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川隆夫の JAZZ BLOG
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©Kozocom (photo by Shuichi Kasahara)
職業:JAZZジャーナリスト、整形外科医、DJ

ニューヨーク大学の大学院在学中にアート・ブレーキーやマルサリス兄弟など数多くのミュージシャンと知り合う。帰国後、JAZZを中心に約3000本のライナーノーツを手がけると共にJAZZ関連の著書を多数出版。ブルーノートの完全コレクターとしても有名。その他、マイルス・デイヴィスやブルーノートの創始者アルフレッド・ライオンの来日時の主治医を勤めるなど、現役の整形外科医としても第一線で活躍中。

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3.19:ジャズメン、ジャズを聴く!


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2008-07-30 Clementine@「ブルーノート東京」
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 クレモンティンのライヴを観たのは数年ぶりでしょうか。このひと、聴くたびに歌が下手になっていくんですが、それとは反比例で味わいは深くなっていました。アストラッド・ジルベルトと同じで、雰囲気で聴かせるひとですから。そして、ぼくはこういうヴォーカルが大好きです。

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 ミニ・アルバムの『ショコラ・エ・スイーツ』が出たばかりで、それに合わせての来日ということなんでしょう。このタイトル・トラックは槙原敬之さんのオリジナルで、いつもの彼の歌と同じようにほのぼのとした感じでした。
 クレモンティーヌは、フランスより日本で人気が高いかもしれませんね。そういうこともあって、昨日のステージでも「悪女」とか「オー・シャンゼリゼ」とか、ゴンチチの曲とかも聴かせてくれました。曲名がわからないんですが、このゴンチチの曲がすごくよかったです。フランス語の歌詞がなんの違和感もなくメロディに乗っていて、ボサノヴァのリズムともあっていました。

 クレモンティーヌのことで覚えているのは、10年くらい前に、フランス大使の公邸で開かれたパーティに呼ばれたことです。このときは、デビューのきっかっけとなったベン・シドランとふたりでミニ・コンサートを開いたんですね。
 どうしてぼくがそんなところに呼ばれたかといえば、ベンが招待リストに名前を載せてくれたからです。ベンのことは知っていますか? 彼は弾き語りのひとで、古くはストーンズの『レット・イット・ブリード』にも参加しています。ミュージシャンですが、音楽ライターでもあり、マイルスのインタヴューなんかもしています。
 脱線しますが、シドラン(Sidran)の綴りを逆にすると「Nardis」になります。これ偶然ですが、マイルスが書いた曲の題名です。マイルスとのインタヴューでそのことを話題にしたら「So What」と切り替えされたそうです。さすがマイルス!

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 で、ベンとは古いつきあいで、20年以上前にジャズ批評社から最初の『ブルーノート・ブック』を出したときに、ライターとして参加してもらいました。彼はGo Jazzというレーベルのオーナーでもあり、ぼくがプロデューサーをしていたころは、ぼくが作ったアルバムもアメリカで出ていたので、そのうちの何枚かを自分のルートでいろいろなメディアに紹介したりもしてくれました。

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 そんな付き合いだったのでパーティに呼んでくれたんですが、あのころはベンもGo Jazzを始めたばかりで、ぼくもプロデューサーだったので、いつか一緒に仕事がしたいね、なんて話をしたものです。しかし、いまだに実現はしていません。

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 意味のないことばかり書いていますが、そもそもクレモンティーヌがデビューしたのは、ベンにデモ・テープを聴かせたのがきっかけです。20年くらい前に、彼がバロセロナで、先日亡くなったジョニー・グリフィンとレコーディングをしていました。その話を聞きつけたクレモンティーヌがスタジオに売り込みにいったのです。持参したデモ・テープに入っていたのはグリフィンの「コンティノン・ブルー」だけ。それを聴いてグリフィンが感激し、翌日から2日間で彼女の歌を5曲録音した逸話も残されています。
 クレモンティーヌの父親は有名なコレクターで、ジャズ・レーベルのひとつオレンジ・ブルーのオーナーでもありました。そういうわけで、このレーベルから『ベン・シドラン/スプレッド・ユア・ウィングス』、『ジョニー・グリフィン/コンティノン・ブルー』、さらには『ケニー・ドリュー/メ・ニュイ、メ・ジュール』と、立て続けに彼女との共演アルバムがリリースされます。ぼくがクレモンティーヌを知ったのも、これらのアルバムを通してでした。

 昨日のステージでクレモンティーヌは何曲かピアノの弾き語りもしましたが、これもあんまり上手とはいえません。しかし彼女はミシェル・サダビーからピアノのレッスンを受けたといいますから、本当はうまいのかもしれませんね。でもあんまりバリバリ弾かれてもイメージにそぐわないし、昨日のようにソロをしないでただコードで簡単なバッキングをしているくらいのほうがいいみたいです。
 こういうライヴは、終わったあとでハッピーな気分になれます。ゴリゴリのジャズもいいですが、のんびり、ほんわりがいまのぼくには気分的にぴったりですね。というか、昔からそういう音楽が大好きでした。
 近くで食事をして外に出ようとしたら、集中豪雨のような大雨に見舞われました。やっぱり、最近の気候はおかしいですね。地球はどうなっちゃうんでしょう?
by jazz_ogawa | 2008-07-30 12:33 | ライヴは天国 | Trackback | Comments(16)
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Commented by 高橋 at 2008-07-30 13:31 x
小川さん こんにちは。昨夜の雨は本当に強かったですね,7月からこの暑さに参ってしまいます。歌は上手い下手より味わい深い方がいいですね。マイルスがシドランの名前を(逆にして)曲名にしたということはマイルスが彼を気に入っていたということでしょうか。
翻訳講座4回目の添削結果は、いい文章につけてくれる○の数と表現力がアップしたのでよかったです。部分的な間違いは幾つかありました referral center(専門施設)、patient referred(紹介患者)など,なるほどと思いました。
Commented by jjj♪ at 2008-07-30 15:01 x
私も多分、そのパーティーに行ってクレモンティーヌに「アンシャンテ♪」ってご挨拶した覚えがあるんですが、15年位前の話だったような気もするので違うパーティーかしら?
最近彼女はいろんな日本アーティストとコラボしてますね。
私の好きなアーティストのトリビュートアルバムでは娘さんとデュエットしてましたよ。
Commented by jazz_ogawa at 2008-07-30 15:02
高橋さん、Nardisはまったく偶然のネーミングです。
翻訳の場合、専門用語は覚えるしかないですものね。ジャズの訳でも、それが人名か店名か地名か、知らなければとんでもない間違いを犯しますから。文法はわかっていても、それ以外の知識がないと訳はできませんし、かといってすべての言葉を知っているわけではないので本当に難しいですね。日本語にうまく置き換えられない言葉もたくさんありますし。
Commented by jazz_ogawa at 2008-07-30 16:01
jjj♪さん、15年くらい前かもしれませんね。夜ではなく、昼間のパーティでした。
Commented by T at 2008-07-30 18:31 x
こんばんは。私も昨日の夜東京JAZZのチケットを買いにブルーノートに行ってました。昨日はクレモンティーヌが出ていたんですね。一瞬「お給料も出たし観ていこうかな」と思ったのですがジョアン・ジルベルトの出費が頭をよぎりやめておきました。
フジロックは早朝に出発しその日の最終で帰るという超ハードスケジュールでしたが、コンサートの枠を超えた非日常空間で楽しかったですよ。FLOWER TRAVELLIN’ BANDは秋に来日がありますね。そちらに行かれてはどうでしょう?
Commented by jazz_ogawa at 2008-07-30 18:46
Tさん、そうだったんですか。すれ違いですね。
FTBは70年代初頭に活動していた日本のバンドです。10月4日に日比谷の野音でライヴがあり、すでにチケットを買いました。
Commented by fanfan at 2008-07-31 01:45 x
小川さんこんばんわ。
お台場は残念です。でも、3日間あるので、もしお時間できるようでしたら、他の日にでもぜひご覧になってみてください。

クレモンティーヌは生で聴いたことがないのですが、どうも雰囲気で人気あるような気もしなくないのですが。。よくわかりませんが。。
こういうのもなんですが、フランス語の語感と曲の流れがとても馴染みにくくて。。
Commented by jazz_ogawa at 2008-07-31 07:54
fanfanさん、お台場の件はご一緒できなくて残念でした。またそのうち、ですね。

クレモンティーヌはたしかに雰囲気のひとですね。そこが気に入っています。fanfanさんと違って、ぼくはフランス語がまったくわからないので、それがエキゾティックに聴こえる部分もあります。
Commented by Isis at 2008-08-01 15:24 x
フランスyahooのblogに松島湾巡りの動画を貼り付けました。
いつもいつも、すっとこどっこいなコメントですみませ~ん!
Commented by jazz_ogawa at 2008-08-01 20:22
Isisさん、たしかにすっとこどっこいですね(大笑)。でも、コメントどんどんください。楽しみにしています。
Commented by fanfan at 2008-08-03 00:14 x
いえいえ、クレモンティーヌの場合、曲とフランス語の語感がとてもマッチしていると思います。その辺が彼女の人気だと思うんですが。。

彼女きれいでしたか?確か人気がでたのが、十数年前だと思うのですが。。最近フレンチポップスから遠ざかってしまい、情報に疎いです。

今は、あまり好きでなくなってしまったのですが、セリーヌディオンがフランス語で歌うときも大好きですね。やはり、母国語のせいか、心が入っている気がします・・
Commented by jazz_ogawa at 2008-08-03 08:54
fanfanさん、ぼくの勝手なイメージですが、フランス語の語感にはアンニュイな雰囲気があるんで、ボサノヴァによく合いますね。クレモンティーヌは選曲もうまくて、自分の歌にぴったりなものを聴かせてくれました。
綺麗かどうかは別にして、ぼくは彼女が醸し出す雰囲気とかたたずまいが好きです。
Commented by at 2008-08-03 19:02 x
日本人だったんですね!失礼しました。
私は金曜と日曜のお昼に行きます。またばったりお会いするかもしれませんね。ほかのプレイガイドは完売でブルーノートにだけ若干チケットが残っていました。とてもラッキーでした。そして今週J-wave先行でジョアン・ジルベルトのチケットが取れました。うれしくて今からそわそわ落ち着きません・・・。小川さんは買われましたか?
Commented by jazz_ogawa at 2008-08-03 23:31
Tさんの世代ならFTBのことは知らなくて普通です。外国のロック・バンドみたいな名前ですしね。

ぼくもジルベルトのチケットは手配しました。それにしても、相変わらず精力的ですね。いずれ、この体験は絶対財産になりますよ。
Commented by at 2008-08-06 17:17 x
小川さん、ただ音楽が好きなだけです。そんなふうに言っていただけるだなんて光栄です。財産になるかはわかりませんが、毎日色々なエンターテイメントに接することのできる東京での今の生活を、私はとても気に入っています。皆が喜んでくれるコンサート制作にたずさわるのが今の私の夢です。
Commented by jazz_ogawa at 2008-08-06 19:37
Tさん、ぼくもまったく同じで、ただ音楽が好きなだけです。それでも「継続は力なり」ですから。やりがいのあるお仕事にも携われてよかったですね。

そうそう、昨日ですがKプロデューサーに会いました。相変わらず元気そうでしたよ。
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