以下のようなライヴ音源がiTunesで限定配信されています。全部で6曲、まとめて900円です。うっかりしていたら見逃すところでした。これは7月にロンドンで1ヵ月間にわたって開催された英アップル主催のフェスティヴァル「iTunes Festival」のライヴ音源です。
Coming Up
Only Mama Knows
That Was Me
Jet
Nod Your Head
House of Wax
会場はロンドン市内のギャラリーICA(Institute of Contemporary Arts)で、毎回350人限定の招待だったそうです。1ヵ月で登場したアーティストが60組以上となっていますから、1日に2組くらいでコンサートが行なわれたのでしょうか。どういうひとが招待されたのか知りませんが、ポールの日に呼ばれた350人は天にも昇る心地だったことでしょう。
そのほかに登場したのは、ミーカ、エイミー・ワインハウス、トラヴィス、カサビアンなどで、日本版iTunesでは、初日の7月1日に登場したミーカをはじめ、5日のポール、あとはゴースツ、ステレオフォニックス、リトル・マン・テイト、エイミー・ワインハウスといったアーティストのライヴ音源が配信されているようです。
それでこのポールのライヴですが、6日の23時35分から1時間、イギリスの4 Musicで「iTunes Festival: London - Paul McCartney」として放映されたそうです。まだ噂の段階ですが、オフィシャルDVDとしての発売予定もあるとか。ポールのDVDとしては、11月にソロ時代のPV&LIVE映像を収めた3枚組『ポール・マッカートニー・アンソロジー 1970-2005』が出る予定で、これもおおいに楽しみにしています。
なにしろこの作品のDisc 1と2にはビートルズ解散後初のソロ曲となった「メイビー・アイム・アメイズド」から2005年の「ファイン・ライン」までのPVが約50本収録されてるそうですし、Disc 3にはウイングスの『Rock Show』、1991年の『UNPLUGGED』、そして2004年の「グラストンベリー・フェスティヴァル」でのLIVEからそれぞれ数曲、さらにボーナス映像として『LIVE AID』での「レット・イット・ビー」(未公開ヴァージョン)その他が収録されているというのですから見逃せません。しかも映像,音声はすべて修復・リマスタリングされ、ワイド・スクリーン&5.1サラウンドとなっています。
その前には『ヘルプ』のデジタル修復ヴァージョンも出ます。こちらはスタンダード・エディションとデラックス・エディションがあって、後者は2万円近くしますが、まとめて両方をAmazonで予約してしまいました。25パーセント・オフでしたし。
ビートルズ関連はこの秋もまだまだいろいろ出るようです。ポールの『Memory Almost Full』も9月30日にアメリカ盤が180gの重量盤で出るみたいですし(本当かなぁ?)、一度発売中止になった『トラヴェリング・ウィルベリーズ Vol.1 & 3』のアナログ3枚組とデラックス・エディションのセカンド・ヴァージョンが11月20日にアメリカで発売されると、こちらはライノから正式なアナウンスがあったそうです。