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川隆夫の JAZZ BLOG
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©Kozocom (photo by Shuichi Kasahara)
職業:JAZZジャーナリスト、整形外科医、DJ

ニューヨーク大学の大学院在学中にアート・ブレーキーやマルサリス兄弟など数多くのミュージシャンと知り合う。帰国後、JAZZを中心に約3000本のライナーノーツを手がけると共にJAZZ関連の著書を多数出版。ブルーノートの完全コレクターとしても有名。その他、マイルス・デイヴィスやブルーノートの創始者アルフレッド・ライオンの来日時の主治医を勤めるなど、現役の整形外科医としても第一線で活躍中。

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3.19:ジャズメン、ジャズを聴く!


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2007-07-03 平賀マリカwith MJQ@「TOKYO FMホール」
e0021965_20442683.jpg
 6月はマンハッタン・ジャズ・クインテットの二連発でした。先日の「ブルーノート東京」に続いて、6月30日に観てきたのは平賀マリカさんのコンサートです。彼女がマンハッタン・ジャズ・クインテットをバックに吹き込んだ『クロース・トゥ・バカラック』。発売されたばかりですが、これが思いのほかよかったので、発売を記念したコンサートにも行ってきました。

e0021965_20444431.jpg 60年代からのバカラック・フリークですから、バカラックと名前がついているアルバムはいつも気になります。この作品もタイトルでまずひっかかりました。レパートリーは大体どんなバカラック集でも同じで、この作品も大同小異といったところです。
 それでも平賀さんのヴォーカルがチャーミングでしたし、デヴィッド・マシューズのアレンジも、マンハッタン・ジャズ・クインテットの演奏もつぼにはまって、ぼくはかなり気に入りました。

e0021965_204548.jpg しばらく前にTrainchaというオランダのシンガーがオーケストラをバックに同じような曲目を歌った『ルック・オブ・ラヴ~バート・バカラック・ソングブック』という作品があって、そちらをこのところずっと聴いていたのですが、そこに平賀さんの新作も加わりました。Trainchaのアルバムも実にいいんですよ。ブルーノート・レーベルですし。

 半蔵門の「TOKYO FMホール」で開かれたコンサートは、「雨にぬれても」から始まりました。平賀さんのライヴは今回が初めてです。リズム感がいいし、歌に嫌味のないところに好感が持てました。媚びていないところがいいですね。日本のジャズ・シンガーで気になるのは、媚びるひとが結構多いことです。歌詞に媚び、メロディに媚び、オーディエンスに媚び、バックのミュージシャンに媚びるひとをよく見かけます。

e0021965_2047019.jpg 本人にそんな意識はないんでしょうが、ぼくにはそう感じられることがよくあります。英語で歌うことのコンプレックスがそうさせているのかもしれません。そんなに無理しないで自然に歌ったら、と思うこともしばしばです。でも平賀さんの歌には媚びるところがありません。それが聴いていて気持ちよかったですね。

 一面識もありませんが、さばさばしている性格かもしれません。少なくとも彼女のヴォーカルからはそういう印象を覚えました。ぼくは、ねちょっと歌われるのが好きじゃないんですね。女性っぽいのは苦手です。それでアニタ・オデイやカーメン・マクレエ、最近ではダイアナ・クラールなんかが好きです。きっぷのいい歌が好きというか。
 平賀さんのヴォーカルは彼女たちとは違いますが、それでもことさら女性らしさを強調していないところがよかったです。といっても、男性的なヴォーカルっていう意味ではありません。女性特有の優しさやしなやかさも認められます。その上で、ねちねちしないでサラリと歌うところ、その心意気が気に入りました。

 平賀さんのヴォーカルとマンハッタン・ジャズ・クインテットの組み合わせもよかったですね。ぼくは「ア・ハウス・イズ・ア・ノット・ア・ホーム」や「恋よさようなら」あたりを楽しく聴きました。
 バカラックのメロディはビートルズと同じで、どんなタイプの音楽にも合います。もともとジャズ的なコード進行が用いられている曲も多いので、とくにジャズ向きだとは思います。そこをマシューズが巧く使って、マンハッタン・ジャズ・クインテットのサウンドに仕上げていました。やっぱり才能がありますね。彼のキャリアはだてじゃありません。

 バカラックといえば、ぼくが聴き始めたころは、日本でもようやく彼の曲が立て続けにヒットするようになった時期にあたります。そのころはバカラックという表記ではなく、バカラッチなんて書かれていました。すぐに訂正されるようになりましたが、あれから40年くらいが過ぎたんですね。
 そしてそのころに書かれた多くの曲がいまも輝きを失わず、多くのシンガーやミュージシャンによって歌われたり演奏されたりしています。「TOKYO FMホール」で聴いたステージもそのひとつです。そして、ここにも平賀さんのバカラックがありました。
 バカラックが書いた珠玉の名曲とマシューズのジャジーなアレンジ、そしてこのコンサート。これらはきっと彼女の財産になることでしょう。これからも大切に歌い続けていってほしいですね。
by jazz_ogawa | 2007-07-03 20:53 | ライヴは天国 | Trackback(1) | Comments(8)
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Tracked from ニコニコ at 2007-07-04 01:17
タイトル : ニコニコ
日ごろの気になる事を書いていきます。... more
Commented by kiku at 2007-07-04 00:10 x
小川さん、こんばんは。「雨にぬれても」や「遥かなる影」、「アルフィー」など好きな曲のクレジットを見ると作曲がバカラックとなっているものが結構あって、作曲者としてずっと気になっていました。メロディーの豊かさがなんとなくポール・マッカートニー系かな、なんて思ってました。いい表現が見当たりませんが、ちょっと切なくなるようなメロディーを描く人ですね。
Commented by jazz_ogawa at 2007-07-04 07:52
kikuさん、バカラックとポール。タイプは似ていますよね。ハル・デヴィッドの歌詞もいいですね。あと、数年前に出たエルヴィス・コステロとの共演盤、これも好きです。
Commented by 浦島 at 2007-07-04 11:06 x
平賀マリカさん、聞いてみます。バカラックの曲はいつまでも心地いいですよね。私も好きです。ところで、小川さんはオランダ人のシンガーでマリエル・コールマンという人を知っていますか? 彼女のアルバムが2枚出ているのですが、私は大好きです。
Commented by jazz_ogawa at 2007-07-04 23:54
浦島さん、『マリエル・コールマン・ウィズ・ヨス・ヴァン・ビースト・トリオ』しか持っていませんが、このひともいいですね。ぼくはヨス・ヴァン・ビーストのピアノが好きで、このアルバムに行き当たりました。軽めのボサノヴァとかスタンダードとか、この手の、通のひとたちから見たら「軟弱」といわれそうな音楽が、ここしばらくは堪らなく好きです。平賀さんもこの路線です。
Commented by 浦島 at 2007-07-05 06:32 x
小川さん、とても嬉しいです。私もヨス・バン・ビースト(コールマンのご主人です)のピアノが好きです。彼のトリオのアルバムも3枚もっていますが、やはりなかなかいいです。小川さんが持っているのは、『From the Heart』ですか? それとも『Between you & me』でしょうか? どちらもバックは御主人のトリオですが、特に『Between you & me』は最初から最後まで素晴らしい最高のアルバムだと思います。少しなまりがある英語がとても心地よく響きます。平賀さんのアルバムが楽しみです。
Commented by jazz_ogawa at 2007-07-05 07:51
浦島さん、ぼくが持っているのは『FROM THE HEART』です。今度『Between you & me』を買ってみようと思います。いいことを教えていただき、ありがとうございます。
Commented by IT起業研究所ITInvC代表 at 2007-07-08 21:02 x
ラスベガスヒルトンホテルで、2年前から常設のステージを張っているバリーマニロウの歌を聴tきましたが、2ヶ月以上前に予約を入れたせいか、最前列より3列目という席で、間近に表情を見、声を聴け十分楽しむことが出来ました。座席は文字通り満員で、始まる前から一部で歌い始めるという熱狂的雰囲気でしたが、最前列付近が空席でどうしたのかと思っていたら、開始直前にそろって現れ、周囲の人たちが、あれは誰それと話したり、声をかけたりしていたので多分有名なのでしょうが、よく分かりませんでした。バリー本人が直後に登場し、まさに全員総立ちで迎えるという形で始まり、最後はやはり、「コパカバーナ」の大合唱で終わり、約1時間半があっという間に感じさせる内容でした。ところで、バリーマニロウといえば、「歌の贈りもの」、「哀しみのマンディ」、「コパカバーナ」などのヒット曲が有名ですが、ご存知のように、色々活動の場を広げており、1984年一発録りによるジャズ、ブルースアルバム2:00 AM Paradise Caféや、サラ・ヴォーンやメル・トーメなどの伝説的ジャズ歌手とともにアルバムを録音したりしており、今回のステージでも、一寸その片鱗をうかがわせてくれました。
Commented by jazz_ogawa at 2007-07-08 23:19
IT起業研究所ITInvC代表さん、ライヴは席がどこかで印象がかなり違いますよね。前から3列目とはいいですね。ぼくはずいぶん以前にカーネギー・ホールで聴きましたが、そのときは2階の横のBOX席で、いまいちの印象でした。
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