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川隆夫の JAZZ BLOG
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©Kozocom (photo by Shuichi Kasahara)
職業:JAZZジャーナリスト、整形外科医、DJ

ニューヨーク大学の大学院在学中にアート・ブレーキーやマルサリス兄弟など数多くのミュージシャンと知り合う。帰国後、JAZZを中心に約3000本のライナーノーツを手がけると共にJAZZ関連の著書を多数出版。ブルーノートの完全コレクターとしても有名。その他、マイルス・デイヴィスやブルーノートの創始者アルフレッド・ライオンの来日時の主治医を勤めるなど、現役の整形外科医としても第一線で活躍中。

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「証言で綴る日本のジャズ」

「ジャケ裏の真実
ジャズ・ジャイアンツ編」
TALK EVENT■
小川隆夫ONGAKUゼミナール
@銀座le sept
3.19:ジャズメン、ジャズを聴く!


■TALK EVENT■
民音音楽博物館
「3月文化講演会」@神戸
3.26: 関西国際文化センター
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TEL: 078-265-6595

詳細やその他ライナーノーツなどは 「Works & Information」へ>>
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2008-02-24 3月10日ごろに発売されます→既に発売されていました
2008-02-24 3月10日ごろに発売されます→既に発売されていました_e0021965_10205234.jpg
 先ほど、以下のような文章をアップしましたが、さっそくタケオさんからコメント欄にあるような連絡をいただきました。もう発売されているようです。
 笑い話のようですが、筆者の知らないうちに発売されていたんですね。モットーにしている「適当」を地で行くような出来事です。いまさら、文章を直すのも大変なので、これも記録ということで、以下にさっきアップした文章をそのまま掲載しておきます。Amazonではもう扱っているようです(しかも発売日は2月21日です!)。なにとぞよろしくお願いします。


 以前このブログで2月末に発売と書いた『知ってるようで知らないジャズ名盤おもしろ雑学事典』(ヤマハミュージックメディア刊)ですが、どうやら3月10日ごろの発売となったようです。本の発刊日はCDと違い、その日に一斉に書店に並ぶことはないみたいです。売れっ子作家の単行本ならきちんと発売日に売り出されますが、ぼくの本みたいにとくに急いで店頭に出す必要のないものは、その辺は適当です。適当をモットーにしているぼくにはまさにぴったりのことですが。

2008-02-24 3月10日ごろに発売されます→既に発売されていました_e0021965_1018929.jpg いずれにしたって、この本、どのくらい店頭に並ぶかわかりません。7年前に『ジャズおもしろ雑学事典』を同じ出版社から出しましたが、このときもほとんどの書店で見かけませんでした。ところが不思議なことに、着実に版を重ねて現在は10数刷りになっています。ぼくの本の中では一番売れているんですが、それでも書店では見かけません。
 誰かに聞いた話ですと、全国にあるヤマハ音楽教室の先生や生徒さんが主な顧客だとか。ですから、今回もそこに期待したいと思っています。でもそのあとに同じ出版社から中山康樹さんとの共著で出した『史上最強の超雑学徹底攻略!超難問集 マイルス・デイヴィス編』は売れなかったようですから、売れている理由がどこにあるかはわかりません。

 それで今回のは、最初に出した『ジャズおもしろ雑学事典』の続編です。今回はアルバム紹介に絞って書きました。「~おもしろ雑学事典」と謳っていますので、内容はアルバムにまつわるエピソードが中心です。いわゆる「名盤選」とは違い、具体的に演奏がどうだとか、その曲がどうだみたいな文章はほとんどありません。

 そこで、今日は宣伝を兼ねて本の一部を紹介しておきます。


【史上初のジャズ・レコードは白人バンドによるもの】

2008-02-24 3月10日ごろに発売されます→既に発売されていました_e0021965_10211997.jpg 史上初のジャズ・レコードが生まれたのは1917年のこと。1月24日にニューヨークで行なわれたコルネット奏者のニック・ラロッカが率いる白人5人組のオリジナル・デキシーランド・ジャズ・バンド(ODJB)によるコロムビア(現在のソニー)・セッションが、ジャズ史における記念すべき初レコーディングとなった。
 ニューオリンズの黒人の間で誕生したジャズだが、大手のレコード会社は黒人ミュージシャンのレコーディングを好まなかった。そこで、白人ジャズ・バンドとして評判を呼んでいたODJBに白羽の矢が立ったのである。この日録音された「ダークタウン・ストラッターズ・ポール」と「インディアナ」の発売日は同年の5月31日。
 しかし世に登場した最初のジャズ・レコードは、やはりODJBがビクターで2月26日に録音した「リバリー・ステイプル・ブルース」と「デキシーランド・ジャズ・バンド・ワン・ステップ」で、発売はコロムビア盤より早い3月7日だった。
 どうしてこういうことになったのか。コロムビアの上層部がこのレコーディングを耳にして、あまりに騒々しい内容から発売を見送ったのである。ところがビクター盤が世に出るや、あっという間にベストセラーになったことから、急遽「こちらが史上初のジャズ・レコーディング」と銘打って発売されることになった。
 それでは、黒人による史上初のレコードはなにか? ODJBの録音から遅れること4年。ニューオリンズ出身のトロンボーン/コルネット奏者キッド・オリーがロサンジェルスで行なったのが最初のレコーディングとされている。これはサンシャインというマイナー・レーベルに対してのもので、「オリーズ・クリオール・トロンボーン」と「ソサエティ・ブルース」がカップリングで発売された。ただしマイナー・レーベルゆえ、ニューヨークで大評判を呼んだODJBのヒットとは比べものにならないほど惨憺たるセールスで終わったそうだ。(写真は『Original Dixieland Jazz Band-The Essential Collection』(Avid):コロムビア盤とビクター盤の初レコーディング各2曲も含む2枚組)

 どうです、音楽についてもミュージシャンについても触れていないでしょ? ですから「名盤ガイド」ではありません。あくまで、どうでもいいような「雑学ネタ」中心の本です。お酒のつまみにでもなればいいなと、書いてみたものです。興味のあるかたはぜひよろしく。
by jazz_ogawa | 2008-02-24 10:25 | Works | Trackback | Comments(12)
Commented by タケオ at 2008-02-24 10:49 x
小川さん、こんにちは。二度目の書き込みになります。
新刊、いつ出るんだろうと、前々からアマゾンをチェックしていたのですが、昨日見ると『在庫あり』となっていたので喜んで早速注文したんですよ。でも、3月になったんですか?じゃあ、僕が注文したのって『ジャズおもしろ雑学事典』のほうだったんですかね?
でも、タイトルも間違っていないし、データ欄を見ても発売日が2008年2月21日となってるしな~。
もし、『ジャズおもしろ雑学事典』のほうが届いたら、ちゃんと交換してもらえるんでしょうか・・(苦笑)。
Commented by jazz_ogawa at 2008-02-24 11:38
タケオさん、たしかに載っていますね。もう出たみたいですね。って、筆者が知らなくてどうするっていうことですが、これなら間違いないでしょう。ぼくのところには見本誌もこなければ、何も連絡がないんですが。
万が一違う本が届いてもAmazonは返品ができますし、返金もきちんとしていますからご心配なく。
ブログの文章も訂正しておきますね。情報をいただき、ありがとうございました。今後もよろしくお願いします。
Commented by こばやし at 2008-02-24 19:05 x
小川さんは一年に何度も日米を股にかけて有名無名を問わず多くのジャズミュージシャンと対談したりライブを見に行ったりしていらっしゃいますが、本場アメリカで最も名の知られている日本人ジャズミュージシャンというのはどなたになるのでしょうか?僕のような一ジャズファンからすると秋吉敏子さんなのかと考えてしまうのですが実際どうなのでしょうか?国内では知られていなくても向こうではファーストコールとは言わなくても様々なセッションに顔を出しているような人はきっといるんじゃないかと思うのですが小川さんから見た感じどうでしょうか?後学のためにチェックしている方がいましたら教えて下さい。
Commented by jazz_ogawa at 2008-02-24 23:51
こばやしさん、ぼくが感じているかぎりでは、やはり秋吉敏子さんですね。あとは、いまはどうか知りませんが、留学していたころにミュージシャンの間で名前がよく出ていたのは日野皓正さんでした。
現在はどうなんでしょうね? ぼくには秋吉さんを除いたら、突出しているひとはいないように思います。
Commented by 浦島 at 2008-02-25 10:24 x
『ジャズおもしろ雑学事典』は私もヤマハの楽器屋さんで買いました。『知ってるようで知らないジャズ名盤おもしろ雑学事典』もどこかで買います。昨日は小沼ようすけ&noonのライブがありました。とてもよかったです。小沼ようすけは3年連続ですが、年々ギターがうまくなっているような感じがしました。若い人は素晴らしいですね。
Commented by jazz_ogawa at 2008-02-25 11:28
浦島さん、いつもご購読ありがとうございます。小沼さんはぼくも以前から注目してきたギタリストです。彼は本格的なプレイもできるし、引き出しが広いので今後も楽しみです。こういうプレイヤーはずっと見守っていきたいですね。
Commented by タケオ at 2008-02-25 19:23 x
小川さん、今日アマゾンから無事に届きました!
巻末を見ると「3月10日初版発行」となっていましたので、こちらの日付と勘違いされたのかもしれませんね。ま、何はともあれいまパラパラめくっていますが、今回もとても面白そうです!
そういえば、先日テオ・マセロが亡くなったとのこと。今夜は「Bitches Brew」に浸りながら、焼酎を片手に読み耽ることにします。
Commented by iwn at 2008-02-25 21:12 x
http://www.cnn.co.jp/showbiz/CNN200802230010.html

ここは小川さんの行きつけですか?残念ですね
Commented by jazz_ogawa at 2008-02-25 21:23
タケオさん、担当者に聞いたら、そのひとも出版社から3月10日発売と知らされたため、ぼくにその旨を伝えたそうです。
テオ・マセロは、ぼくのニューヨークのアパートから3ブロックしか離れていないところにオフィス代わりにしていた部屋を持っていました。その部屋で、マイルスのレコードに合わせて、「ここはこうだったんだ」みたいなことをいいながら、実際にエレクトリック・ピアノを弾きながら、オリジナルのフォームを教えてくれたのがいい思い出です。
Commented by jazz_ogawa at 2008-02-25 21:25
iwnさん、そうだったんですか。数年前に月刊Playboyの取材でこの店に行った際、オーナーからジョンとヨーコさんの話をいろいろと聞かせてもらいました。
いつも座っていた席で、ジョンがいつも頼んでいたカプチーノを飲ませてもらいました。
Commented by こばやし at 2008-02-26 18:51 x
やはり秋吉さんなんですね。小川さんは秋吉さんと話をした事はありますか?クリフォード・ブラウンと会った事があるというだけでも凄い事ですしポール・チェンバースやレイ・ブラウン、ミンガスと演奏した事がある日本人というのは秋吉さんしかいないですよね。グレン・ミラーやグッドマンみたいに彼女の半生を映像化してもらいたいですね(三部作くらいで)。
Commented by jazz_ogawa at 2008-02-26 22:46
こばやしさん、秋吉さんの自伝を読んでいると、ジャズの黄金時代の渦中にいたひとならではの凄い話がゾロゾロ出てきますね。ぼくの体験なんか足元にもおよばないほど興味深い話ばかりです。
お会いしたこともあります。
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