昨日は新橋の「Club Japan」で初めてのオフ会を開きました。といってもぼくが主催したわけじゃなくて、小僧comの主催です。小僧comのSNSに「ONGAKUゼミナール」というコミュがあって、その管理人と「ジャズ喫茶小僧」の共催という形でした。
どうしてオフ会を開いたかというと、ニューヨーク在住のピアニストで、ぼくと一緒に小僧comのアドヴァイザリー・メンバーになっているなら春子さんが帰国していたので、それなら彼女を囲んで楽しい時間を過ごしましょうという趣旨でした。
乾杯の音頭はひらまっちゃんです。
そのあとにぼくからならさんを紹介させていただきましたが、いつものように脱線して、きちんとした紹介になりませんでした。ごめんね、はるちゃん。
これ、歌っているわけではありません。最近のはるちゃんはアフリカン・ドラムにはまっていて、2~3日後に一度ニューヨークに戻り、20日からマリに行って、アフリカン・ドラムを習ってくるそうです。そんな話をしてもらっているところです。
ぼくがはるちゃんと知り合ったのは留学時代ですから、25年ほど前のことです。そのころはマンハッタン・スクール・オブ・ミュージックに在籍していたか、卒業してジュリアード音楽院で学んでいたか、どちらだったか定かでありませんが、いずれにしてもまだ音楽の勉強中で、ニュージャージーにある日本人補習校でも音楽の先生でした。そして現在はコロムビア大学の准教授として音楽概論などの講座を持っています。
幼稚園の先生からコロムビア大学の准教授っていう転身も凄いですし、ピアニストとしてもいろいろとご活躍で、知人として嬉しい限りです。そうそう、ずいぶん前に彼女が出した初リーダー作のライナーノーツも書かせてもらいましたっけ。
せっかくですからピアノを弾いてもらいました。会場からのリクエストで「帰ってくれてうれしいわ」と、オリジナルの「グリーン・トゥリー」(だったかな?)。久しぶりにはるちゃんのピアノを聴きましたが、気分が出ていてよかったですね。
その昔、ニューヨークのソーホーにあった「グリーン・ストリート」で聴いたレジー・ワークマンとのデュオなんかを思い出しました。ケニー・ギャレットを紹介してくれたのもはるちゃんです。NYUの近くにあってぼくが大好きだった「ブラッドレイズ」でライヴを観たこともありましたね。最近は彼女の演奏を聴いていなかったので、昨日はそんなことなどを思い出していました。
今度はニューヨークでぜひライヴを観たいと思います。「北野ホテル」内にあるジャズ・クラブで聴いたのが最後で、あれから何年も経ってしまいましたからね。
ちょっと個人的なことを書くと、今日はぼくの誕生日です。ほとんど自分の年齢を実感していなくて、普段は忘れているくらいです。書類なんかに年齢を書くときに、計算しないと出てこないくらい無自覚です。ここ何年かは思い出すのも面倒なので、適当な年齢を書いています。数年前は、勘違いしてずっと1歳上に書いていて、誕生日になって間違えていたことに気がついたくらいです。
それから、明日の8日はNHK-FMの放送があります。これもひどくて、オフ会で何人かに今日放送と話してしまいました。正確には明日の8日、23時からです。お時間のあるかたはお聴きください。