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川隆夫の JAZZ BLOG
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©Kozocom (photo by Shuichi Kasahara)
職業:JAZZジャーナリスト、整形外科医、DJ

ニューヨーク大学の大学院在学中にアート・ブレーキーやマルサリス兄弟など数多くのミュージシャンと知り合う。帰国後、JAZZを中心に約3000本のライナーノーツを手がけると共にJAZZ関連の著書を多数出版。ブルーノートの完全コレクターとしても有名。その他、マイルス・デイヴィスやブルーノートの創始者アルフレッド・ライオンの来日時の主治医を勤めるなど、現役の整形外科医としても第一線で活躍中。

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2008-07-07 『クライマーズ・ハイ』@新宿バルト9
2008-07-07 『クライマーズ・ハイ』@新宿バルト9_e0021965_1044436.jpg
 このところ封切り初日に映画を観ることが多くて、この作品もおとといの初日に新宿で観てきました。最近は歳のせいで、事前に予約が取れる映画館を優先しています。そういうわけで、この映画館にしました。家から渋谷まで1時間ほど歩き、あとは先日開通した地下鉄で新宿3丁目に出るコース。これは山手線を利用するよりはるかに便利です。ただし、帰りはダイヤが5分遅れていました。まだ、何かトラブルがあるのでしょうか?

2008-07-07 『クライマーズ・ハイ』@新宿バルト9_e0021965_105389.jpg
 映画は面白かったです。クライマーズ・ハイというよりジャーナリスト・ハイですね。未曾有の大事件が起こればアドレナリンの分泌がぐっと増すんでしょう。記者や編集デスクばかりでなく、営業から印刷のひとたちまで巻き込んで、とにかくハイ・テンションのまま時間が過ぎていきます。

 事故は悲惨極まりないものでしたが、周辺のひとたちはこの新聞社で代表されるようにてんやわんやの騒ぎだったのでしょう。こういう気持ち、とてもよくわかりますし、感情移入がしやすいですね。
 大学病院にいたころ、整形外科は救急が多いですから、医局に残っていると、ときどき夜にとんでもない事故の患者さんが運び込まれてきます。居残っていた医者と一緒に緊急の手術をするときなどは、この映画のスケールとはまったく違いますが、手術室の準備が整うまでにあと何分、その間にできるだけの応急手当をしなくては、みたいな経過の中で、気がつくとみんなハイになっているんすね。これなどメディカル・ハイとでもいえばいいでしょうか。
 ぼくは、わりと簡単にハイになってしまいます。原稿を書いているうちにトランス状態になっていることもしばしばです。気がつくと、よだれをたらしながら原稿書いてますから。汚いでしょ。
 お酒は飲みませんが、酒飲みと同じテンションで朝までつき合うこともできます。もっとも、最近は体調を考えて早く帰ってしまいますが。話が脱線するのも、考えてみれば話に没頭しているからなんでしょうね。こういうときも、ハイの状態になっているんだと思います。

2008-07-07 『クライマーズ・ハイ』@新宿バルト9_e0021965_1052123.jpg
 御巣鷹山の事故では忘れられないことがあります。当時、ぼくは長野県の諏訪にある病院にいました。そして、あの日、夜になって電話がかかってきました。「近くで飛行機の事故があったので待機しているように」という内容です。テレビを捻ると、大惨事のニュースで持ちきりでした。
 しばらくすると、「もし墜落場所が長野県だったら、けが人の救助と遺体の収容で要請がかかるから、場所が特定されるまで待機せよ」との連絡がありました。それまでにも、交通事故や電車事故の現場検証など、何度かむごたらしい場面には遭遇していましたが、想像するだけでも、これは大変なことになったと思いました。
 朝までまんじりともできませんでしたが、そのうち墜落したのは群馬県側ということで、基本的に長野県からの医師派遣はなしになりました。ただし人手がいるならいつでも馳せ参じますとの申し出はしておきました。要請はきませんでしたが。

 いまも毎年8月になると、あの夏のことが思い出されます。運命とは本当にわからないものです。国家試験に受かって医局に入るまでの休みを利用してニューヨークに行ったとき、ロスから夜に飛び立ったジャンボのエンジンが一基爆発しました。離陸直後だったので、急遽飛行場に戻って事なきを得ましたが、あのときは映画のようなパニックが機内で起こりました。
 ぼくも、これでおしまいだと覚悟しましたが、遺書を書くなんて思いはこれっぽちも浮かびません。映画でも取り上げられていましたが、奥さんやお子さんに遺書を残したひとのことには涙を誘われました。新聞に掲載されたその遺書を見た記憶がありますが、ミミズがはったような文字で感謝の気持ちを綴っていました。そういう平静さ、ぼくにはありません。

 この映画を観て、生きててよかったと思う反面、ひとはいつ死ぬかわからないとの思いを改めて強く思いました。「いつ死ぬかわからない」ということは、ここ何年かずっと考えています。それで思い残すことはまだたくさんあるのですが、とりあえずいつ死んでもいいやとは思えるようになりました。口の悪い友人は、「そう思っているヤツほど長生きするよ」っていいますが、どうでしょう?
by jazz_ogawa | 2008-07-07 10:09 | 映画&DVD | Trackback(1) | Comments(10)
Commented by sou-un at 2008-07-07 16:33
私もそういう状況だったら、とても遺書をはしり書くことなどできません。
「いつ死ぬかわからない」ということは、裏を返すと「いつ死んでも悔いが
ないように生きる」ことですから、そういう生き方をしているひとには厄難
も避けて通って、結果長生きするのかもしれません。お医者様でもある
小川さんに、こんな非科学的なコメントで申し訳ないのですが、私の周り
にも確かにそういうひとはいて、九死に一生を得るような体験を何回かし
ていたりしますね。私はとてもそんな境地には達していませんが(苦笑)
Commented by jjj♪ at 2008-07-07 20:40
今でも鮮明に覚えてる事件でしたね。
私の父は母と結婚する直前、出張で飛行機に乗る予定でいたんですが、急遽別の用事で他の現場に行くことになり、代わりに後輩が予定の飛行機にのったそうです。
その飛行機が墜落して、不幸なことに後輩の方は命を落としたそうです。
あの時、父が飛行機に予定通りに乗っていれば母との結婚もなかったわけで、私がこの世に生まれてくることもなかったわけです。
父は今でもそのときのことを思い出すといたたまれない気持ちになるそうです。

それにしても、堤真一、かっちょよくてクラクラします。
一番(顔が)好きな俳優さんなのです(笑)
Commented by jazz_ogawa at 2008-07-08 00:28
sou-unさん、ぼくは死ぬかと思った出来事に3度遭遇しました。そういうとき、自分はわりとあっさり諦めちゃう人間なんだと思いました。でも、遺書を書くことは頭に浮かばなかったし、思いがそこにいたったとしても、書けないでしょう。何しろ諦めちゃっていますから。
Commented by jazz_ogawa at 2008-07-08 00:32
jjj♪さん、こういうのを運というのかどうかはわかりませんが、不思議ですよね。その不思議な巡り合わせの中で生きているわけですから、何が起こってもおかしくありません。ぼくは、ここしばらくそう思うようになりました。
堤真一さんは、男のぼくが観てもかっこいいと思います。この映画でもいい役を演じていました。『3丁目の夕陽』も好きですが。
Commented by T at 2008-07-09 15:22
こんにちは。土曜は映画に行かれてたんですね。わたしは名曲喫茶ライオンというクラシック喫茶に行った帰りで、実は、道に迷っていたところでした。8月も伺えればと思っております。
Commented by jazz_ogawa at 2008-07-09 18:52
Tさん、先日はばったりお会いしてびっくりしました。「ライオン」は行ったことがありませんが、場所はよく知っています。あそこでお会いしたということは、かなり違う方向に行っていたんですね。ぼくはあのあたりが子供のころの地元で、だいぶ変わってしまいましたが、なんとなく親しみを覚えています。
8月のイヴェント、タイミングが合えばよろしく。
Commented by T at 2008-07-10 17:14
小川さんが「この辺にお住まいですか」とおっしゃった時、私が強い口調で「いいえ!」と否定したのは覚えてらっしゃいますか。実はそういう事情でした。お恥ずかしい話です。
Commented by jazz_ogawa at 2008-07-10 22:16
Tさん、あの辺を歩いていたので、近くに住んでいらっしゃるのかなと思ったしだいです。たまたま、出会った場所のほんの手前に中学時代の同級生の家があったもので、咄嗟にそういう言葉が出たみたいです。
Commented by 高橋 at 2008-07-14 15:31
小川さん こんにちは、真夏でもウォーキングを日課にされてすごいですね。暑くなってから私は週2回を1時間未満ぐらいです。遺書を残された方は当時話題になってご遺族の方が「お父さんはやっぱりすごかった。」とコメントされていたのを覚えています。
首の治療をされていらっしゃるそうですがいかがですか,早く良くなるといいですね。
Commented by jazz_ogawa at 2008-07-14 15:48
高橋さん、クライマーズ・ハイみたいなもので、ウォーキング・ハイとでもいえばいいでしょうか、歩かないと何か損をした気分になるんですね。後悔もしますし。面倒くさいと思う日もあるんですよ。それでも、結局歩いてしまいます。
首の病気は治療法がまだ見つかっていないので、対症療法にとどまっています。これ以上悪化しなければよしと考えることにしました。
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