昨日、ツアーに参加してくださったみなさんと同じ便で帰ってきました。成田の飛行場でお別れしたのですが、口々に「楽しかった」「ほかでは体験できないツアーでした」などといっていただけたのが嬉しかったです。初めてニューヨークに行かれた方は、これを機にご自分の足と目でジャズやニューヨークをもっと体験していただけたらと思います。
ツアーのお手伝いができて楽しかったんですが、CDやレコードに関しては収穫がありませんでした。映画もそうです。面白い作品が公開されていなかったのと、楽しみにしている機内上映にもぱっとしたものがなかったですから。
珍しいCDとしてはこれでしょうか。ポール・マッカートニーのアメリカ・ツアーでスポンサーだったトヨタのレクサスが顧客に配ったコンピレーションです。注目すべきは最後の2曲。ここでしか聴けない「ドライヴ・マイ・カー」(2005年の「スーパー・ボウル」のハーフタイム・ショウ)と「ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード」(2002年の「ドライヴィングUSツアー」のアナハイム公演)が入っています。
トラヴェリング・ウィルバリーズが出したCDシングル7枚を紙ジャケット化し、それらをボックス(左上)に入れたものです。こういうものが発売された情報はありません。海賊盤だと思いますが、ジャケットの印刷やディスクの感じからすると公式盤といわれても納得できます。きりがなくなるので海賊盤は基本的に買いません。でも、どちらかわからないときは買うしかないでしょう。ということで入手しておきました。
あとは滞在中に発売された新譜をいくつか買いました。トップの写真にあるディランとボスのCD、それからミックのベスト盤なんかです。ディランはベスト盤ですが、限定の3枚組ボックスは出来がかなりいいです。国内盤を予約しているんですが、現物を見たらほしくなって即買いしました。国内盤もキャンセルはしないでそのまま買います。
ミックのベスト盤はデラックス・エディションと通常盤の2種類が出て、両方とも買っておきました。最近はポールにしてもリンゴにしても、デラックス・エディションが同時に出るので、買うものが増えて嬉しい悲鳴です。
映画は、帰国直前に公開されたジョージ・クルーニー主演の『マイケル・クレイトン』が気になったのですが、時間がなく観られませんでした。機内上映は悲惨で、月が変わったのに行きも帰りもまったく同じプログラムにはがっかりです。香港行きの便も映画の数が少ないだけで、内容は同じでした。しかも観たい新作はなく、映画に関してANAはUAより力を入れていない印象です。
それで、行きは、『市民ケーン』、『Life 天国で君に逢えたら』、『スウィングガールズ』、『日本一のホラ吹き男』、『オーシャンズ13』、帰りは『カサブランカ』と『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』を観たんですが、観たことのない映画が『Life 天国で君に逢えたら』と『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』というのも何だかなぁ、という感じです。
今日からさっそく本業に戻っています。来週はThe Quartetの来日コンサートがありますし、それに絡めたイヴェントもあります。次回のニューヨーク行きは年末・年始にかけてですが、それまでひと働きです。