファンで入れないほど満杯になっていました。
エリオットゆかりさんといえば、憧れる方も多い、エキサイト公式ブロガーの人気料理ブロガーさん。ふだんはイギリス在住ですが、日本に帰国されたこの機会に、直接お話ができ、お料理も体験できるとあって、昼、夜ともに大好評のようでした。
さっそく和やかなムードの中、エリオットゆかりさんのお料理デモがはじまりました。
サービス精神旺盛のゆかりさん、デモのときはとってもキュートなうさぎ耳で登場。
お料理のほうは「イースターパーティ」ということで、イースターにちなんだ卵を使った料理をご紹介。
春を感じるアスパラガスの前菜に茹で卵ソースがかかって、グリーンと黄色の色合いがとっても春らしくてフレッシュ。
スコッチエッグにはタルタルソースが添えられ、彩り鮮やかなスモークサーモンにはクリームチーズソースがかかっていました。
ひとつのお皿に盛り付けされ、イギリスの旗もトッピングされて見た目にもとってもキュートでした。
「さあ~、どうぞ召し上がって!」とゆかりさんの笑顔。おいしい料理にプラス、ゆかりさんの愛が感じられました。
さっそくいただきましたが、どれもさわやかな春の香りが感じられて、とっても美味しかったです!
スコッチエッグが思ったより、ボリューム感もあって、おなかも満足!
メインの一品の横に添えられたのは、キヌアとトマトとオニオンのサラダ。キヌアというのはクスクスのようなもので、ゆでて、そこにパクチー、トマトなどを入れてサラダふうに仕上げているようです。初めて食べてみましたが、こちらはさっぱりしたさわやかな味でした。
みなさんもさっそく美味しい料理を囲んで試食&歓談タイム。
エリオットゆかりさんもみなさんの中に混じって、お話をされたり、ワインをあけたり…。
とっても和気あいあい、和やかなムードの中、あっという間に時間が過ぎました。
みなさん、何度かイベントに参加されている方が多く、いっちゃんとの再会を楽しんでいらっしゃいました。
歓談の後は美味しいデザートをいただき、最後はエリオットゆかりさんからのおみやげをいただいて、みなさん帰られましたが、時間が許すならずっとずっとお話していたい雰囲気でした。
今回参加できなかったエキサイトブロガーのみなさんも、また、このようなイベントがあったらぜひ参加されてみるといいですよ。