こちらはまだクリスマス・イヴですが、日本では25日になったと思います。ぼくはイヴとかクリスマスといっても特別なことはしません。いつもと同じ日々を過ごしています。
そういうわけで、今日も朝食後は原稿書きです。昨日の続きでプレスティッジの翻訳を1本。今日のはダン・モーガンスタインが書いているので手間はかかりません。それほど長くなく、原稿用紙で7.5枚分くらいでしたから、1時間半ほどで終わりました。ぼくの場合、ここでしばらく間を置き、後日見直しをします。ですから、この段階では半分くらいが終わった感じでしょうか。ただし、一応最後まで書いているので、気分的には8割がた終了といったところです。
これで10時くらいになったので、4階のジムでひと汗流してきました。このところのお気に入りがウォーキング・マシーンです。脈拍をコントロールしながら170キロ・カロリーほど消費したところで、心臓にはこれ以上負担をかけたくないためやめにしました。これでは全然物足りないのですが、無理は禁物です。あとは、午後にでもウォーキングをすることにして、部屋でもうしばらく原稿書きです。
今度は『スイングジャーナル』のディスク・レヴューですが、今回はニューヨーク行きということで2本に減らしてもらいました。それが終わり、昼食までまだ少し時間があるので、『CDジャーナル』の輸入盤紹介も書いて、こちらはそのままメールで編集部に送りました。『スイングジャーナル』の原稿は、昨日の「フュージョンの真実」と合わせてもう一度、今晩にでも見直しをしてからメールする予定です。
昼食はアパート近くの「au bon pain」でハーフ・サイズのサンドイッチにしました。パンはCiabattaで、その中にターキー・ブレスト、ロメイン、レッド・オニオン、アルファルファ・スプラウトなどを入れてもらいました。トマトも頼んだのですが忘れられたみたいです。アメリカ人はうっかり者が多いので、こういうことはしょっちゅうです。トマトは好きじゃないのでそのままにしておきました。
そのあとは近くを45分ほどウォーキングして、これまた近くにあるKips Bay Cinemasで「アイ・アム・レジェンド」を観てきました。チケットは前日にネットで予約しておいたので、写真のような機械にクレジット・カードを入れるだけで発券されます。ただし、日本みたいに座席の予約まではできません。それと手数料が1.5ドルかかります。
映画は、荒涼としたマンハッタンが実写とCGで実にうまく描かれていて感心しました。主人公が住んでいる家がワシントン・スクエアの前にあるタウンハウスで、そこはNYUのオフィスのはずなんですが、ワシントン・スクエアや、そのタウンハウス横のフィフス・アヴェニューが雑草だらけになっているシーンも、手が込んでいました。
映画館を出たら、こんな自動車を見かけました。
その後は、映画館の前にあるスターバックスで、昨日のゲラのチェックの続きです。そして今日はソーホーで夕食にしようということになったので、そのまま店に行きました。しかし7時前というのにソーホーはがらんとしていて、ほとんどの店がクローズしています。最近はイヴから休む店が多くなったのでしょうか? 目的のレストランもクローズでした。
そこで、ヴィレッジに入ったところにある「Arturo's」(106 West Houston St.)に久々に行ってみました。ここはCoal Ovenのピザが売りものです。
ライヴもやっていて、よく日本人のピアニストが出ています。今日もMihoさんという女性がピアノを弾いていました。
アペタイザーがわりのグリーン・サラダです。いかにもアメリカのカジュアルなレストランに出てきそうなサラダでしょ。
ぼくがオーダーしたグリーン・ペッパーとオニオンのピザです。それにプロシュートをエクストラ・トッピングしてもらいました。直径40センチはあるでしょうか。これでスモール・サイズです。
ここのピザは、アメリカにある典型的なあんまりおいしくないピザの中では一番おいしい部類に入るんじゃないでしょうか? この手のピザで評判のいい「John's Pizza」よりこちらのほうが好きです。いずれにしても、ニューヨークでは日本のようにおいしいピザになかなか出会えません。それで、量もあるので3切れ食べてギヴ・アップでした。残りは明日の昼食にしようと包んでもらったのですが、それをお店に忘れてきてしまったのが残念です。
本日の外出はこれでおしまいですが、まだ早いのでこれからもう少し原稿を書きます。