「はなももの別館」のはなももさん登場! 2010年 06月 03日
ほかにも馬や牛、犬、猫、ハト…などの動物たちに囲まれた砂漠での大家族の暮らしは、日本では考えられないほど新鮮で、驚いたり、笑えたり、感動することもいっぱいです。
散歩に出ればラクダや野生のガゼル、はりねずみに出会ったり。誰もいない砂漠では、地平線に沈む夕日や夜空に輝く満天の星をひとりじめできたり…。ちっぽけなことなんて忘れてしまうほど、雄大な環境に、「こんな暮らしができたら贅沢だな~」「見ているだけで癒される」という読者も大勢います。動物たちを描いたイラストもとってもユーモラス。
今週は遠い砂漠の国UAEから、楽しい話題を伝えてくれる「はなももの別館」のはなももさんに登場していただきました。
エキサイトブログ編集部:いつもご利用いただき、ありがとうございます。ブログをはじめたきっかけは?
はなももさん:こちらこそ、エキサイトブログさんのおかげで、楽しいブログ生活を送らせていただいています。ありがとうございます。ピックアップブロガーに選んでいただいて、私よりもなぜか夫のほうが興奮しています(笑)。
もともと、ここUAE(アラブ首長国連邦)での生活の一部をホームページで4コママンガにしてつづっていたんですが、なにせ載せたい写真がたくさんあって、ホームページではその更新作業が大変…。そんなとき、知り合いがエキサイトブログを使っているのを見て、「これはいい!」と飛びつきました。使いやすさから今ではすっかりブログが中心になり、本館のほうのホームページは放置状態。どちらが本館なのか別館なのか、わからなくなっています(笑)。
エキサイトブログ編集部:ご自身のブログを紹介してください。
はなももさん:日常起こったことをつらつら書いているブログなんですが、我が家には、ガゼル、犬、猫、鳩、馬、牛、ラクダ、羊…と、動物がわんさかいまして。毎日それぞれキャラクターの強い彼らがネタをてんこもりに提供してくれるので、すっかり動物ブログのようになってしまっています。
今では誰も信じてくれませんが(笑)、私はもともと動物が特別好きというわけでも、動物を飼いたいと思っていたわけでもなかったんです。ラクダや羊は夫の実家の家畜として、もともと我が家の周りにたくさんいましたが、「家族」という近さはありませんでした。
でも、母を失ったガゼルの赤ちゃんが我が家に持ち込まれたのを皮切りに、砂漠に捨てられていたワンコたちが家族になり、街中で羽が折れて凹んでいた鳩の赤ちゃんが我が家に住み着き、猫が出入りするようになり、馬が来て、牛が来て…。いつのまにか人間よりも動物のほうが圧倒的に頭数の多い生活になっていました。
そんな生活なので旅行に行くことも、落ち着いて遠出することもできないし、私は恐ろしく日に焼けて真っ黒なんですが、そんなことはちっとも苦にならないほど、教えられることも驚くような発見も毎日いっぱいあって、どんどん彼らが愛しくなって…。そんなことをブログで伝えることができたらいいな~と思っています。日本に帰ったとき色黒なのは、かなり苦になりますけどね(笑)。
我が家は砂漠の中にありますが、贅沢なことに、地平線に夕日や月が沈む砂漠を毎日ほぼ貸切です。今すでに毎日の気温は40度を超え、これから50度近くまでいくので、楽しいことばかりではないのですが(笑)。砂漠も、動物たち同様、何年住んでいても新しい発見にこと欠かなくて、たくさんのことを教えられて飽きることがありません。
夫が遊牧民出身なので、砂漠のおもしろいことをいろいろ教えてくれることもあって、いちいち「へー、へー」と感動してまして、そんなことも皆さんにお伝えできたらいいな~と思います。
そんなこんなで、あれも載せたい、これも載せたいで、なかなか更新が追いつかないのが目下の悩みです(笑)。
エキサイトブログ編集部:ブログを通して得たもの、新しい発見は?
はなももさん:上にお話したことと少し矛盾するんですが(笑)、砂漠での動物たちとの生活は楽しくて飽きないんですが、やはり「慣れ」というのがありまして、何かに感動するアンテナがだんだんしょげてくるんですね。
ガゼルが家の中で昼寝したり、夫と鳩が喧嘩したり、朝ワンコたちとの散歩でラクダに遭遇したり、頭に鳩を乗せて牛の散歩をしたり…。そういう毎日がどんどん普通になってきちゃうんですが、そんな時、ブログのコメントで、みなさんに楽しんでいただいていることがわかると、「そうか、私にとってはすっかり日常だけど、けっこうおもしろいことなんだな」とまたアンテナをピンとたて直すことができます。
エキサイトブログ編集部:ブログのよさは?
はなももさん:自分にはとうてい接点がないだろうと思っていた方たちと、ぐっと身近になれることでしょうか。本や新聞、テレビと違い、コメント欄がある場合、特に情報を発信している人と直接コミュニケーションとれるというところがすごく魅力的だと思います。
エキサイトブログ編集部:自分をひとことでいうなら、どんな人?
はなももさん:基本的には、あまりこだわりがなくて、フワフワしている人(笑)。
なので、深みがなく大変浅い人間なんですが、お得なところもあって、こだわりがない分、どんなところでも適応して生きていけると思います。
エキサイトブログ編集部:会ってみたいブロガーは?
はなももさん:何か我が家の動物たちのためになる情報はないだろうか…と思いながらブログを見ることが多いので、どうしても動物関係が気になってしまうんですが。
近い将来、ここUAEの我が家でお会いする夢が叶いそうな、「動物園でお散歩」のりっぴさん。先日はNHKの番組内で動物園の魅力を案内されたそうですが、動物の好きな人なら、必ず訪問されるのではないかと思うりっぴさんのブログは、動物園の動物たちへの愛がステキな写真と一緒にいっぱい溢れています。
会ってみたいというか、ぜひ訪れてみたい場所が、「えにしホースパーク」。我が家に突然馬が来くることになり、どうやったら馬と心を通わすことができるのか、悶々と迷っているときに出会ったのがこちらのブログなんですが。馬たちがとても大事にされて幸せそうに生活している様子に、いつかぜひ訪ねてみたいな~と思っています。
ぜひ我が家に遊びに来ていただきたいのが、いつもコメントをくださる「Zoo~っと行こう♪」のぱるさん。動物園の動物の写真を主に撮られているんですが、ラクダや牛がやや苦手だそうなので、ぜひ我が家で克服していただきたいな~なんて思っています(笑)。
それから「こらくファーム」の管理人さん。ラクダがとてもお好きだそうなので、「我が家遊びにいらしてくだされば、らくだ三昧です」とお誘いしたいです(笑)。
エキサイトブログ編集部:一番好きなこと(モノ)、ハマっていることは?
はなももさん:そのまんまなんですが、我が家の動物達の写真を撮ること、砂漠で出会ったものの写真を撮ることでしょうか。でも整理が苦手なので、撮りすぎ、溜まりすぎでどえらいことになっています。
エキサイトブログ編集部:夢は?
はなももさん:このままみんなが元気でずっと一緒にいれたらいいな~というのが夢ですが、まぁ生きとし生けるもの皆必ず終わりがあるので、その夢はまさに「夢」でして…。
もう少し現実的な夢となると、写真集の出版…。「出したらいいのに」と、ちらちらお声をかけていただくようになって、お世辞と思いつつも調子にのって、いつかたくさんたまったガゼルファミリーたちの写真集が出せたらいいなぁ、と最近欲が出てきました(笑)。別ブログでガゼルファミリーに限って写真を載せているんですが、いつかこういうものが形になったらうれしいなと思っています。
エキサイトブログ編集部:日本では想像もできないガゼルとの暮らしや砂漠での暮らしぶりを楽しませていただいていますが、ガゼルを飼いはじめたきっかけ、砂漠暮らしの楽しさや感動することは?
はなももさん:ガゼルのサーメルは、「砂漠で生まれたばかりのガゼルを見つけたんだけれど、どうしたらいいかわからない」と知人が我が家に連れてきました。彼らは子ガゼルがいることに気がつかず、母ガゼルを狩って食べてしまったというんです。きっと生まれて1日か2日くらいしか経っていなかったと思います。
何もわからず試行錯誤で育てたので、生死をさまよう病気をしながらもサーメルがここまで元気に育ってくれたのは、とても幸運でした。その後、サーメルのお嫁さんとしてダマーニが我が家の家族になり、それからは子どもが次々に生まれて大所帯になりました。
サーメルは人間に育てられたせいか、笑われると怒ってみたり、いたずらするとバツの悪い顔をして近づいてこなかったり、すごく人間臭いところがあっておかしいんです。その点、人間に育てられていないダマーニやその子どもたちは、犬や猫と違って、本来野生の動物なので人間に甘えてみたり媚びて(笑)みたりせず、とても警戒心が強いんですね。
それだけに、お互い言いたいことがわかったり、リラックスして近くで一緒にいる時間を過ごしたりすると、なんともいえない幸せな気分になれます。一緒に昼寝したり、病気の時に砂漠で夜を過ごしたり、出産場面に立ち会ったり、一緒に遊んだり…。そういう時間は私の宝物ですね。
特に赤ちゃんガゼルが誕生する時と、誕生してからしばらくは、赤ちゃんそのものもかわいいし、チビを迎えて取り囲む家族の反応もおかしいし、毎日笑いが絶えません。今が丁度その時期なんですが、ホントかわいいですよ。
ガゼルって、実は情緒も表情もとても豊かなんです。なので写真を撮るのもとても楽しいですね。
我が家があるところはもともとちょっと高い砂丘でした。UAEに住み始めてまもないころ、夜砂漠に遊びに出かけ、その砂丘に寝転がって夫と空を見ていたんですが。その日はたまたま流星群の日だったんですね。ふたりでものすごい数の流れ星を見たんですが、そのとき夫は「ここに家を建てよう」と決めたんだそうです。
私はどこでもこだわりがないので(笑)、気がついたらこんな生活をしていたという感じでして…。この生活も7年目ですが、夏は半端じゃない暑さで熱風が吹き続けますし、雨は数ヶ月に1回あるかないかという厳しい環境の中でも、動物や虫、草花、いろんな生物がたくましく生活していることに、今でもいちいち感動して魅入ってしまいます。砂漠に座り込んで「ファーブルの気持ち、よくわかるわ~」とフンコロガシを長い時間見てたり…(笑)。
こういう生活をしていると、雨が心の底からうれしかったり、太陽を隠す雲がとても偉大に見えたり、霧の残した小さな露が命をつなぐとても美しいものに見えたり。吹く風ひとつ、たとえ些細なことであっても、きっとどれも無駄なものはなくて、ひとつひとつに意味があって今を支えているんだなぁと、人間なんてぜんぜん足元にも及ばない自然のすごさをもろに感じます。
砂漠生活の楽しさの一つは、開放感でしょうか。サンドバギーや馬に乗って砂漠に出かけたり、満天の星を砂丘に寝転んで見たりしいても、会うのはラクダや野生のガゼルといったろころ。朝ワンコの散歩に出かけて、誰もいない砂漠で、片方の地平線に月が消えていくのを見ながら、反対から太陽が上がってくるのを見たりすると、すごく贅沢だな~と思います。
エキサイトブログ編集部:時々アップされるイラストもユーモラスでほのぼのしていますが、イラストを描くようになったきっかけや描く楽しさは? また、記事アップの際に心がけていることは?
はなももさん:絵はホームページのほうで4コママンガを描いていたんですが、文章だけよりも絵があると「ちょっと読んでみようかな」というきっかけになるかなと思ったのが描き始めた理由でした。ブログを主に更新するようになってからは写真が主体で、ほとんど描かなくなったんですが、去年は我が家の家族である動物たちを描いてカレンダーを作り、「クイズの正解者にプレゼント」というのをやりました。そのときに描いた絵を今は毎月月の初めにブログの一番上の記事に載せています。
実際の生活では動物たちみんなが一堂に会すというのは不可能なんですが、絵の上では自由なので、描いていてとても楽しいですね。
記事アップについては…、本当は読んでくださる方が読みやすいように、極力簡潔に写真を絞って載せたいと思っているんですが。どうしても彼らのおもしろい行動を余すことなく載せたくて、一記事一記事が写真いっぱいで長くなってしまって申し訳ないな~と思っています。携帯で見るのは特にとても大変なブログになってしまって…。編集能力がなくてスミマセン。
エキサイトブログ編集部:生活の中で大切にしている時間や癒される瞬間などは?
はなももさん:これもそのまんまなのですが、動物たちと過ごす時間です。
昼寝をしていると、鳩のクブズがピタッと体を寄せて添い寝してきたり、外でガゼル一家と過ごしていると、何か言いたげにそっと寄って来られたり、子牛の散歩をしていて、「撫でて欲しい」と甘えられたり…。家の中にいても外にいても、動物三昧なので癒されっぱなしです。
エキサイトブログ編集部:数ある作品の中でご自身が気に入っている作品、また、読者に評判だったポストは?
はなももさん:◎2009年8月10日「2009年のたわし君」
何故か一年に1回姿を見せるはりねずみと我が家の動物の♂チームとの交流(?)の記事です。
ブログtoメディアに載せていただいて、いっぱいアクセスしていただきました。
とにかくはりねずみがかわいいんですが、それに加えて対面したそれぞれの反応に、それぞれの性格が良く出ていて好きな記事です。
◎2009年8月16日
「たわし君その3」
こちらは母と娘2匹のガゼル♀チームとはりねずみの交流なんですが、こちらもそれぞれの性格がとてもよく出ていて、数あるお気に入りの記事の中でも私的にはピカ一のお気に入りです。
◎2007年11月26日
「ザーヘルが生まれたその日のお話:その3」
ガゼルの次男坊が生まれたときの出産記録。陣痛が始まってからお産後まで傍にいたんですが、感動しっぱなしの初体験の私にとって、とても貴重な記録です。
◎2007年7月7日
「久しぶりに被り物」
サーメルが被り物をした時の記事なんですが、実際に見ているときも苦しいほどに笑っちゃってしまいました。この記事を見ると今でもニヤニヤ笑ってしまいますが、読んでくださっている方にも、大いに笑っていただきました。
◎2010年1月6日
「サラーミー交遊録 その2」
サラーミーは馬ですが、馬友だちがいないサラーミーの友だちはラクダ。そんなサラーミーとラクダの大きな動物同士の絡みは見ていて飽きることがありませんね。
このときもサラーミーが一生懸命ラクダ友だちに話している姿がなんともおかしくてサラーミーの記事の中でとても気に入っています。
◎2009年4月17日「クブズのライバル」
クブズとは鳩でして、私に恋している(笑)クブズと夫の攻防は最近定番のネタになっているんですが、この記事の中の、特に玄関から夫を追い出すクブズの必死な姿がおかしくてお気に入りの一記事です。
◎2008年9月15日「カマル」
砂漠と月はやはり絵になるので時々載せるんですが、中でもお気に入りの写真をどどーっと集めてみた記事です。
◎2009年1月8日「骨」
砂漠でみつけたラクダの骨の記事。お気に入りというよりも、それほど特別ではない日常の風景として載せたんですが、一番思っていたよりも反響のあった記事です。「あぁ、やっぱり感動のアンテナはもっと張ってないとな、見慣れちゃだめだな~」と思いました。
エキサイトブログ編集部:今一番ほしいものは?
はなももさん:欲しいというか、今一番願っていることですが…。
私が乗馬を習っているところで、先日前足が一本完全に使えない状態で仔馬が生まれました。生きていることにすごく純粋な姿に胸がとても熱くなりました。いろんな意味でこの仔馬ちゃんの将来は越えないといけない壁がとても大きいんですが、何か自分にできることはないか、どうかこの仔馬ちゃんに幸せな人生が待っていますように…という願い。最近はそのことが頭から離れませんね。
エキサイトブログ編集部:最近の気になるニュースは?
はなももさん:特別天然記念物・トキの放鳥でしょうか。先にもお話しましたが、砂漠に住んでいると、人間の力なんてとても及ばない自然のすごさを目の当たりにします。
砂漠では人知れず絶滅している生物も、新しく生まれている命もあるのではないかと思いますが、どちらも大きな自然の流れの中でおこるべくしておこっているんじゃないかと。過熱するトキの放鳥の報道、襲ったテンやカラスが悪者だと駆除の提案…いろいろ考えさせられます。
それと、先日「不同意堕胎事件」というのがありましたが、事件の背景や真実はまた別として、事件の報道の中に「生ませたら不幸になると思ってやった」という記事がありました。日本では助産師をしていたので、現実的なこともよくわかっているつもりですが、でも、こんな生活の中で、たくましく生きていく命や、絶えていく命を間近で見ていると、誰かが望むとか望まないとか、産ませてやるとかやらないとか、生命って、本当はそんな小さなものじゃないんだよなと、つくづくそう思い知らされます。
エキサイトブログ編集部:ブログに訪問してくださる方にひとこと!
はなももさん:時にしばらく更新がなかったと思ったら、いきなりどどっと怒涛の更新をするなど、読むほうにしてみると大変迷惑なマイペース更新のブログにもかかわらず、見放さず通ってくださってありがとうございます。
また、だらだら長い記事も丁寧に読んで、書き込んでくださる温かい&楽しいコメント、とてもうれしいです。動物との会話が9割の私の生活ですが、ブログに訪問してくださる皆さんのおかげで人間らしさをかろうじて保っていられます!
エキサイトブログ編集部:ありがとうございました。
【はなももさんが好きなブログ、気になるブログ】
「rio’s story」
動物園の動物の写真を主に撮られているんですが、とにかくどれも動物の魅力120%の写真で、撮られた動物たちはうれしいだろうな~と思います。特にカピバラの写真はどれも大好きで、いつ見ても笑ってしまいます。
「mahoutの見習い」
今ブログは中止状態になってしまい、とても残念なんですが、動物園の象を担当されている飼育係さんのブログ。動物の「かわいい」とか「おもしろい」のありきたりの話ではなく、動物と真剣に向き合っているからこその葛藤とか喜びがとても身近に感じられて、すばらしいブログだったので、再開されることを切に願っています。
「NZ馬・物語り/ニュージーランドの馬と馬に関わる人についての見聞録」
ニュージーランドで馬のことを学んでいる不二子さんのブログ。実は馬とすごい経験をしているのに、「どうだすごいだろう」という所がひとつもなく、力を抜いた文章に馬初心者の私は「私もがんばれそうだ」と、とても励まされます。
「黒い森の白いくまさん」
ドイツでお医者さんをしている、どくとるくまさんのブログ。エキサイトのトップにある「新着フォトギャラリー」で、私の写真を見て訪ねてくださったのがきっかけなんですが、想像を絶する努力と芯の強さで輝いている今がある、憧れの女性です。
「GO!Joppari」
理科の先生をされているんですが、「こんな先生だったら授業も楽しいだろうな~」と生徒さんがうらやましい。骨コレクションは圧巻です。ぜひ骨集めに砂漠に来ていただきたいです。
【はなももさんのライフログ】
実験動物にされそうな「乱暴で危険な犬」と誤解される若いピットブルと、それを助けようとした医師志望女学生との絆を中心にした話。初めから泣いてばかりでなかなか進まず、読み終わるまでにとても時間がかかりました。
世界的に有名な馬の調教師。生い立ちをたどりながら、馬との信頼関係を築く方法をどうやって取得したかが書かれています。まだ我が家に馬が来るずっと前、ガゼルと生活している私のブログを見た人から「こんな本がありますよ」とコメントで教えていただきました。
日本食は普段それほど恋しくならないんですが、これを読むとお茶漬けとか漬物とかお味噌汁がたまらなく恋しくなります。同じく藤沢周平さんの「用心棒日月抄」と合わせて、私にとって禁断の書です。
イスラム教の人が頻繁に使う「インシャッラー」という、神の思し召しのままにというような意味の言葉があります。実行できなかったときの逃げ口上のように思われているんですが、本当の意味を金太郎が悟る箇所、アラブ人相手にお仕事される方に一読お勧めです。
はなももさんの「はなももの別館」を読んでみましょう。