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これから先の事。
PE'Zファイナルツアー。もう後半戦です。すごくいい感じです。みんなありがとう。
PE'Zとしての全国ツアーは最後です。初めての土地も、何回もライブで行った土地も、一つ一つのライブがファイナル。かみしめて行こうと思ってます。 各地方のみんなとの別れは辛いけれども、このツアーはスタートラインなんだよね。 だから今年一年熱くやりきります、みんなよろしく。 ここで、俺ら五人はPE'Z終わってどーするんだろう、、って気になっている人も沢山いると思うので、とりあえず俺のこの先の活動について今話せる話しをしたいと思います。 7歳くらいの時に、斑尾高原でやっていたジャズフェスティバルを見てトランペットを初めて以来今日まで、俺はその時見た夢を追って生きてきました。これは雰囲気なので、具体的な形の説明は難しいけど、この先も、あの時想った、ドキドキした空間を作る為に、自分の人生を歩んでいくつもりです。 俺が20歳そこそこの頃、子供の頃から観て、聞いてきたもの、本場のニューヨークでみたジャズのライブの空気を日本の皆で共有したくて、PE'Zを組みました。 今思うと、それは音楽的にジャズと言えるものではないのかもしれなかったですが、、五人の音をぶつけ合った結果、それはポップだったり、ロックだったり、いろんなジャンルの音が重なり合ったものになりました。PE'Z独自の音楽です。でも奇跡的に集まった5人で出す音が、俺にとってはジャズだったのです。 本当に最高で最強のバンドです。 そして15年突っ走ってきて、色んな事に挑戦してきて、失敗も成功もして、、去年秋、今年2015年の活動をもってPE'Zを終える決断をしました。 その理由が、まだみなさんにはちゃんと伝わってないと思います。 ここでもうちょっと具体的にはなします。 5〜6年前あたりから、メンバー間のやりとりや、所属事務所との関係もどこか人任せになりつつあり、アルバムを作る上での会議でも、それまでとは関係性が変わりつつありました。ツアーなどの事、さらにこの先の方向性や、具体的な熱いアイディアがなかなか出せなくなり、皆の気持ちも一致しないことが増えてきました。 これは俺が迷走していた部分が大きいですが、PE'Zというバンドの在り方というか、活動の仕方に疑問を持ち出したのが、その頃でした。 俺の中のJAZZはもう、このPE'Zといういろんな意味で形が出来上がったバンドでやることは難しいんじゃないか、、そんな想いも。 メンバーでその辺の話も沢山しました。各々の考え方もあり、解決する為の色んな方法を模索してきました。しかし話もまとまらず、決心もつかず、ずるずると時間が過ぎました。 その結果、この先個人としてもっと成長する為には、この状態でPE'Zとしてステージに立ち続けるのはもう限界だろうと、解散を提案しました。 解散を決断して、皆さんには申し訳ないですが、俺としては凄く久しぶりに結成当時のあのスリリングな、ワクワクするようなステージを今回のツアーでは出来てます。 凄く勝手な言い分で申し訳ないんだけど、、 とにかく今、俺ら五人とあと一人のスタッフで、自ら車でまわってるツアーが、当時の自分らだけでライブを作ってた頃のようで、純粋に熱く毎日を生きています。その熱さを今年の年末のファイナルまで。。 そこでPE'Zがなくなって、この先俺は何をするんだろう。何ができるんだろう。散々考えました。 俺は、元々自分で考えたことで人を驚かせたり、喜ばせたりする事が好きで、曲を作るのももちろん大好きで、、 この先もやはり仲間と熱く、何かに向かって音楽で喜びや悲しみを共に味わう、今の時代では古臭いと思われるそんなノリが、やりたいんです。それが俺の全てなんです。 そして音楽という面では、俺は俺の中のJAZZを追い続けたい。 結果、この先の人生を歩む上でまたゼロからやろうと、そう思いました。 そこで俺は今年の5月で、15年お世話になった事務所を辞めることにしました。自分の考えを自分の責任で行動し、伝えていく。今まで所属事務所と、PE'Zに甘えていたところを、全て自己責任でするという事です。俺はまだまだ音楽で世の中に元気を与えていく事が出来ると信じてます。そしてさらには音楽だけではなく、自分にできることは何でも挑戦していくつもりです。 大山ソロ活動第一弾として新しいバンドを作りました。 BimBomBam楽団(BBB楽団) という名前で、トランペット、バイオリン、ギター、ウッドベース+パーカッション、ピアノ、サックスetc..というメンバーです。 次はPE'Zとはまた違った角度から、ある意味原点に戻って、ジャズのルーツであるスウィングジャズや、前から心を奪われていたジプシージャズのサウンドを取り入れたバンドになる予定です。(もちろんどんどん進化していきます) もう既に小さい動きはありますが、このバンドの本格的な活動は4月の人見記念講堂でのライブを終わってからスタートです。 その他の事は追ってどんどん発表していきたいと思います。 とりあえずは、自分のTwitter、Facebook、instagram等で随時お知らせするつもりです。 みなさんどうぞよろしくお願いします。 そしてもう一つ、 PE'Zは去年の夏、秋冬と侍ジャズキッズという小学生向けのクリニックをやらせていただきました。 みんなのキラキラした目や、真っ直ぐな姿勢に、色々教えられることがあり、俺自身もかなり実りあるものとなりました。 子供の頃沢山のミュージシャンと触れ合ったあの日のドキドキが、今の俺を作ってます。 なのでこの活動は続けていきたいという気持ちが強く、この春からキッズトランペットスクールを始めようと思っています。 詳細は追って報告しますが、トランペットの教室として、色々工夫してやっていこうと思ってます。 以上です。 これからも誠心誠意、皆が共に気持ちよくなれるように頑張りますので、応援よろしくお願いします。 大山
by pez2006
| 2015-02-16 20:05
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Comments(18)
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たやこ
at 2015-02-16 20:33
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解散が決まってからのみなさんのライブの姿を見てると、あまりにもいきいきしていて解散するのが!もったいない!と思ってしまいます。
が、解散というみんなの目標ができてからの楽しさなんだろうな、とこれ読んで納得しました。 大山さんはわかりやすい方だと思うんです、ステージに立っていても嫌な事が何かあったのかな?って思う時もあります? (勝手な推測すいません、でもそんな大山さんもステキです) それが最近のいきいきした姿を見ると、解散も間違いではないのかなー?と思えてきています。 ただ!解散が最後ではない、何度も言いますが戻ったっていいんです! 解散してもPE'Zは再結成するバンドだと思って、私は勝手に待ち続けます。 何年たっても私はPE'Zのみなさんの事を忘れませんからー!
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sarukichi
at 2015-02-16 21:02
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10年超PE'Zの大ファンを自負してきた身としては、5~6年前から…のくだりは何となく感じ取っていました。
それでもやっぱりPE'Zのメンバーが、曲が大好きで、この人達を一生応援していくんだ、と思っていました。 大山さんが「一生PE'Zやっていくんで応援よろしく!」 そうキラキラ言い放ってくれたから。 いつぞやのブログかな?「中田英寿さんのような引き際より、トコトンやり尽くす三浦知良さんのほうがカッコいいと俺は思う」と仰っていて、そんなリーダーをカッコいいと私は思っていました。 ファンとしては細々とで良いから、PE'Zとしての活動は続けて欲しかった。 また今回の発表は少なからず悲しいです。 だってまだPE'Zの大山さんじゃないですか。 4月から新たな活動を始めてしまうのですか。 まだまだ最後のエンムスビもありますよ? PE'Zとしての活動をきちんと締めくくってから、次に移って欲しかったです… 大山さんのTwitterやFacebookからPE'Zの文字が消えてしまうのが悲しくて仕方ありません。 2015年が過ぎても、いつか5人での演奏をみれる日が来るのを待ち望んでいます。
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マツ
at 2015-02-16 22:19
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PE’Zの音楽と初めて出会ったのが高校生の時でした。
もともと和太鼓とピアノを習っていたり、兄の影響でロックをよく聞いていた私にとって、侍ジャズ PE’Zの九月の空は衝撃的でした。どストライクのど真ん中に突き刺さり、今に至ります。 大山さんの作る、歌詞はなくても歌心のある曲が大好きです。 まだ音を聞いたことはないですが、新しいバンドもきっと素敵なバンドになると信じています。 それと同時にPE’Zが無くなってしまうことはやっぱり残念です。10年先、 20年先でも待ちたいと思ってしまうファンがたくさんいる事をどうか許してください。 大山さんの音楽に誠実な姿が大好きです。 これからもずっと応援します。 いろんなファンの意見もあるかと思いますが、大山さんの信じる道を貫いてください。 ツアーの後半戦 どうかお体に気をつけて頑張ってください。
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mimico
at 2015-02-16 22:45
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大山さん、丁寧な言葉を受けとりました☆気持ちをいっぱいありがとうございます。
大山さんのまっすぐなところが大好きです。 広島と高松に行ってよかった。PE'Zを大好きな気持ちは変わらないから、もちろんさみしいです。けど大好きな5人の笑顔と音がこんなに幸せをくれて…たくさんの元気をもらいました。 高松のplease come hereに包まれた素敵な空間が胸にあります☆ 大丈夫、いつも大山さんのトランペットが私のお守りです。これからも素敵な大山さんに会えるのを楽しみにしてます。大好きなので、問題なし☆
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hitomi☆
at 2015-02-17 01:06
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解散はJAWへの大規模なドッキリだと、そうあってほしいとずっと思ってた(≧∇≦)
もっと早く出会ってれば良かったなぁ…>_<… 私は2013年の広島グリーンアリーナでPE'Zと初めて出会い、演奏聞いて鳥肌が立ち、その日からPE'Zの事ばかり♡ 何十年も続けると語っていたので、鬼かこひにも入会したんだよっ。 でも、もうその時には、色々考えていたんですねっ。 広島19でのライブは着席だったので、 70歳になる母も一緒に参加しました。 母は頸椎を圧迫骨折してるので、同じ姿勢で聞く事が出来ず、目の前でずっと下を向いたまま聞く姿勢になっていました。ごめんなさい。ずっと謝りたかったの。 演奏途中で外を眺める目はすごく悲しく見えました。目の前でそんな態度とられたら、辛いよね。本当にごめんなさい。 でも私と母にとっては、とっても素敵な思い出になりました。 素敵な演奏をありがとうございました☆ WATARUが解散の言い出しっぺであるならば、再結成の言い出しっぺもWATARUじゃないとねっ。こんな最高な5人はいない。 必ず復活してください☆ ずっと待ってます♡ PE'Zが大好き☆
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onajiao2 at 2015-02-17 08:30
わたしは大山さんの影響でJAZZを聴き始めました。
PE'Zの音楽にずっと支えられてきたので受け入れるまで時間がかかりましたが、先日ツアーに参加し向きあえました。血が騒ぐのを体感しました。ありがとうございます。 BBB楽団、まだお名前だけで拝見できていないのですが、関西にも来てくださるのを心待ちにしています。 自分の店でJAZZライヴという新たな夢も勝手に膨らましつつ。 続くツアー、どうかお身体お大事に。 これから先もついてゆきます。よろしくお願いします!! (事務所を離れても今年いっぱいはPE'Zの活動されますよね?…鬼かこひも…気になったもので)
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ジュディ
at 2015-02-17 12:54
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大山さんのトランペットが好きやけん
応援しとるよー!!
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北國
at 2015-02-17 14:26
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ツアー序盤戦を見た時、大山さん一人だけしかめっ面で
「この人、本当に心から楽しんでるのかな?」 「違うバンドが始動してるから心ここに在らずなのかな?」と 思うこともしばしば… 残り1年切ってます。 大山さんの情熱を、今は“PE'Z”で見たいのです。
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かずぞう
at 2015-02-18 09:45
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文章を読ませていただいて何とも言えないスッキリしないモヤモヤが頭の中に残りますが、筋を通す不器用な大山氏らしいなと勝手に思っております。
今度、方向性でウロウロしはじめたら、後ろからドロップキックかましてやる!ぐらいの気持ちで応援していますよ。 4月のライブ前の発表でありがたかった。後だったら言い訳っぽいし、こっちもスッキリした気持ちでライブに入れるよ。
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はるこ
at 2015-02-19 21:43
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やっぱり、大山さんて不器用というか、正直者だなあ。
私はまだまだ、PE'Zの5人にしがみついていたいのです。 来年からの、5人それぞれの活動も気になりますけど、今年1年はまだPE'Zとしての5人を見ていたいのに。 ラストツアーに参戦しつつ、ちょっとずつでも解散を受け入れようと努力してるつもりですが、置いてきぼり食らった感じですよ(笑) 大山さんの今後の活動も応援していくつもりですが…。 今年のエンムスビまでPE'Zをやるなら、ファンを納得させられるようにPE'Zをやり切って欲しい。 それから次に進んで欲しい。 ツアー、宇都宮参戦しましたが、まだまだ満足出来ません。 ファンの皆の10数年に渡るPE'Z愛を舐めないで下さいね。
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ムク
at 2015-02-21 01:04
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がっかりしました。なぜ今??これから大変だと思いますが、頑張って下さい。一人の力でここまで来たんじゃないと思います。他の4人とスタッフ達、ファン達で来たんです。最後まで全力でやってほしかった。
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らん
at 2015-02-26 04:43
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ブログ読ませていただきました、皆さんのコメントも。
PE'Zのラストイヤーに大山さんが新バンドの活動を始めたことについて、ファンの中でも賛否両論あるみたいですが、それは大山さんをアーティストととらえているか、エンタティナーとしてとらえているのかの違いじゃないかなと思いました。 わたしはアーティストと感じてますので、全然OKです。 アーティストのファンはお客様ではなく、その人のアートが好きで、そのアーティストが芸術活動を続けるサポートをするパトロンであるべきです。 まずアーティスト自身が表現したい作品を作ることが第一で、結果的にそれを素晴らしいと感じた人がファン=パトロンになり、もし気に入らなくなれば、静かにパトロンを降りるだけ、というのが本来の形だと思います。 ファン自身が自分はお客様だと思ってしまうと、あれこれクレームつけたくなるもんですが。 解散を発表したときに航さんが、「PE'Zのために音楽をやってるんじゃない」と書かれていたのを見て、ファンが求めるPE'Zと、自分たちがやりたいことにギャップが出てきたのではないか、しかし事務所は商売なので、お客様が求めるPE'Zを提供させようとする、そこに無理が生じてきたのが解散の理由では、と勝手な解釈をしました。 アーティストである大山さんはそれに耐えられなかったのではないかな、、、と。 ブログの中の、全て自己責任でする、という言葉の中にもそれをすごく強く感じました。 間違ってるかもしれませんが。 わたしは、ファン=お客様だと思わなくていいと思いますよ! でないと、お客様のご要望にお答えする活動=商売、をしなければいけなくなっちゃいますからね。 やりたいことだけガンガンやってください! かつてシュールレアリズムのアーティストたちを支えたペギー・グッゲンハイムのような素晴らしいパトロンと比べたら、何千分の一以下ではありますが、わたしは大山さんのやりたいことを応援します。 これからの大山さんの活動に、それを支える良質なファン=パトロンが一人でも多く増えることを心より願ってやみません。
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くう
at 2015-02-26 13:30
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元ペズキチ
at 2015-03-03 15:23
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自分が作って自分が壊した そういうことだろ、おれらのことはどうでもいい。
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puuta
at 2015-03-18 23:40
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烈火わさび
at 2015-04-06 01:00
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大山さん、こんばんは!
遅くなりましたが、ツアー本編お疲れさまでした。 後半が東北地方でしたので、とっても嬉しくてなんとか日程調整してライブに参加する事が出来ました。 私自身、明後日から東京で新しい生活が始まります、、、が、諸々の事情があり地元東北と東京を月に何度か往復するような感じです。 昨年12月の解散メールが届いたのが、職場で丁度お昼休み中だったので 「んんっ?今日は何日何の日?今日はエイプリルフール?」と混乱したのも PE'Z最後のツアーが始まった頃に退職手続きをしていたのも、なんか懐かしなぁ~と感じる自分もいます。 私は「PE'Zは解散しないバンド」だと思い込んでいたので、数か月間自身の退職も相まってイマイチ現実感がありませんでした。 メンバー皆さんが各々の音をより追及していくのは、今回の解散というかたちだったのかもしれないですけど 「えー、来年からは五人一緒の生音が聴けないの?」という寂しさと「んじゃ、私が興行主とかライブハウスのオーナーとかになればいいんじゃねw」という頭が湧くような妄想の日々です。 なんだか、訳わからん文章になってしまいましたが まずはあらゆる意味で、大山さん自身ご自愛ください。 で、ソロライブは早めにちゃんと告知してね~ 楽しみにしてますよ~。
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りんご
at 2015-12-23 15:26
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PE'Zでの活動、本当に本当にお疲れさまでした。(*^^*)
未来への活力は、ワクワクする気持ちじゃないとっていうようなお考えに、すごく共感します。 一般の人は、ある程度の年齢になると、保守的になる方が多いと思います。音楽業界でも、冒険することをやめて安定と安全を選ぶ方もいらっしゃるでしょうし、、 でも、大山さんは、何よりも行動力とその熱意が、魅力な方ですよね。 かっこいいと思います! そして、もうひとつ、、 大山さんのプレイは、バンド向きだと思っていて、PE'Zのなかだからこそ、映えた部分も大きいのではないでしょうか。 ソロアーティストタイプじゃないから、新しいバンドを組むのは大正解だと思います!がんばってくださいね、応援していきます!
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ワールドベンチャーズ
at 2016-03-02 22:38
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キッズトランペットスクールすばらしいです!うちの子も参加させたいっ!!(^^)
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