突然の発表で、皆さん驚かれたと思います。
じーさんになるまで何十年もやってくぜ！！って言っておきながら、解散という道を選んでしまいました。

でも、後ろ向きな想いは、これっぽっちもないんです。

数年前から世の中の流れ、音楽業界の流れを、そのど真ん中から見ていて、PE'Zとして今のままではダメだ、何か変えていかないとダメだ、これじゃあ皆をハッピーにするどころじゃない、と思い、色々やってきました。

失敗も成功もしました。

その度にメンバーと先のこと、PE'Zとして何ができるか、話し合ってきました。
俺も見た目ほど（？）強いわけでもないし、正直、崩れそうになってしまった事もありました。

そんな中先日の人見記念講堂でのライブを終えて、一つの想いがうかびました。ほんと突然なんだけど。

今まで5人で力を合わせてやってきたけれど、これからはもっと個人の、独立したタフなパワーがなきゃ生きていけないんじゃないか。そこに甘えはもういらないなと。各々自分の足で、自分の意思で生きていく力をつけなくてはいけない時期なんじゃないかと。強くそう思いました。

迷いながら、100%の熱さを伝えていけない可能性があるなら、それはなあなあにせず、解決するべきなんじゃないか？

という想い。

だから、俺が解散を言い出しました。

メンバーの間で、いろんな意見が出ました、
でも最後は全員が賛成してくれました。

何年か活動を休憩するという選択肢もありましたが、俺らは潔く解散を選びました。背水の陣をしくべきだと。


PE'Zの5人の演奏を心待ちにしていてくれている皆さんには、少し寂しい気持ちにさせてしまったけど、きっと俺らはそれぞれで、それぞれの熱い音を伝えていきます。

俺は俺でまた、何かを創り、伝えていく選択をします。

15年という年月。ずっと支えてくれてきた皆さんに感謝しています。
これは本当にありがたいことです。


ツアーとしては、来年1月から始まるツアーが最後です。
夏には想い出の深いフェスに少しだけ出たいと思っています。これは先方がある事なので約束はできませんが。
そして2015年の年末にPE'Z最後のライブをする予定です。

来年1年間で、全てやりきりたいと思います。



本当に15年間ありがとうございました。
そしてこれからもよろしくお願いします。




Ohyama B.M.W. Wataru