アパートから見えるイースト・リヴァーです。
娘が小学生のとき、夏休みの宿題に日記がありました。そこには、ほとんど毎日「今日はとくに何もありません」と書かれていました。ぼくもニューヨークに来たからといって特別なことはしません。
朝食を食べたあとは、パット・メセニーとブラッド・メルドーのライヴ・レポートを次号の『スイングジャーナル』用に書き、そのあとは前回から再開したジムでのエクササイズです。以前はステッパーを愛用していたのですが、最近はウォーキング・マシーンに変えました。こちらのほうが心臓への負担が少なそうなので。今日は初日ですから軽めにして、あまり汗もかかず、脈拍も120以上にならないようコントロールして終えました。あとは午後にウォーキングをすることにします。
昼食は近くの「au bon pain」(600 Third Ave.)でハーフ・サイズのスモークド・ターキー・サンドウィッチです。ここはハーフ・サイズがあるので量的にちょうどいいですね。「au bon pain」はマンハッタンのあちこちにあって、「Starbucks」が進出するまでは、もっぱらこちらを愛用していました。
その後は、昨日のベッドをどうしようかと考えながら、とりあえずアパート近くの「Door Store」(1 Park Ave,@33rd St.)という家具屋さんをチェックしてみました。こちらに気に入ったものがあって、配達も直ぐにできるならそれでもいいかな、ということです。それでここにもいろいろあったのですが、最初に目に入ったベッドが気に入りました。
このベッドとあとはソファも在庫があって、今回の滞在中に配達もできるというので、こちらで買いました。
その後は歩いてヴィレッジ方面に向かい、何軒かレコード店やCD店を覗いたのですが、収穫はひとつもありません。
こういうペイントをしたタクシーを今回はあちこちで見かけます。これは「New York City in FULL BLOOM」と題したプロジェクトで、Art-Education-Creativity Therapyとして、ニューヨーク市の学校と病院にいる子供たちがタクシーにペイントを施したもののようです。
たまには天井にもペイントされたタクシーがあります
普通はボンネットとトランクの2ヵ所です。
これはマンハッタンで唯一のプライヴェート・パークのグラマシー・パークです。レキシントン・アヴェニューを下っていくと22丁目でこの公園にぶつかります。鍵を持っているひとしか入れません。
留学したときに初めて借りたアパートがパークの東南の角にあったため、アパートが所有している鍵で中に入ることができました。あのころは貧乏生活でいつもピイピイしていましたが、この公園があったお陰で心はちょっとリッチでした。
リスも沢山います。でも、噛まれると感染するので、ニューヨーカーは手を出しません。
これがアパート(26 Gramacy Park South)です。以前も公園やアパートのことは紹介していますので、ご存知のかたもいると思います。自分の日記みたいなものですから、何度も同じことが出てくること、お許しください。ここの最上階の9-Bに住んでいました。パークが目の前にあって、家賃はぼくには高かったんですが、いい部屋でした。
いつも行くビレッジのCD店「Sounds」(20 St. Marks Place)の隣にこんな自然食のサンドウィッチ屋さんができていました。この犬の左側に「Sounds」と書かれた店名が読めるでしょうか? 留学中にブルーノートの10インチ盤が大量に放出されて、驚くほど安い値段で買いました。
朝からアパートの近くに停まっていたカルマンギア・クーペです。その昔、ほしかった一台ですが、いまどきこんなにいい状態のカルマンギアは珍しいのでは?
夜は、最近お気に入りのインド・レストラン「Pongal」(110 Lexingtona Ave.)へ。ここも何度か紹介しているので、またかと思われるでしょうが、すいません。自分の記録として書いている食べ物ブログでもありますので。
コーシャ・フードのインディアン・レストランというのはいかにもニューヨーク的ですね。しかもヴェジテリアン・メニューしかありません。カレー好き、お米好きのぼくにはうってつけのお店です。写真の奥のクライスラー・ビルが見えますか?
paper sada(paper thin crispy crepe)です
baingan bhartha(baked eggplant mashed and sauteed with onion tomatoes and spices)
今日はいつもと違うものをと考え、メニューを隅々まで見ましたが、やっぱりこのふたつになってしまいました。ほんと、冒険心ゼロのワン・パターンです。
マンハッタンの夜は、結構涼しいです。そろそろ冬が近づいてきたことを実感します。