
勝手に「祝 シャイン・ア・ライト 公開記念~ローリング・ストーンズを聴く・観る」と題し、昨日は武蔵小山にある「ライヴ・カフェ・アゲイン」でトーク・イヴェントの番外編をやってきました。いつもの「ONGAKUゼミナール」より大目のお客さんにいらしていただきました。ご来場のみなさん本当にありがとうございました。また、主催のお嬢さん方3名にも感謝です。

今回は映画の公開と、ついでにユニバーサルからデッカ時代のCDがSHM盤で12月に出ることもあわせて、デッカ時代の作品を選びました。というのは後付けの理由で、曲を選んでいったらデッカ時代のところでいっぱいになってしまったというのが実情です。選んだのはこういう曲です。
1.カム・オン
2.アイ・ウォナ・ビー・ユア・マン
3.ノット・フェイド・アウェイ
4.テル・ミー
5.イッツ・オール・オーヴァー・ナウ
6.タイム・イズ・オン・マイ・サイド
7.サティスファクション(DVD『ブリッジズ・トゥ・バビロン』)
8.ゲット・オフ・オブ・マイ・クラウド
9.アズ・ティアーズ・ゴー・バイ
おまけ:『シャイン・ア・ライト』の予告編
【休憩】
10.ペイント・イット・ブラック(DVD『シャイン・ア・ライト』)
11.レッツ・スペンド・ザ・ナイト・トゥゲザー(DVD『ザ・ビゲスト・バン』)
12.ルビー・チューズデイ
13.ジャンピング・ジャック・フラッシュ(DVD『フォー・フリックス』)
14.ストリート・ファイティング・マン
15.シンパシー・フォー・ザ・デヴィル(DVD『ロックンロール・サーカス』)
16.ホンキー・トンク・ウーマン(DVD『ストーンズ・ザ・イン・ザ・パーク』)
17.ブラウン・シュガー(DVD『アット・ザ・マックス』)

それで、相変わらずの脱線で、前半の途中からいくつか曲をカットし、後半は映像のみにしました。DVDを観始めたら、音だけだと物足りなくなってしまったんですね。それにモニターを観ていたほうが、ぼくの顔を観ているより(誰も観ていないか)よっぽどいいじゃないですか。

それにしても、ストーンズは歳を重ねるほどにかっこよくなりますね。昨日観た中では15と16が古い映像でしたが、いま観るとちょっと不気味というか、変です。当時から「変」でしたが。その「変」さが、年齢と共にかっこよくなってきたといえばいいでしょうか。いまだって十分以上に「変」ですが、誰にも真似できないかっこよさになっています。いい歳の取り方をしているひとを見ると嬉しくなるのは、ぼくも歳を取ったからでしょう。ぼくもいい刺激を受けました。
ところで会場になった「アゲイン」が入っているビルは「ペットサウンズ・ビル」といいます。いいでしょ? 最高のネーミングじゃないですか。恵比寿に「マイルス恵比寿」っていうビルがあって、その名前を聞いただけでそこに入居したマイルス御用達カメラマンがいますが、ビーチ・ボーイズ・ファンで事務所を探しているひとがいたら、ここしかないでしょうね。もっとも空室があるかどうかは知りませんが。
昨日はぼくも楽しい時間が過ごせました。これもご来場のみんさんと主催者のおかげです。次があるなら、ビートルズ特集でもやりましょうか。
次回の「ONGAKUゼミナール」は12月6日に銀座の「le sept」で開催します。こちらはまだ席に余裕があるそうです。詳細が10月30日付けのブログに出ていますので、興味のある方はよろしく。