
4年前の今日、心筋梗塞を起こして病院に担ぎ込まれました。正確にいえば、勤務先の病院で具合が悪くなり、看護師に救急車を呼んでもらうよう自分から頼み、搬送してもらったんですが。
何しろ、食事を食べてもすぐに息切れしましたし、患者さんにレントゲンについて説明するだけでも途中で休まないとできない状態でしたから。あのときのことを考えると、元気になったものだと思います。これも主治医のドクターや、食事のことに気を遣ってくれる周りの方々のおかげです。ありがとうございます。

そして、おとといというか、実質的には日曜日のイヴェントですから、昨日のことになりますが、Hi-Fiでも気を遣ってもらい、病気後、初めて明け方近くまで楽しい時間をすごすことができました。初の分煙イヴェントでどうなるかと思ったのですが、かなりのひとが集まってくれました。

盛り上がりのピークは、大阪のソウル・バンド、ザ・たこさんのライヴ。面白かったです。いい面構えでしょう? サウンド・チェックのときから、ぼくの胸も高まっていましたね。ほんと、できることならまたバンドをやりたくなりました。ヤマちゃん、今度ギター教えてね。

場内は超満員です。喫煙室にいたひとたちもこちらにやってきて、大盛り上がりです。偉かったのは、そういうときでもマナー違反のひとはひとりもいなかったことです。

ぼくのDJはどうでもいいのですが、ソウル特集ということで、いつもと同じ、オーティス・レディング、パーシー・スレッジ、エディ・フロイド、アレサ・フランクリン、サム&デイヴ、クラレンス・カーター、ソロモン・バーク、ウィルソン・ピケットなどをまわしました。ついでに、アル・クーパーとトータス松本も追加しておきました。

感激したのは、ゲストDJのStormer TAMAIさん。このひと、ソウルのシングル盤を持ち込んで、次々と嬉しくなるような曲をかけてくれました。選曲も脱帽ものでしたが、レコードを二重のスリーヴに入れて、このようなカチッとしたケースで運んできたんですね。ぼくもカンパニー・スリーヴのないシングル盤は白スリーヴに入れて、それだけだとあぶないので、厚手のホワイト・ジャケットに入れています。まったく同じことをしているひとがいて、親しみを覚えました。
帰りしな、Stormer TAMAIさんからぼくがまわした「I don't Want To Cry」を歌っていたのは誰? と聞かれ、ほとんどヘロヘロになっていたぼくは、たぶんパーシー・スレッジと答えたと思います。ごめんなさい、これ、エディ・フロイドでした。『ノック・オン・ウッド』に入っています。
初の分煙イヴェント。参加したみなさんはどうだったんでしょう? ぼくはあのにおいが髪の毛や服にこびりつかず、大変快適でした。それ以上に、心臓に負担がかからず、その分、イヴェントが楽しめました。でも、逆のことを考えると、喫煙の方にとっては満足できなかったかもしれませんね。そのあたりの判断を含めて、今後のイヴェントでもいろいろなことを試してみるのがいいかもしれません。なにせ、過去の因習をぶち壊すのがぼくのモットーですから。