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川隆夫の JAZZ BLOG
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©Kozocom (photo by Shuichi Kasahara)
職業:JAZZジャーナリスト、整形外科医、DJ

ニューヨーク大学の大学院在学中にアート・ブレーキーやマルサリス兄弟など数多くのミュージシャンと知り合う。帰国後、JAZZを中心に約3000本のライナーノーツを手がけると共にJAZZ関連の著書を多数出版。ブルーノートの完全コレクターとしても有名。その他、マイルス・デイヴィスやブルーノートの創始者アルフレッド・ライオンの来日時の主治医を勤めるなど、現役の整形外科医としても第一線で活躍中。

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2007-07-09 ゴージャズなマンハッタン・トランスファー
e0021965_1822396.jpg 昨日は、マンハッタン・トランスファーが東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団をバックに渋谷文化村の「オーチャード・ホール」で行なった「一夜限りのプレミア・コンサート」を聴いてきました。
 これまで何度も彼らのライヴは聴いています。ニューヨークの「ブルーノート」で開いた初のクラヴ・ギグも観ていますし、東京の「ブルーノート」でも一番最近は昨年のライヴを観させてもらいました。いつもはコンサート・ホールでしか観られなかったマンハッタン・トランスファーのライヴがジャズ・クラブで観られる。これも贅沢なことですが、昨日のシンフォニー・コンサートは贅沢度でいうならそれ以上でしょう。
 ステージにはどのくらいのミュージシャンがいたんでしょう? ストリング・オーケストラが両脇にいて、後方にブラス・セクション、その前にマンハッタン・トランスファーのバック・バンドが位置しています。50人以上はいたんじゃないでしょうか?

e0021965_18222091.jpg コンサートは「ルート66」から始まりました。曲によっては、いつものバンドだけが伴奏に回るものもありましたが、生で聴く弦の響きはいいですね。シンセサイザーでストリングスの音を出すのとは大違い。深みもあれば厚みもあります。4人のメンバーも心からそのサウンドを楽しんでいる様子で、こちらもいつにない贅沢な時間が過ごせました。

e0021965_18223879.jpg マンハッタン・トランスファーは、昨年『ザ・シンフォニー・セッションズ』というアルバムを出しました。これが現在のところ彼らの最新作です。そちらはプラハのシンフォニーとの共演でした。プラハはクラシックの街ですから、いいストリングスが多いそうです。ピアニストの木住野佳子さんも『プラハ』で同地のストリングスとレコーディングしていますが、そのコーディネーションをしたプラハ出身のベーシスト、ジョージ・ムラツがそう教えてくれたことがあります。

 マンハッタン・トランスファーを初めて聴いたのは20年くらい前でしょうか? 1969年に結成されたときは5人組で、キャピトルから1枚アルバムを出しましたが、これはまったく受けずに終わっています。それで翌年解散し、リーダーのティム・ハウザーはニューヨークでタクシーの運転手をしながらチャンスを待ちます。
 その後にローレル・マッセイ、ジャニス・シーガル、そしてアラン・ポールを順にスカウトして、現在のスタイルが完成しました。レコード・デビューは1974年で、79年にはローレルが抜け、いまのメンバーであるシェリル・ベンティーンが参加してきます。
 そういえば、シェリルがコロムビアからソロ・アルバムを出したときに、ニューヨークの超モダンなホテルのバーでインタヴューしたことがあります。ジャニスにも何度かインタヴューしていますし、4人纏めてインタヴューしたときは、ぼくの前でアカペラ(あたり前ですが)で「ルート66」を歌ってくれました。

e0021965_18225595.jpg
 4人に囲まれて幸福そうな顔をしているのは、その歌を聴いたあとに写してもらったからです。その「ルート66」からコンサートが始まったので、ぼくは最初からノックアウトされてしまいました。それにしてもなんとゴージャスなコンサートだったことか。しかもアンコールはぼくが大好きなビートルズの「グッド・ナイト」。本当に最後までいい気持ちにさせてくれました。

e0021965_1823125.jpg アンコールはこの1曲だけです。ぼくはへそ曲がりのせいか、気持ちのいいコンサートでアンコールは何曲も聴きたくありません。1曲で十分。それでいい気持ちで家に帰れます。3曲も4曲もアンコールをするのは、昨日のようなコンサートでは野暮というものです。ストーンズじゃないんですから。
 しかも、コンサートはアンコールも含めて、途中の休憩なしで1時間半。実にスマートじゃありませんか。こういうのが大人のコンサートだと思います。長ければいいってものじゃないんです。おいしい物だってお腹がいっぱいになるまで食べたら飽きてしまいます。余韻を残して終わる。ステージ同様、最後まで粋なマンハッタン・トランスファーでした。
by jazz_ogawa | 2007-07-09 18:26 | ライヴは天国 | Trackback | Comments(8)
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Commented by charmyy at 2007-07-09 20:36 x
うらやましすぎます☆
関西なあたしにとってコクです。。。すばらしかったでしょうね!
行きたかったなァ◎
Commented by jazz_ogawa at 2007-07-09 23:40
charmyyさん、今回はツアー最終日だけのスペシャル・コンサートでした。数年前にも東フィルと「クリスマス・コンサート」を開きましたが、そのときは行けなかったので、今回ようやく夢がかないました。
Commented by Isis at 2007-07-10 05:59 x
マンハッタン・トランスファーってなつかしい響きです。音楽が体に浸み込む年頃に聞いた曲って、人生の幸せな時代だったから、その頃の曲を聴くと癒されます。
Commented by jazz_ogawa at 2007-07-10 07:30
Isisさん、同感です。ぼくにも個人的な思い出とリンクする曲がいろいろあります。自分の人生のサウンドトラックとでも呼べばいいでしょうか。
Commented by 加持顕 at 2007-07-10 08:29 x
小川さん、おはようございます。

「マンハッタン・トランスファーと生ストリングス」のライブですか、しかし小川さんは相変わらずアクティブに行動されてますね。

で話は変わりますが、私が「マントラ」と言って思い出すのは、「フォー・ブラザーズ」と「バード・ランド」でっす。
二十数年前、歌詞も分からないまま、あの素敵なハーモニーを、高校のビックバンドで曲を演奏する参考に聴いてました。
Commented by 浦島 at 2007-07-10 10:16 x
人を満足させるためには、ここまでやらなくちゃならないのですね。マンハッタン・トランスファーとストリングスのコンサートが東京だと実現してしまうのですね。私はストリングスジャズが好きです。本当におしゃれですね。最近では(と言っても3年前ぐらいでしょうか)、ラッセル・マローンの『Heart String』というアルバムがお気に入りです。一度でいいから、ストリングスをバックにしたジャズを生で聞いてみたいです。
Commented by jazz_ogawa at 2007-07-10 14:23
加持顕さん、「フォア・ブラザーズ」、よかったですね。「バードランド」は本家のウェザー・リポートと競演したライヴもありましたね。アルバムでは『ヴォーカリーズ』が一番好きです。
Commented by jazz_ogawa at 2007-07-10 14:26
浦島さん、ぼくもストリングス物が好きです。古いところではクリフォード・ブラウン。これは永遠の愛聴盤です。あと、ダイアナ・クラールの『ザ・ルック・オブ・ラヴ』もいくら聴いてもあきません。
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