
この映画、土曜日の午後に観てきました。午前中は昼食会を兼ねて、6月に成城クラブで行なう「成和会」(と呼ばれるものらしい)の打ち合わせをしてきました。成城のOBを呼んで、それぞれが得意の分野についてお話をするという趣旨の会だそうです。
おそらく同級生が集まってくれると思うので、成城時代からその後のことをたどりつつ、二足の草鞋の履き心地について話すことになるでしょうね。ジャズについてマニアックなことも話せませんし、かといって漠然とジャズを聴きながら四方山話をしても意味がありませんから。成城特有の環境でいかにぼくのような人間が育っていってか、みたいな話のほうが楽しめるんじゃないだろうかということになりました。それなら気楽にできそうですし。
それでこの会ですが、成城のOB限定じゃありませんので、興味のある方はぜひご参加ください。期日が迫ってきましたら、このブログでおおいに宣伝しますが、とりあえずこういう予定です。
期日:6月28日(土)14:00~16:00
場所:成城クラブ サロン(東京都千代田区有楽町2-2-1 ラクチョウビル10F)
会費:3000円(だと思います。飲み物とお茶菓子くらいは出ます)
予約:成城クラブ(03-3572-4777)まで
でも、まだきちんとした告知がされていませんので、電話してもいまの段階で受けてくれるかどうかわかりません。

さてそれが終わって、六本木でこの映画を観てきました。それにしても、ぼくの周りの女性陣はどうもトム・クルーズが嫌いみたいで、この映画にも興味を示さないひとが多いようです。ぼくは、どっちでもいいですが、とくに嫌いってわけでもありません。

これも反ブッシュの映画なんでしょうか? ロバート・レッドフォードもこういう映画を作りたかったのか、と。観終われば、その気持ちもわからないではありませんが、彼が若いころにやってきた役柄を思うと、時代は変わったという感慨を覚えます。役柄と思想は別物ですが、「大人になっちゃったなぁ」と、ぼくは取り残されたような感じで、ちょっと寂しい気分を味わいました。

でも、彼が演じたこの教授、若い学生にいったいなにを伝えたかったのか、そこがいまいちよくわかりませんでした。最後もあっけなかったですし。もう少し説明があってもいいような、「エッ、これでおしまい」みたいな幕切れでした。短い映画っていう点はいいんですが。
これ、新聞なんかを読んでいると「何かをしなくてはいけないと考えさせる啓蒙の映画」みたいに解釈されているようです。でも、ぼくは「何かをしなくちゃいけない」より「何もしないほうがいい」と思ってしまいました。アメリカのおせっかいを改めて強く思わせる映画と受け止めたんですが、それじゃいかんですかね。
聖火リレーだってそうです。あんなに厳重な警護をしないで、まったく無防備に、普通に走ればいいんです。そんなところに妨害をしたら、とんでもない非難が浴びせられます。そこまで愚かなひとはいないでしょうし、そんなことをもしするようなら、国際的にバッシングを受けるでしょうね。
でも、それなら誰が走る? ということになりますが、それはIOCとかJOCのひとがいいかも、ですね。野次馬ですから無責任なことを書いてしまいました。すいません。
さて、次はどんな映画がぼくを待っているか。週末からニューヨークに行きますから、次は機内で観る映画っていうことですが。
それとは別に、連日、家でもDVDをいろいろ観ています。最近はヒッチコックを集中的に観ていました。AmazonとかHMVのネット販売でいろいろ買っているので、観ていない映画はニューヨークに持っていこうと考えています。