
貧乏性のぼくは、なにかやることがないと時間を持て余してしまいます。そんな性格なので、このところ原稿ばっかり書いて、それはそれで大変なんですが、気分的にはいい感じです。
先週末に一冊書き終わって、やることがなくなってつまらないなぁと思っていたところ、タイミングよく次に出す予定の本のゲラが戻ってきました。今回は再校です。
この本、原稿自体は1年前に書き終わっていたのですが、編集者の入念なチェックがあって1年がかりの編集・校正作業になりました。以前からブログでときどき触れていたブルーノート本です。最初は500ページくらいになるのでは? と思っていましたが、結局430ページくらいで落ち着きそうです。
初稿のチェックを始めたのが去年の12月ごろだったと思いますが、なにせ文字の量が多くて、レイアウトに流し込むだけでも結構な手間がかかったようです。しかも、データや文章にやたら直しを入れたため、再校が出るまでにまたしてもしばしの時間がかかりました。

全部で3章からなる本で、現在見直しているのは第3章の再校です。これが一番短いのでそれほど時間はかからないはずです。これを戻すと同時に第1章の3校が届き、あとは順次第2章と第3章の再校が届き、それらをかなり短い期間で見直さなければならず、4月の第1週から2週にかけてはこれにかかりっきりになります。それから、先週書き終えたもうひとつの本の初稿も明後日には届きます。こういう状況、大変ですけど嬉しいですねぇ。

それを想定して、この週末は雑誌などに頼まれている原稿の大半を仕上げておきました。ぼくの場合、本業もあるので時間の配分が勝負になります。いかに要領よく時間を使い分けるか。原稿を書くより、そっちに頭を使っています。
「だからお前の原稿はひどい!」といわれるんですが、丁寧に書くともっとひどい文章になることが多いので、相当以前からパッパと書くことを優先しています。早ければいいわけじゃないとは思いますが、ぼくの場合は早さも重要です。ちなみにここまで書くのに10分ほどです。

ブログは本や雑誌に書く原稿以上に早く書くことにしています。目的のひとつが早く書く練習ですから。そういうわけで、これもときどきブログ上で書いていますが、あまり内容は当てになりません。というか信用しないでください。記憶に頼って書いています。いちいちデータには当たりません。そういうことに時間を使うことはしません。
ここまでで13分かかりました。あとは写真をアップしたりなんだかんだでトータル20分で終了というところでしょうか。ブログにかける手間はこの程度でいいんじゃないでしょうか、ね。