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川隆夫の JAZZ BLOG
Profile

©Kozocom (photo by Shuichi Kasahara)
職業:JAZZジャーナリスト、整形外科医、DJ

ニューヨーク大学の大学院在学中にアート・ブレーキーやマルサリス兄弟など数多くのミュージシャンと知り合う。帰国後、JAZZを中心に約3000本のライナーノーツを手がけると共にJAZZ関連の著書を多数出版。ブルーノートの完全コレクターとしても有名。その他、マイルス・デイヴィスやブルーノートの創始者アルフレッド・ライオンの来日時の主治医を勤めるなど、現役の整形外科医としても第一線で活躍中。

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「証言で綴る日本のジャズ」

「ジャケ裏の真実
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小川隆夫ONGAKUゼミナール
@銀座le sept
3.19:ジャズメン、ジャズを聴く!


■TALK EVENT■
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「3月文化講演会」@神戸
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TEL: 078-265-6595

詳細やその他ライナーノーツなどは 「Works & Information」へ>>
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2008-12-30(1) 悲しいですね
2008-12-30(1) 悲しいですね_e0021965_6101263.jpg
 ある方から、フレディ・ハバードの話と食事ブログを一緒にするのはどうなんでしょう? とのご指摘を受けました。いわれてみればその通りなので、別々にアップすることにしました。軽率なぼくにはこういうご指摘とても有り難いです。そういうわけで、以下はフレディ・ハバードの部分です。

それに伴い、Tonyさん、Isisさん、それとFさんのコメントが消えてしまいました。お三方には本当に申し訳ありません。どうかお許しください。

 sou-unさんのコメントにもありましたが、フレディ・ハバードが心不全で12月29日にカリフォルニアの病院で亡くなりました。11月30日から入院していて、1週間くらい前ですか、重態のニュースが伝えられていただけに、持ち前の不屈の精神を発揮することなくこの世を去ってしまいました。

 写真は25年前に写したものです。遅刻の常習犯で身勝手なところのあったフレディですが、それでも天真爛漫な彼を多くのひとが受け入れ、愛していました。会えば、いつも向こうから人懐っこい笑顔で「元気ですかぁー」と日本語で声をかけてくれた優しさを思い出します。

2008-12-30(1) 悲しいですね_e0021965_6102728.jpg
 アルフレッド・ライオンが「ワン・ナイト・ウィズ・ブルーノート」のリハーサルをしているスタジオに現れたときは、真っ先にその姿を見つけ、一目散に駆けよったのがフレディでした。そして抱きつくやいなや、あのぎょろりとした目をむき出しにして大粒の涙を浮かべていた姿が忘れられません。このときのライオンは、15年ぶりくらいにニューヨークにやってきたはずです。

 やがて、その場にぼくがいるのに気がつき「恩人のミスター・アルフレッド・ライオンだよ」と紹介してくれ、ライオンには「本当にボスですよね?」と、今度は茶目っ気を発揮しておどけてみせた姿も脳裏に焼きついて離れません。
by jazz_ogawa | 2009-01-01 06:10 | 愛しのJazz Man | Trackback | Comments(4)
Commented by 浦島 at 2009-01-01 10:14 x
小川さん、私は一度だけフレディ・ハバードを聴いたことがあります。しかも私が住んでいる町です。もう10年以上前でしょうか? そのとき病気でしばらく演奏していないこともあり、思い通りにプレイすることができず、自分としてはかなり不満だったようです。確かにひどいプレイでした。でも、最後にそんな自分をメンバーとして誘ってくれた他のプレイヤーに感謝のスピーチを聞き、感動してしまいました。そのときにサインしてもらったCDが残っています。
Commented by jazz_ogawa at 2009-01-01 12:41
浦島さん、最晩年のフレディとはコンタクトが取れなかったのでわかりませんが、数年前まではやる気と体調がかみ合わず、かなり辛い思いをしていたようです。チェット・ベイカーの晩年もそうでしたが、それでも演奏したい気持、そして彼らがイメージしている演奏は、心で受け止めることができたと思っています。
浦島さんも忘れることのできないステージが観れたんじゃないでしょうか。
Commented by NetHero at 2009-01-01 16:26 x
小川さん、新年早々またまた得意の昔話と自慢話を少々。
私はフレディーハバードを2回ライブで聴いたことがあります。
最初は73年にビレッジバンガードでした。
メンバーは殆ど覚えていませんが、テナーがジュニァ・クックだったのだけは覚えています。ハバードのフュージョンの名曲"First Light" を演りました。
まだスマートな体形でしたが将来肥える様な気配は感じられました。
2度目は、81年にノースハリウッドにあったドンテと云うジャズクラブでした。この時は、既にかなり肥え太った体形で予想していたとはいえ驚きました。メンバーは、パブロレーベルに残されているノースシージャズフェスティバルライブアルバムとほぼ同じメンバーでした。
そして、これが書きたかったのですが、演ってくれました。彼のいやジャズフュージョン一番の名曲 "Red Clay" を。いいですねアノ曲は。
Commented by jazz_ogawa at 2009-01-01 23:58
NetHeroさん、73年ごろのフレディはよかったでしょうね。しかも「ヴァンガード」で観たなんて羨ましい限りです。
「Red Clay」、ぼくも大好きです。最初に渋谷のジャズ喫茶で聴いて、一発でノックアウトされ、帰りにヤマハでレコードを買い、翌日からバンドのレパートリーになりました。シンプルだけど発展性のあるソロで、フレディが絶頂のころの演奏ですよね。
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