
おかげさまでこのブログも今日で3年目に突入です。ぼくが遊ばせてもらっているHI-FIというDJチームがありますが、その創立者が当時exciteで仕事をしていたんですね。その彼から、それまで何度かブログをやりませんかといわれていたのですが、面倒くさそうだからと、返事を保留していました。
ところが、exciteがその年(2005年)の「東京JAZZ」にかかわるようになって、ぼくも少なからず「東京JAZZ」とは関係があったため、その提携ブログみたいな形で、ついに重い腰をあげざるをえなくなりました。
ですから、最初は「東京JAZZ」が終わったらやめてもいいから、みたいに説得されたんだと思います。でも彼には、ぼくがこういうことを始めたらやめない、という確信があったんでしょう。ブログを始めるにあたっては「決意表明」なるものが必要だから、まずはそれを載せましょう、と提案されました。それで2005年7月26日づけのブログに書いたのが「ブログ開設にあたって」と題した以下の文章です
ジャズの仕事を始めて20年。この間に素晴らしいコンサートを聴いたり、魅力的なミュージシャンと出会ったり、思いもよらぬ楽しいことがいろいろありました。そんな体験がこれからも続けられたらいいなぁと思っています。というわけで、ジャズや、ジャズと同じくらい大好きなロックやポップスなどにまつわるお話を、日々の雑感も交えながら、ほとんど思いつきになると思いますが、つれづれなるままに綴っていこうと思います。根がいい加減なので、どうなることやら。ああ、それと、もしよろしければ、疑問・質問などもお寄せ下さい。
読み直してみると、割とそのとおりのことをやってきたと思います。ひとの期待(誰も期待はなどしていないでしょうが)を裏切るのがモットーのぼくとしては、これじゃいけません。想定どおりの人生に思えてきました。先の人生がわかるような生きかたを拒否してきたぼくが、結局はありきたりの人生を送っているではないですか。
波乱万丈な人生を歩みたいわけではないですし、平々凡々な日々が一番とも思います。でも心の片隅には、せっかくの人生なんだから、ひととは違う生きかたをしたいと考える自分がいます。ありきたりの人生ではなかったと思いますが、それでもここ数年は冒険心が薄れていたかもしれません。
やりたいことも、日常にかまけて先送りにしてきました。たまにこういう形でもいいですから、ちょっとわが身を振り返って、気持ちを一新することも必要でしょう。でも怠け者のぼくは、次の瞬間にはいつもの決まり文句を呟いています。
「まあ、悪い人生じゃなかった」
これで満足するか、もっと欲を出すかですね。人生のフェイドアウトの仕方も考えているのですが、一方ではまだなにかやってみたい気持ちもあります。いつまでもローリングストーンでいる気持ちは失せていません。
でもこのローリングストーン、ただ転がるだけで、極めて意志薄弱です。海の中のマンボウよろしく、口をあけて面白い話が飛び込んでくるのを待っているだけです。転がりはしても、自分からは動きません。そうやって60年近くを生きてきて、「まあ、悪い人生じゃなかった」と思える自分は幸福ものです。
結局、なにをするのか、なにをしたいのか、自分でもわかりません。こうやって、3年目もすぎていくんでしょう。1年後にも、きっと同じようなことを書いている自分が目に浮かぶようです。あぁーあ(←溜息です)。