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川隆夫の JAZZ BLOG
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©Kozocom (photo by Shuichi Kasahara)
職業:JAZZジャーナリスト、整形外科医、DJ

ニューヨーク大学の大学院在学中にアート・ブレーキーやマルサリス兄弟など数多くのミュージシャンと知り合う。帰国後、JAZZを中心に約3000本のライナーノーツを手がけると共にJAZZ関連の著書を多数出版。ブルーノートの完全コレクターとしても有名。その他、マイルス・デイヴィスやブルーノートの創始者アルフレッド・ライオンの来日時の主治医を勤めるなど、現役の整形外科医としても第一線で活躍中。

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2007-06-15 渋さ知らズ大オーケストラ
e0021965_2395975.jpg
 13日に渋谷の「C.C.レモン・ホール」で聴いてきました。以前の「渋谷公会堂」ですが、このホールに行くのは久しぶりです。昔はここでもよくロックのコンサートなんかがありました。岡林信康のリサイタルもあったし、ユーミンのコンサートもここで観たかもしれません。ウェザー・リポートの初来日もそうですね。ライヴ・アルバムが出ていますが、ここじゃなかったかしら?

e0021965_23101528.jpg
 今回はオーケストラの前に「大」の字がついています。でも、編成的にはいつもと同じくらいの印象でした。ホール・コンサートということで、ニューヨークからゲストとしてジェームス・チャンスが加わり、中盤をおおいに盛り上げてくれました。

e0021965_2310387.jpg ニューヨークNo waveのカリスマは相変わらずパンクの精神が健在で、「渋さ」をバックにやりたい放題です。ぼくは仕事の都合で、彼が登場する少し前に会場に着きました。ジェームス・チャンスがゲストとは知らないで行ったため、最初は誰だろう? なんて思っていたんですが、遠くから観ても白いジャケットや髪型、ステージ上のポーズからひょっとして? とは思いました。音楽から察するのではなく、外見からそうではないかな? と思ったところがこのひとの存在感でしょうか。というより、ぼくが彼の音楽をよく知らないだけの話ですが。
 それにしても歌は下手でした。わめいているだけ。でもサックスは本物です。キーボードも駄目だけれど、このサックスがあればすべてを許す! そんな感じでしたね。

 「渋さ」は、ジェームス・チャンスと共演しても、いつもの「渋さ」です。そこがいいじゃないですか。ダンドリストの不破さんは、ジェームス・チャンスが大ハッスルしているのでやることがなかったのか、ステージでずっとビデオを回していました。こういうところも彼らしいし、「渋さ」のステージらしくていいですね。
 終盤にはストーンズのコンサートなんかに出てくるような空気で膨らました大きな生物の風船が会場内を浮遊したり、2階席の両脇からこれまた何だかわけのわからないオブジェのようなものが飛び出したりと、いつも以上に演出が派手になっていました。

e0021965_23105864.jpg
 この写真、何だかわからないと思いますが、コンサート終了後のロビーです。「渋さ」がそのままロビーでしばらく演奏していたんですね。こういところも型破りで面白いと思います。

 「渋さ」のいいところは、どんな場所でやっても自分の世界にしてしまうところでしょう。こんなに強烈に自己主張するバンドはいません。しかも、野放図なサウンドの体裁を取っているものの、これほどまとまりのいいバンドも珍しいと思います。いろいろなサウンドがごった煮のように詰め込まれていますが、最近の印象はブラス・ロック・バンドですね。ヴォーカルがフィーチャーされているから短絡的にそう考えてしまう部分もあるのですが、8ビートでソリッドなブラス・セクションがリフを演奏するところなど、初期のシカゴみたいで好きです。

e0021965_23111744.jpg 「渋さ」を聴いてシカゴを思い出すひとなんてひとりもいないでしょう。まったく的外れのコメントだと思いますが、そう感じたものは仕方ありません。何10年も音楽を聴いてくると、頭の中に説明不能な複雑な回路ができちゃうみたいです。「渋さ」のサウンドがその回路を通ると、その先にあるシカゴのサウンドに結びつくんですね。
 ひとには、それぞれの音楽歴があります。音楽を聴けば何かを感じます。その感じる何かに影響を与えるのが個々の音楽歴だと考えています。音楽歴はみんな違いますから、感じ方も違って当然。
 そういうことからいけば、的外れな意見がどんどん登場してくる方が自然かもしれません。それで「渋さ」なんですが、このオーケストラを聴くと、ぼくの回路はいつもフル回転します。あるパートではマイルスにたどり着き、次のパートではジミ・ヘンドリックスだったりと、自分がこれまでに聴いてきた音楽の四方八方へと飛んでいくわけです。ときには、ぐるぐる回って行方不明になったりもします。この行方不明は、言葉を変えると快感ということになりますか。行方不明が多ければ多いほど、頭の中は混乱し、回路はスパークし、その結果、もうひとつ新しい回路が生まれます。こうやって音楽歴がさらに厚みを増していくのです。
 さあ、自分で書いていて何がなんだかわからなくなってきました。そういうわけで、今日はこの辺でやめましょう。でも、いいたいことは何となく伝ったでしょうか? 時間があるときに、一度このテーマできちんと自己分析をしながらもう少しまともなものを書いてみたいと思います。
by jazz_ogawa | 2007-06-15 23:16 | ライヴは天国 | Trackback(1) | Comments(15)
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Tracked from どろがめ雑記帖 at 2007-06-21 00:40
タイトル : 渋さ知らズ大オーケストラ 渋谷公会堂
渋さ知らズ大オーケストラをはじめてみたのは 今から10年ぐらい前、'97年か'98年の横浜ジャズプロムナードで、 あのアングラな雰囲気、舞踏とのコラボ、 圧倒的な音の洪水が妙に心地よくて愛着が湧いた。 彼らにみなとみらいのドックヤードガーデンは合っていたし、 いい舞台だったと思う。 奇をてらっているようでそうでもなく 実は大の大人のプロミュージシャンの集合体で 意外に地に足がついているのが面白い。 渋さのパーシャルなバンドでのライブはよくみかけるが (渋さチビーズとか) 今回...... more
Commented by 加持顕 at 2007-06-16 11:50 x
こんにちは。接続障害もだいぶ治まったようです・・・。

「渋さ知らズ」確かに、ブラス・セクションのリフだけ聴いていると「シカゴ」タイプのブラス・ロック・バンドにも聴こえますね。生では観た事ないので今、「YouTube」で検索、観ただけですが・・・。

しかし映像で確認すると、「サン・ラ・アーケストラ」の数倍迫力のあるバンドですね。
Commented by jazz_ogawa at 2007-06-16 16:05
加持顕さん、「渋さ」のダンドリスト、不破さんはサン・ラのアーケストラもだいぶ意識しているみたいです。
接続障害ですが、ただいま現在は良好ですね。でも、昨日の夜中はやっぱり相当悪かったです。
Commented by 加持顕 at 2007-06-16 23:40 x
やはり「サン・ラ・アーケストラ」を意識していましたか。しかし「サン・ラ」の混沌としたテイストに日本歌謡や舞踏、演劇の要素などをさらに混ぜて、あれだけ魅力あるステージを展開出来るのは、凄い事だと思います。
大人数を纏め上げられる、ダンドリが素晴らしいのですね。
Commented by hashi at 2007-06-17 00:31 x
James Chanceですか!!!そういえばUNITの1周年でSaloonでぼくらのイベントやった際、上でイベントやってたのがJames Chanceでしたね。招聘者から聞いたのですが、NYから招聘した際、昔のやんちゃ時代の経歴のせいで、日本にNYから直接入れなかったそうです(笑)。今回は大丈夫だったのでしょうか?それにしてもこのライブ見たかった。。。昨日、LDNでGOTANプロジェクト見たのでおあいこということで(何がおあいこ!?、笑)。
Commented by jazz_ogawa at 2007-06-17 08:54
加持顕さん、それでぼくは調子に乗って、「サン・ラみたいに、みんなもキンキラキンの衣装を着たら」と提案したのですが、それに対しては「うーん」とダンドリストは唸っていました。
Commented by jazz_ogawa at 2007-06-17 08:57
ハッシー、ジェームス・チャンスはその昔、ニューヨークでライヴを観たことがあったのですが、そのときとほとんど同じ感じでやっていました。バックはまったくちがいましたけれど、ね。パンク精神いまだ健在! っていうところでしょうか。それにしてもイギリスはそんなにdisgustingですか?
Commented by t_gomez at 2007-06-17 10:21 x
小川さん、横レスで申し訳ありませんが、ハッシーGOTANも観たの!? 羨ましい!!! いいな、いいな。         
Commented by jazz_ogawa at 2007-06-17 11:45
t_gomezさん、そのようですね。彼のブログにアクセスしてみたら?
Commented by 浦島 at 2007-06-17 14:55 x
東京はいろいろあっていいですね。ところで23日の小川さんのイベントを楽しみにしているのですが、すいません、場所と時間などをもう一度教えてもらえませんか。そのうちこのブログでもう一度紹介されるだろうと思っていましたが、なかなか出ません。できれば最寄りの駅なども教えてください。本当に楽しみにしています。
Commented by jazz_ogawa at 2007-06-17 18:19
浦島さん、当日の会場ですが下記のURLで場所を確認してください。最寄の駅は井の頭線で渋谷からふたつ目の「駒場東大前」です。住宅街の中の1階にある小さなバーで、場所がちょっとわかりにくいかもしれませんが、この地図の通りです。掲載の電話番号は古いものなので、新しいものを確認して、お知らせします。
http://www.orchardweb.jp/
Commented by jazz_ogawa at 2007-06-17 18:47
浦島さん、03-6410-8324が「Orchard Bar」の電話番号です。場所がわからないときはご連絡ください。
Commented by clumsya at 2007-06-17 22:49 x
小川さん、自分のブログ書いた後、こちらにお邪魔してびっくり。
小川さんもいらしたんですねー。純粋にとっても楽しいライヴでした。
やっぱり小編成よりこうして大オーケストラで
フルに舞踏などがつくときが渋さらしさ全開で楽しめます。
野外でもっと人数がいるときの迫力も忘れられません。
Commented by jazz_ogawa at 2007-06-18 00:23
clumsyaさんもいらしてたんですね。「渋さ」はいつ観てもあんまり変わらないんですが、それでもついつい観てしまう、何か不思議な魅力がありますね。
Commented by 浦島 at 2007-06-18 06:06 x
小川さん親切にありがとうございました。私は極度の方向音痴ですが、当日はセミナーが始まる9時を目指し、到着できるように向いたいと考えています。
Commented by jazz_ogawa at 2007-06-18 08:49
浦島さん、それでは今度の土曜日、お会いできるのを楽しみにしています。わからないようでしたら、お店までお電話ください。
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