昨日は新橋にあるスタジオで、シンガーの平賀マリカさんがパーソナリティを務める「MARICA CLUB」に出演してきました。放送日は、「今月のWorks & Information」で8月11日と書きましたが、8月18日に変更です。お盆休み明けの初日、月曜の夜10時半からの30分間になりました。お手元のラジオ、ドライヴ中のかたはカー・ステレオを、76.1MHに合わせてみてください。ただし東京ローカルです。
平賀さんはお気に入りのシンガーのひとりです。お会いしたのは初めてですが、これまでに何度か拝見したステージからイメージしていたとおりの女性でした。元気で周りをすぐに明るくしてくれるタイプといえばいいでしょうか。ぼくには人見知りのところがあるので、女性でも男性でもこういうひとと一緒だとほっとします。
出会った途端、すぐに親しみが持てるひとっていますよね。反対に、何度会っても会話が続かないひともいます。平賀さんは圧倒的に前者です。ですから、昨日はとても楽しい時間が過ごせました。
番組収録なので、話をまとめようという意識は働きますが、それでもついつい話し込んでしまうというか、話題が尽きないというか。これを30分番組に編集するのは大変だろうなぁと思いつつ、話し足りない気分のうちに終了です。その分、終わったあとの雑談に花が咲きましたが、あんまり長居をするのもご迷惑と思い、そこそこで切り上げてきました。
このジャケットは平賀さんの最新作『モア・ロマンス』ですが、番組の出演は、昨年彼女が出した『クロース・トゥ・バカラック』がきっかけのようです。そのアルバムの発売に併せた「クロース・トゥ・バカラック・コンサート」のことをこのブログで紹介したんですね。そのブログを、友人から教えてもらった平賀さんが見てくれたそうです。それから、この番組の構成を担当している方も会場でぼくを見かけていて、そういうことから昨日の収録になりました。これ、ブログの効用ですね。
昨日は番組の中で散々おだてられ、とてもいい気分でした。しかも褒めてくれるひとが美しい女性ですから申し分ありません。褒められるとその気になっちゃう性質なので、そのあたりは調子に乗ってはいけないと肝に銘じておきましたが。
この番組が放送されるころ、平賀さんはニューヨークで新作のレコーディングをしているそうです。今度のテーマはボサノヴァだとか。彼女のボサノヴァも早く聴きたいものです。
それで、雑談のときに、「ボサノヴァの推薦盤はありませんか?」と平賀さんに訊ねられました。美人に質問されたぼくはボーっとしていて、「やっぱり『ゲッツ=ジルベルト』でしょう」なんて、ありきたりの答えをしてしまいました。
その帰り道、平賀さんにぴったりなのは、ダイアナ・クラールの『ルック・オブ・ラヴ』と最近出たイリアーヌの『私のボサノヴァ』じゃないかな? なんてふと思いました。これらもぼくの大好きなアルバムです。平賀さんの雰囲気にも通じているので、参考になるかどうかわかりませんが、まだお持ちでなければ(たぶん持っていますよね)、ぜひ。もっとも、このブログを平賀さんがご覧になるかどうかわかりませんが。
それでは8月18日、オリンピックもたけなわだと思いますが、夜の10時半、東京周辺にいらっしゃるかたはぜひInterFMの「MARICA CLUB」をお聞きください。少しはクールダウンできるかもしれません。