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川隆夫の JAZZ BLOG
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©Kozocom (photo by Shuichi Kasahara)
職業:JAZZジャーナリスト、整形外科医、DJ

ニューヨーク大学の大学院在学中にアート・ブレーキーやマルサリス兄弟など数多くのミュージシャンと知り合う。帰国後、JAZZを中心に約3000本のライナーノーツを手がけると共にJAZZ関連の著書を多数出版。ブルーノートの完全コレクターとしても有名。その他、マイルス・デイヴィスやブルーノートの創始者アルフレッド・ライオンの来日時の主治医を勤めるなど、現役の整形外科医としても第一線で活躍中。

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「証言で綴る日本のジャズ」

「ジャケ裏の真実
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小川隆夫ONGAKUゼミナール
@銀座le sept
3.19:ジャズメン、ジャズを聴く!


■TALK EVENT■
民音音楽博物館
「3月文化講演会」@神戸
3.26: 関西国際文化センター
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TEL: 078-265-6595

詳細やその他ライナーノーツなどは 「Works & Information」へ>>
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2008-04-24 小林香織 Live Convention
2008-04-24 小林香織 Live Convention_e0021965_20495966.jpg
 一昨日の22日ですが、原宿の「LAPIN ET HALOT(ラパン・エ・アロ)」という店でアルト・サックス奏者の小林香織さんが、というより所属するレコード会社が開いたLive Conventionに行ってきました。これは6月に彼女が発表する『シャイニー』という4作目のアルバム完成と紹介を兼ねてのものです。
 レコード会社からはこんな案内が届きました。

【Live Convention開催のご案内】
 拝啓 ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
 平素は格別のご高配を賜り、誠にありがとうございます。

 さて、この度、2005年2月アルバム『Solar』でデビューして以来3枚のCD、1枚のDVDをリリースし日本のフュージョン界で広く活躍している小林香織が2008年6月25日に待望の4枚目のアルバム『シャイニー』をリリースします。
 今回は気心の知れたライヴ・メンバーを中心に、よりリアルな小林香織を表現できた自信作となります。
 想い多く作りあげた作品を一早く聴いていただきたく下記日程にてLive Conventionを開催致します。
 女性ジャズ/フュージョン・サックス・プレイヤーとして、各方面で多くの人を魅了してきた美しい音色と旋律を、今作に収録される生まれたての曲の数々と共に、より身近に感じていただきたいと思います。
 ご多忙中かと存じますが、万障お繰り合わせの上ご出席いただけますよう、ご案内申し上げます。

 ライヴでは新作からの曲を中心に6曲が演奏されました。小林さんのサックスは、音色といいフレーズといい、大好きだというデヴィッド・サンボーンに通じるものがあります。ぼくの感想ですから実際はどうかわかりませんが、彼女の演奏を聴いていると、ジャズのサックス・プレイもずいぶん変わったと改めて思いました。フレーズがフュージョンならではのものなんですね、当たり前ですが。
 これが古い世代のひとになると、フュージョンを演奏してもチャーリー・パーカー的なビバップに端を発したフレーズがあちこちで認められます。ところが小林さんのプレイからはそういうものがほとんど聴きとれません。そこにいまの時代を強く感じ、音楽の発展も実感できて、嬉しく思いました。
 ぼくのようにどっぷりとジャズに浸ってきた人間とはまったく違う感性。彼女のようなプレイヤーが今後はジャズの世界を背負っていくんでしょうね。といっても、小林さんの演奏が特別に新しいということでもありません。気がついたらこういうひとが増えていた、とでもいえばいいでしょうか。ここ20年くらいで、ジャズがさまざまな広がりを見せるようになってきましたが、一昨日のライヴは漠然と感じていたことを、目の前ではっきりとした形で実感できてとてもよかったです。

 せっかくですから、資料にあった小林さんのプロフィールも紹介しておきましょう。

 2005年2月アルバム『Solar』でデビュー。
 6月に国立代々木競技場で開催された「CROSSOVER JAPAN '05」に村上“ポンタ”秀一(ds)、笹路正徳(kbds)、野村義男(g)、日野賢二(b)から成るスーパー・バンドと新人ながら堂々とパフォーマンスし、往年のフュージョン・ファンからの熱い声援を受け、一気に知名度を上げた。

2008-04-24 小林香織 Live Convention_e0021965_20501880.jpg
 2006年3月、プロデュースに笹路正徳を迎え、「CROSSOVER JAPAN'05」で共演したメンバーに加え、日野皓正(tp)たちと2ndアルバム『Fine』をリリースする。

2008-04-24 小林香織 Live Convention_e0021965_20503354.jpg
 2007年3月、ゲストにchar(g)、塩谷哲(p)、国府弘子(p)を迎え、3rdアルバム『Glow』をリリース。オリジナル曲を中心に、よりポップなスムース・ジャズを展開。カラフルなサックスの音色とウォーミングなサウンドが一聴してわかる小林香織のサウンドを確立した。 
 2007年10月よりBS朝日の『小堺一機のすうぃんぐ人生』で小堺一機と司会を務め、今作収録でオープニング・ソングの「ブラック・サファイア」の他、毎回ゲストにちなんだ曲もスタジオで生演奏している。
by jazz_ogawa | 2008-04-24 20:50 | 平凡な日々 | Trackback | Comments(11)
Commented by SEIJO YOKO.S at 2008-04-24 22:50 x
お忙しいのに、こんなに素敵ばブログを続けていらっしゃるとは・・・。
本日発見です。楽しみが増えました。
有楽町の会、うかがいます!
Commented by jazz_ogawa at 2008-04-24 23:50
SEIJO YOKO.Sさん、ありがとうございます。ひょっとして同級生? 有楽町で会いましょう、って、フランク永井になってしまいますが。
Commented by 浦島 at 2008-04-25 06:47 x
小林香織さん私の町にも来るという噂がありました。本当なら、ぜひ聞きに行きたいですね。私が昔聞いていたフュージョンとかクロスオーバーとは違う演奏なのでしょうね。
Commented by jazz_ogawa at 2008-04-25 08:47
浦島さん、ジャズから発展したフュージョンとはフレーズが根本的に違いますよね。それでも大きな視野で見れば、小林さんのプレイもジャズ以外の何物でもないんですが。
Commented at 2008-04-25 13:18 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by jazz_ogawa at 2008-04-25 20:35
非公開メールを下さったKさん(とりあえずこうしておきますね)、ありがとうございます。小林香織さん、ぼくはなかなかよかったと思いました。そもそもぼくは、わりと何でも好きなんですね。リチャード・クレイダーマンだって聴きますし(笑)。そういうわけで、率直な感想を書いたまでです。ぼくは小林さんのライヴを観て、改めてビバップは昔の音楽なんだなぁと思いました。もっとも、小林さんの演奏を聴かなくても、そのことはわかっていますが。ただ、そういうことをしみじみ感じたものですから、率直にそのことを書いてみたまでです。
Commented by Isis at 2008-04-27 04:31 x
小林さんのライヴいいですねぇ。行ってみた~い!
女性奏者はCandy Dulferしか知りませんが、違いを教えてくださ~い!(無知なもので、オホホ¿¿¿)
Commented by jazz_ogawa at 2008-04-27 14:00
Isisさん、違いは簡単に説明できません。似ているようでもあり、似ていないようでもあり、ですから。チャンスがあったら小林さんの演奏も聴いてみてください。
Commented by k at 2008-04-30 14:23 x
ご返答ありがとうございます!
Commented by sou-un at 2008-05-14 09:05 x
小川さん、こんにちわ。私は先日、ソニー・ロリンズの福島公演に出かけきました。若干の心配をよそに、ソニー・ロリンズはとても元気そうで、宣言どおりの物凄い演奏をしていましたよ。体は不自由そうでしたが演奏は
バンドの中で一番若々しいのに大変驚きました。やっぱり凄い人は凄いのですね。(月並な言い方で申し分けありません。)本文の内容と異なることをお許しください。
Commented by jazz_ogawa at 2008-05-15 00:17
sou-unさん、いいコンサートが観れたみたいで、よかったですね。残念ながらぼくは今回は行けそうもありません。
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