「絵手紙の小窓」のkuma-mituさん登場! 2011年 02月 04日

また、旅の旅情をそそるような淡いタッチのスケッチも女性らしさが伝わります。
「継続は力なり」…という言葉どおり、趣味ではじめた絵手紙や墨字が、いまや生きがいのひとつとして、元気の素になっているというkuma-mituさん。絵手紙のボランティアをされていたり、絵手紙ブログを通じて知り合った仲間と集まったりして、ブログを通じて生まれた人の輪も大切にしています。
「こんな絵手紙や墨字を見ると元気が出ます」という読者も多いはず。
今週は、心あたたまる絵手紙&墨字作品とともに、日々の思いや出来事をつづる、「絵手紙の小窓」のkuma-mituさんに登場していただきました。
エキサイトブログ編集部:いつもご利用いただき、ありがとうございます。ブログをはじめたきっかけは?
kuma-mituさん:こちらこそ利用させていただきまして、ありがとうございます。まさかの身に余るお誘いをいただき驚き、うれしく思います。
定年退職後すぐ再就職?のためのパソコン講習を受けましたが、役立たず…。
第二の人生もっと打ち込める何かをやりたいと、出会ったのが公民館の絵手紙講座。絵筆を持つなんて中学校以来でした(笑)。
次第に描くことが楽しくなって4~5年過ぎたころ、講師の「とまとさん」がエキサイトブログで「日々是絵手紙」のタイトルで書きはじめられたブログを見て刺激され、パソコンも使いたい気持もあってスタートしたというわけです。
エキサイトブログ編集部:ご自身のブログを紹介してください。
kuma-mituさん:趣味ではじめた絵手紙の作品をブログで紹介しています。季節の花や旬の野菜などを絵手紙にしたり、スケッチをしたり、墨字を書いてみたり。絵手紙風のカレンダーなども紹介していますが、四季折々の便りをみなさんにもお届けできればうれしいなと思っています。

kuma-mituさん:ブログをはじめてから7年目になりますが、初めはブログの何たるやも知らず、画面に映る自分の描いた絵にブログでの喜さを覚え、ただ自分だけの世界でした。
ところが、読み書き続けていると次第に絵手紙のブロガーも増え、会ったこともない人たちとブログで言葉を交わすようになり、うれしいこと楽しいこと、 励まし合いなど、情報を交換共有する場所となりました。
こうしてブログでネットで繋がった生の絵手紙の交流に…仲間が広がり展示会にまで発展。足を運び、ご対面となり、ますます親密度が増し、北は北海道から南は沖縄まで同じ趣味の素敵な方たちと交流できることで人生が豊かに潤ってきました。
ブログと絵手紙がドッキング、デジタルとアナログが融合した面白い分野だと思います。
エキサイトブログ編集部:自分をひとことでいうなら、どんな人?
kuma-mituさん:子どもも成人し、仕事からも解放され、身が軽くなってから態度がでかくなったかな?(笑)
主人曰く、「あんたは自分がこうと思ったら突っ走る 人の言うことなど耳に入らない人だ」と…。そんなことはないと思うんですけど…(笑)
私の干支は寅年ですが 千里はもう駆けません。
エキサイトブログ編集部:会ってみたいブロガーは?
kuma-mituさん:まだお会いしていないブログ友さんみなさんです、自然の成り行きに任せましょう。
インパクトのある「yumehorisiさん」こと「がくさん」と「北川ふぅふぅさん」は同じくらい前からエキサイトブログ友で何回かお会いしています。
がくさんは遠く北の大地から、ふぅふぅさんは大阪から海外にも、精力的に発信 行動される姿には敬服します。
素晴らしい方々とお友だちになれたのもエキサイトブログが取持つご縁。感謝です。

kuma-mituさん:好きなこと…やっぱり絵手紙でしょうか、墨の魅力に惹かれつつあります。
連動してパソコンも、どっちも消化不良状態ですけど。
エキサイトブログ編集部:夢は?
kuma-mituさん:もはや多くは望みません、今の生活が続けられたらそれで満足です。
絵手紙、パソコンは生きるよりどころとして一生続けていたいですね。
エキサイトブログ編集部:季節感の伝わる絵手紙&味のある墨字がすてきですが、絵手紙&墨字を描きはじめたきっかけや楽しみは? また、自分らしい作品作り、記事アップの際に心がけていることなどがあれば…。
kuma-mituさん:絵手紙を始めてから野に咲く草花や生き物、自然の移ろいに敏感になり、描くことが楽しくなりました。次第に歴史を遡る書画、俑など古いものにも興味をそそられるようにもなり、墨と書に生き物のような魅力も感じるようになりました。
絵手紙は間口も広いですが、奥が深いジャンルですね。絵もさることながら添える言葉や書が決め手になることがしばしば、大事な要素です。
それには日頃から何事にも興味や好奇心を持って感性を磨かなければなりませんね。
まだまだ道のりは遠いですが、その時どきのあるがままの自分を自然体で書いていきたいです。
といっても、いつも書いているわけではありませんが、差し出した方や見てくださった方に、ほんわか温かい気持ちや元気を送ることができたり、元気をいただいたりできればうれしいなと思っています。

kuma-mituさん:今年の書初めは「時間を大切に紡ぎながら、心豊かにゆっくりゆったり生き生きと、目標を持って過ごしたい」でした。
本当は夫と二人の時間を大切にしなければいけないのでしょうが…夫からは、先ず自分ありき主義だといわれてしまいました(笑)。
癒やされる瞬間は何といっても、孫たちの元気な笑顔を見たときでしょうか。
エキサイトブログ編集部:数ある記事の中でご自身が気に入っている記事また、読者に評判だったポストは?
kuma-mituさん:・2004.9.19「ホームページデビュー」
初心に返って…。ホームページもブログもよく分かっていなかった頃です。
・2006.5.7「タオルで描く絵手紙展Ⅰ」
会場でふぅふぅさんと初ご対面! 行く前にふぅふぅさんから乗り物、道順を丁寧に教えていただき、それから一人旅ができるようになった原点でもあり、たくさんのブログ友さんと初対面。記念すべきひとつの節目でした。
・2008.6.2 「松山大会三日目」
三輪田米山の石文巡り。松山に生れた豪放、天衣無縫な書の大家、彫りの深い筆圧の石文を生で見て書いてみました。
・2010.6.22 「仲間展in奈良」
ブログやネットを通じて集まった「絵手紙いいNet」の仲間展。
金沢展に続いて、絵手紙の幅と奥の深さ 絵手紙の魔力を改めて思い知らされた 一生の思い出に残る素晴らしい奈良展でした。
・2007.6.14 「沖縄大会」
絵手紙友の会の大会・沖縄大会に初参加。景色も人もあたたかくて人懐っこくて、楽しかったですよ~、スケッチもいっぱい描きました。
・2011.1.23 「貸し農園 大根」
無農薬野菜、食育にはみなさんすごく関心が高いですね

長男に待望の可愛い女の子が 春の淡雪が降った日に誕生しました。
・20103.20 「命名 雪葉」
庭の葉っぱにふんわりと積もった雪を見ていた長男が、雪のような真っ白な心を持ち続けてほしいと願い、「雪葉」と名づけました。バァバは 元気で真っ直ぐに育ってほしいと心を込めて…描いた作品です。わが家の6年ぶりに訪れた慶事でした。
・2010.9.28 「ゴーヤ筆」
継続は力なり。ブログも絵手紙もパソコンも続けられたから。毎日が幸せです。
これからもず~と楽しく続けたいと思っています。
エキサイトブログ編集部:長い休日があったら何をしたい?
kuma-mituさん:そうですね…長い休日を、絵手紙以外のことに使いなさいといわれたら、普段の罪滅ぼしに主人と旅行に出かけましょうか、お金は何所から出るの?
エキサイトブログ編集部:最近の気になるニュースは?
kuma-mituさん:大学生の就職難。「何十社受けても内定がもらえない」と嘆く大学生が多くいるかと思えば、「募集しても見向きもしてもらえない」と嘆く中小企業、両者を上手く調整して万遍なく治まらないかしら。
エキサイトブログ編集部:ブログに訪問してくださる方にひとこと!
kuma-mituさん:このブログをはじめてから7年目になります。こんなに長く続けられるとは正直思ってもいませんでした。
マイペースな日記ですのに、見てくださり、励ましのコメントをくださり、ありがとうございます。おかげさまで元気づけられ、今日まで続けて来られましたことに感謝です。
これからの余生、絵手紙に人生の喜びを託し、もうひとふんばり! つたないブログですが、見ていただければうれしいです。
エキサイトブログ編集部:ありがとうございました。

【kuma-mituさんのお気に入り&好きなブログ】
●「日々是絵手紙」
私の第二の人生を開いてくださった絵手紙の大先輩、poko-toma さん。
ブログの作品からも勉強させていただいています。
●「赤鬼と青鬼のダンゴ~絵てがみのある暮らし」
ご夫婦で管理していらっしゃる北川ふぅふぅさんの、温かいお人柄がにじみ出るやさしい「ことば」と「夢のある絵のモチーフ」にいつも魅了されています。
●「絵手紙遊印彫師・夢追い人」
ブログで絵手紙の良さや楽しさを広め、貢献に努め紹介されているバイタリティyumehorisiさんこと、がくさん。いつも刺激を受けています。
●「はがき絵 日和」
●「絵てがみ“我忘吾”」
ダンディなシニアさんの2つのブログ。版画に印、スケッチ、はがき漉きは職人芸。品のいい作風が好きです。
【kuma-mituさんのライフログ】
私の座右の書と落ち込んだ時に何度も読み返す本。最近ではありませんが、この「山頭火句集」の1~4巻まで。一笠一鉢(いちりゅういっぱつ)の放浪の旅に、行く先々で詠んだ型にはまらないありのままの俳句が好きです。
どんな時にも人生を「前向き」に生きるコツ。プラス発想が心も体も強くしてくれます。
いつもマイナス思考だった私でしたが、プラス思考がもてるようになりました。
ふる里の広島から旧友がわざわざ送ってくれた本です。
貧乏をものともしない がばいばあちゃんに共感を覚えます。
kuma-mituさんの「絵手紙の小窓」を読んでみましょう。