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川隆夫の JAZZ BLOG
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©Kozocom (photo by Shuichi Kasahara)
職業:JAZZジャーナリスト、整形外科医、DJ

ニューヨーク大学の大学院在学中にアート・ブレーキーやマルサリス兄弟など数多くのミュージシャンと知り合う。帰国後、JAZZを中心に約3000本のライナーノーツを手がけると共にJAZZ関連の著書を多数出版。ブルーノートの完全コレクターとしても有名。その他、マイルス・デイヴィスやブルーノートの創始者アルフレッド・ライオンの来日時の主治医を勤めるなど、現役の整形外科医としても第一線で活躍中。

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「証言で綴る日本のジャズ」

「ジャケ裏の真実
ジャズ・ジャイアンツ編」
TALK EVENT■
小川隆夫ONGAKUゼミナール
@銀座le sept
3.19:ジャズメン、ジャズを聴く!


■TALK EVENT■
民音音楽博物館
「3月文化講演会」@神戸
3.26: 関西国際文化センター
コスモホール
TEL: 078-265-6595

詳細やその他ライナーノーツなどは 「Works & Information」へ>>
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2007-08-11 韓国語に翻訳されました
2007-08-11 韓国語に翻訳されました_e0021965_10411423.jpg
 ハンク・ジョーンズ&グレート・ジャズ・トリオの未発表演奏集が6月から3ヶ月間連続で毎月1枚ずつ発売されています。ぼくはアルバムのライナーノーツを書いているんですが、韓国でもジャケット・デザインを変えてほぼ同時に発売されました。

2007-08-11 韓国語に翻訳されました_e0021965_10412966.jpg
 その『Vol.1』を日本のレコード会社が送ってくれました。添付のライナーノーツを見たところ、どうやらぼくの原稿が翻訳されているようです。文書はまったく読めませんが、最後のクレジットが日本盤と同じになっていたのでわかりました。

2007-08-11 韓国語に翻訳されました_e0021965_10414130.jpg
 うまく翻訳されているかどうか心配ですが、それはともかくとして、自分の文書が韓国語になっているのは不思議な気分です。このブログのURLも末尾に印刷されているので、ひょっとしたらこちらも覗いてくれるひとがいるかもしれません。そうだったら嬉しいですね。

 これまで、アメリカで発売されたCDにぼくの原稿の翻訳が載ったことはあります。それからマイルス・デイヴィスやボブ・ベルデンなど、いくつかのCDでは英語で書きおろしたものもあります。稚拙な英文でしたが。
 あとイタリアで出たマイルスの海賊盤に、ぼくの原稿が日本語のまま印刷されていたことがあります。日本ではきちんとしたレコード会社から出たものでしたが、出典が怪しくて、結局はブート業者経由でそのテープを入手して発売してしまった、というものです。そのイタリア盤のジャケット裏には、日本盤用に書いたライナーがそのまま印刷されていて驚きました。文書は日本語ですが、この韓国盤と同じで、最後にぼくの名前がローマ字でクレジットされています。
 当然無断借用です。道義上の問題もありますし、海賊盤を擁護することはぼくの立場からしたらまずいことですが、それもわかった上で、マイルスのレコード・ジャケットにぼくの解説が印刷されている事実は、マイルス・フリークでコレクターであるぼくにとってはとても嬉しいし、それでもやっぱり割り切れない気持ちも同時に感じました。
 次にはドキリとしました。ジャケットのどこを見ても、ぼくの名前以外、ひとの名前が載っていません。もちろんレコード会社の住所もありません。もし誰かが訴訟を起こすとしたら、そんなことはまずありえないと思いますが、コンタクトはぼくにしか取れません。マイルスに訴えられたらどうしよう。一瞬、そんな思いが頭をよぎりました。

 さて、暑い日が続いています。世の中は帰省ラッシュのようです。ぼくはどこにも行きません。病院も来週は大半が休みなので、気分的には楽です。でも貧乏性なので、この機に原稿をいろいろ書こうと思っています。
 9月から年末にかけて、チック・コリアがさまざまなピアノ・トリオでアルバムを出します。昨日その音がようやく届きました。5枚分あって、そのライナーノーツも頼まれているので、この1週間である程度は仕上げておこうと思っています。
 それから、18日は銀座の「le sept」で『ONGAKUゼミナール』です。こちらの準備、といってもiPODのソングリストに曲を移すだけですが、それもやっておかないといけないですし、やることはきりがなくたくさんあります。そういうのが少しも苦にならないところが、ぼくのいいところであり、駄目なところかもしれません。
 でもとりあえず仕事があるのは嬉しいことですし、ありがたいことです。こうやって今年の夏も過ぎていきます。みなさんも体調に気をつけて、休みのひともそうでないひとも楽しくお過ごしください。
by jazz_ogawa | 2007-08-11 10:44 | Works | Trackback | Comments(10)
Commented by 浦島 at 2007-08-11 13:05 x
韓国版は不思議な感じがしますね。実は私の本(英会話の本ですが)もこれまで5冊翻訳され韓国で売られています。印税も少しですが、もらいました。ネットで調べると、私が出したことがないような本(タイトルから類推すると)が台湾で出ているようです。これはぜひ入手したいと考えています。今の世の中は本当におもしろいですね。小川さんの名前も今度は中国や台湾、いや東南アジアのいたるところで出て来ると思いますよ。
Commented by 韓国語勉強中 at 2007-08-11 18:08 x
こんにちは。はじめまして。タイトルが気になりましたので、コメントを書かせていただきます。ハングルというのは、文字のことです。「ハングル語」というのは不自然になります。従いまして「韓国語に翻訳」の方がよろしいかと思います。失礼致します。
Commented by Isis at 2007-08-11 18:37 x
無芸大食で、お恥ずかしいです。
世界の小川さんなんですね!生意気でいろいろ失礼しました。
Commented by jazz_ogawa at 2007-08-11 19:06
浦島さん、5冊とは凄いですね。でも、韓国は印税率が低いとも聞きました。浦島さんもぼくと同じで印税は二の次と考えているなら、外国でも本が出るのは嬉しいですよね。
香港盤のコンピレーションにも、ぼくのライナーが英語と中国語の両方で掲載されているものを見つけました。勝手に出すことに目くじらは立てませんが、現物くらいは送ってほしいところです。
Commented by jazz_ogawa at 2007-08-11 19:08
韓国語勉強中さん、ありがとうございます。さっそく訂正しました。こんなところで日韓もしくは韓日問題が起こったら困りますものね。起こることはないでしょうが。
Commented by jazz_ogawa at 2007-08-11 19:10
Isisさん、無芸大食は冗談でしょうが、それも立派な自己主張でいいと思います。ぼくも無芸大食に近いところがあります。いまだって食べたら凄いです。体のことを考えると、普段は食べませんが。
Commented by 韓国語勉強中 at 2007-08-11 19:33 x
早速訂正されたのですね。大変恐縮です。ありがとうございました。
Commented by jazz_ogawa at 2007-08-11 20:01
韓国語勉強中さん、こちらこそご指摘ありがとうございました。 今後ともよろしく。
Commented by 岩本伸一 at 2007-09-02 14:40 x
小川様、以前ハンクジョーンズのdiscographyを作った岩本です。ハンコックの鈴木さん(静岡)と一緒に以前おたずねして、ライブのテープをお借りしたことがあります。ところで今回のgreat jazz trioの3枚のCD、未発表ではなくて、以前にalfa jazzのシリーズ(vol.1~5)で発売されたものからピックアップしたものです。ハンクさんには来日のたびに会いに行きますが、しっかりとしたピアノをいつも聴かせてくれます。
Commented by jazz_ogawa at 2007-09-02 18:37
岩本伸一さん、ご無沙汰しています。お元気でしたか?
この音源、ぼくも怪しいと思って、何度もレコード会社とプロデューサーに確認しました。未発表といわれたのですが、それでもちょっと怪しいので、少しお茶を濁すような書き方をしました。
それはそれとして、去年の「東京JAZZ」で聴いたハンクさんもよかったですよね。あんなに嬉しそうなサダオさんの顔も珍しく、ぼくは大感激でした。
<< 2007-08-13 『オーシ... 2007-08-08 元麻布「... >>
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