
というか、テレビで天気予報を観ていたら今週はずっと雨のようなことをいっています。もともと出不精ですから、こういう日は部屋でゲラ・チェックですね。
今回は全音と講談社と2種類のゲラを持ってきていて、講談社のは校閲されたゲラとぼくの校正とを照らし合わせる作業です。両方を合わせるとそこそこの重さになります。これを外にもって出るのは大変なので、最初からこの仕事は部屋でやることに決めていたのでいい按配になりました。
まずはいつものように野菜スープと野菜サラダとベーグル半分を食べて、その後は4階のジムで1時間ほどウォーキング・マシーンに乗りました。あとは午前中ずっとゲラのチェックです。

お昼は、昨日の夕食のテイクアウトをと思っていたのですが、気が変わって近くの「Townhouse Coffeehouse」へ。典型的なコーヒー・ハウスで、こういう店も大好きです。というか、こういう店があるからニューヨークに来る、という気持も少しはあります。ずいぶん以前、日本で同じようなコーヒー・ショップが出せないものかと真剣に考えたことがあったほどです。

それで、お昼はこれ。前回見つけた「Low Calorie Wrap」なるものです。中に入っているのはエッグ・ホワイトのオムレツ、ターキー・ブレスト、レタス。本当はトマトも入っているんですが、嫌いなので抜いてもらいました。
今回のテーマは「食べ過ぎない」。それで半分食べて、残りは持って帰ろうと考えていたのですが、大きさの割りに中身が少ないというか、ほとんどレタスなので、結局全部食べてしまいました。カロリー不足になってもいけないし。でも、ここで残すべきだったとあとで少し反省です。
味気はないんですが、ぼくは濃い味が苦手なので、これでもいいかなという感じです。普通のひとなら、量的にも味付け的にも物足りないかもしれません。でも、ロー・カロリーでおいしいものはなかなかありませんから。
それで、午後もずっとゲラのチェックです。今日はサンダーストームになるかも、なんてテレビでいっていましたが、夕方の時点では雨も小降りになっていました。しかし外は結構寒くて、スタジャンを引っ張り出して着てもまだ足りないくらいです。

夕食は、これまた最近よく行くようになったレキシントンにあるカレー屋さんの「Pongal」(110 Lex. Ave.)。India's vegetarian kosher cuisineですから、お肉の料理はカレーも含めてまったくありません。

ここではというか、どこのカレー屋さんでも同じですが、いつもナスのカレーかビリヤニかで迷います。それで、前回と同じだと思いますが、ナスのカレー「baingan bhartha」にしました。ここは量が少ないですし、ご飯もそれほどたくさん出てきません。
いつもはオイル・フリーのクレープ状のパン「pulka」とかナンに近い「chappathi」も頼んだり、ご飯のおかわりもしたりしますが、「食べ過ぎない」がテーマですから、お店のひとには申し訳ありませんが、これしか頼みませんでした。お酒も飲まないし、割の合わない客ですよね。
ぼくはどこに行っても、「その店ではこれ」みたいに決まったものしかほとんどオーダーしません。偏食が激しいので食べるものに冒険したくないんですね。その点ではうしろ向きです。それでも、見当はずれのものを頼むよりよほどいいと思っています。だって、あとどのくらい食事ができるんでしょう? それを考えると、とってもじゃないけれど冒険はできません。
グルメのひとには同じものばかり食べて「もったいない」とか「信じられない」とかって思われるんでしょうね。でもこればっかりは仕方ありません。その代わり、音楽では好き嫌いなくなんでも聴きますから、そういうところでバランスは取れているんでしょう。

雨は相変わらず降っていましたが、お昼に出たときよりは、気温が少し上がったかもしれません。それほど寒くはなかったですから。

アパートに戻ってメイル・ボックスのスペースに行ったら、いつの間にかこんなモニターが設置されていました。これ、どの部屋にどんな小包が届いているかがわかる案内です。これまでは手書きでしたが、これだとどこに取りに行けばいいのかも一目瞭然です。

ぼくのアパートの場合、宅急便の業者によって1階のコンシェルジェか地下のランドリーに配達されます。それが色分けされていて、ちょっと楽しい感じです。しかも小まめに情報がアップデートされるみたいですし、3日分の天気予報まで出ています。ぼくのところには、ときどきですがこちらのAmzonや通販で買ったCDやDVDが届きますので、郵便物のケアをしてくれている知人にとってもこれだと楽なんじゃないでしょうか。