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川隆夫の JAZZ BLOG
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©Kozocom (photo by Shuichi Kasahara)
職業:JAZZジャーナリスト、整形外科医、DJ

ニューヨーク大学の大学院在学中にアート・ブレーキーやマルサリス兄弟など数多くのミュージシャンと知り合う。帰国後、JAZZを中心に約3000本のライナーノーツを手がけると共にJAZZ関連の著書を多数出版。ブルーノートの完全コレクターとしても有名。その他、マイルス・デイヴィスやブルーノートの創始者アルフレッド・ライオンの来日時の主治医を勤めるなど、現役の整形外科医としても第一線で活躍中。

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「証言で綴る日本のジャズ」

「ジャケ裏の真実
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小川隆夫ONGAKUゼミナール
@銀座le sept
3.19:ジャズメン、ジャズを聴く!


■TALK EVENT■
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「3月文化講演会」@神戸
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TEL: 078-265-6595

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2005-08-20 「枯葉」に聴き惚れました
 やってきましたよ、朝日カルチャー・センターで「小川隆夫のブルーノート・コレクション」を。2回目の今回は「12インチLPで聴くブルーノートの代表的名演」と題して、アート・ブレイキーの「モーニン」、キャノンボール・アダレイの「枯葉」、ハービー・ハンコックの「処女航海」など、全部で6曲を聴きました。2005-08-20 「枯葉」に聴き惚れました_e0021965_1422637.jpg
 前回は喋り過ぎて、予定した曲目すべてをかけることができませんでした。その反省から、今回は音楽が50分で、話が40分と分配。12インチLP時代に入ったので1曲の演奏時間が長くなり、そのため渋々曲数を減らすことにしました。せっかく来ていただいた受講生の方に何か申し訳ない気持ちが残りましたが、1時間半の中ではこれが精一杯。
 それでも、また長めに話したため、最後の2曲はあっさりだったかもしれません。やはり、喋りは苦手です。それと喋り病も合併しているようで、これを何とか克服しないと。
 誰かいい処方箋を下さい、って医者が言ってどうする。

 ところで、ブルーノートはやっぱりいいですね。これまでに何度聴いたかわからない「枯葉」のマイルスに、思わず聴き惚れてしまいました。とくにマイルスの吹くテーマが終わってキャノンボールにバトンタッチするときのフレーズ。2005-08-20 「枯葉」に聴き惚れました_e0021965_142492.jpgそれと、そのフレーズを受けてキャノンボールが吹き始める最初の一節。ぼくはいつもここでゾクっとします。ジャズが好きでよかったと思う瞬間ですね。

 ジャズに限りませんが、音楽ファンって、結局こういう、個人的に、ゾクっでもいいし、ホロリでもいいし、とにかく何でもいいから胸がキュンとなる曲やアルバムをどれだけ心の中に持っているかじゃないでしょうか。そういう瞬間にひとつでも多く出会いたくて、ぼくはこれまでジャズやロックやそのほかの音楽を聴いてきた気がします。みなさんはどうなんでしょうね?
by jazz_ogawa | 2005-08-20 01:47 | Works | Trackback(1) | Comments(13)
Tracked from 不思議な暮らし at 2005-08-22 09:30
タイトル : 標準についての言及
まだ言うか! ちょげ・たもには達は。 標準的(スタンダード)な生活しろと。 人のプライバシどこまで強制するつもりなの? まだ、ベランダに枯葉を落としてくるやつがいる。 枯葉も色々 私は何種類も聞いた。 マイルス・デイビス、 矢堀孝一、 スタンリ.... more
Commented by ism_maskin at 2005-08-20 02:41 x
「枯葉」はジャズの中、いやあらゆる音楽の中でもっとも好きな曲です。私の場合は、ビルエバンスの枯葉に始まり、SOMETHIN'ELSEなどあらゆるアレンジを聴くために音楽をむさぼりました。ジャズライブで曲のリクエストがあれば、必ず「枯葉」。何十種類もの枯葉にいまでもゾクゾクしています。たぶんこれからも。
Commented by ogawa at 2005-08-20 09:58 x
ism_maskinさん。20年くらい前ですが、ある本を作るために全国のジャズ喫茶のお客さんから好きな曲のリクエストを募ったところ、「枯葉」が一位でした。ちなみに好きなアルバムの一位は『サムシン・エルス』でした。
Commented by やす at 2005-08-20 10:17 x
枯葉聞いてみたいです。音楽ゼミナールでかける予定はありますか?
きゅんとなる曲はいつ聞いてもいいものですよね。それがかかると嬉しくて街中でも立ち止まっていつまでも聞いてしまいます。出会いは偶然ですが、発見できた時はすごく嬉しいです。子供の頃は自分でも作れるんじゃないかと思い、曲を家のベランダで空想していましたが、なかなかメロディだけではない、色んな効果音でもって曲は成り立っている、と考えると頭が痛くなってきます。やはり、作曲ではなく聞き手がむいているようです。
Commented by jazz_ogawa at 2005-08-20 10:57
「枯葉」はいろいろなひとがやっていますから、それらを聴き比べるのも楽しいですよね。まあ、そうやってジャズの深みにはまっていくんですが。そのうち「ONGAKUゼミナール」でもかけましょう。
Commented by 山田♪ at 2005-08-21 00:16 x
2回目も面白かったです。特にMilesがLionに対する感謝の念が強く残っていて晩年に到っても涙目で話しをした件。BlakeyとSilverが本当はすごく仲が良くてステージそっちのけで話し込んだ件。ヘーッとトリビア×50個ものでした。という具合で、小川さんのお話し大変興味深く伺っております。ご本人は苦手意識がおありの様ですが、お話し振りも普段着の感じで聞き易いです。私の個人的要求からすれば、廻すお皿の枚数を減らしても、小川さんのLionやmusician達との交流からの貴重な話しの方ををもっと聞きたいと言いたいところです。90分×3回はBNには短すぎます。続編を期待します。  僕は今回はK・DorhamのTpに参りました。この人こんなに良かったのと、己の不明を思い知りました。最後に教室でお伺いした質問の事ですが、BeBopからHardBopへのdsと言うとRoyHaynesが思い浮かびましたが?楽器は問いませんから、BeBopからH・Bopへの奏法の違いがわかるアーチスト、お教え願えると幸せです。Miles?J・McRean?
Commented by ogawa at 2005-08-21 12:23 x
山田さん、ご感想ありがとうございます。そう言っていただけると、苦手ではありますが、次も頑張ろうという気持ちになれます。あれからぼくも考えました。たしかにロイ・ヘインズはもっとも適したひとかもしれません。あと、ソニー・ロリンズもそうですね。例えばパウエルと吹き込んだブルーノート盤と、同じくブルーノートの『ニュークス・タイム』と聴き比べてみると、フレーズの切り方や、流れの起伏、8部音符の使い方とかに明らかな違いがあると思われます。あと、ケニー・ドーハムがパーカーのバンドで吹いていたころと、ブルーノートに残したリーダー作なんかも聴き比べたら面白いかもしれません。なお、お陰さまで10月と11月にもう2回、朝日CCでブルーノートの話をすることになりました。今回はブルーノートの総集編みたいな内容でしたので、次回はもう少し踏み込んで、ミュージシャンから直接聞いた話などを披露しながら、回を進めて行きたい考えています。詳細は近々発表になると思います。
Commented by 山田 at 2005-08-22 13:25 x
ご教授有難うございます。Rollins、Dorhamそれぞれ聞き比べてみます。僕にその違いが判るかなア??と一抹不安ではありますが・・・。  10月&11月の講座追加、オーッヤッター。大歓迎です。楽しみにしております。・・(朝日ccも2回なんぞとケチ臭い事云わないでモットやらんかい!ーといっても皆さんイロイロ都合がありますもんね。)
Commented by ogawa at 2005-08-22 13:52 x
山田さん、もうひとり、デクスター・ゴードンもいいかもしれません。機会があれば、40年代のサヴォイ作品『デクスター・ライズ・アゲイン』と60年代のブルーノート作品を聴きくらべてみて下さい。
Commented by 山田♪ at 2005-08-23 00:01 x
有難う御座います。D・Gordenは大好きですので是非聞き比べてみます。 ところで、実は今さっき小川隆夫著「M・デイヴィスの真実」を読み終えたところです。大変面白かったです。Milesの生涯の面白さと、小川氏のMilesへのインタヴューの面白さとの二重の面白さが堪りませんでした。Milesの一挙手一投足に注意を払いながら質問する小川氏の姿は、Milesのバンドのメンバー達の様子と重なるものがあるように思われました。マンハッタンで買物に出かけてにわか雨会った小川氏を心配して、Milesが傘を持ってわざわざ迎えに来てくれる件りには、そのMilesの人となりに思わず涙してしまいました。Milesとそうした人間関係を築いた小川氏をほんとうに羨ましく思いま。いい本を有難う御座いましたお礼申し上げます。
Commented by jazzman at 2007-03-19 23:28 x
 評論家は勿論、多くのjazzマニアの皆さんは専門的に理論的にjazzを語られますので、疎い私はjazz愛好者とは言えない、と劣等感抱いていました。でも、小川さんが言われる「ゾクッ」とか「ホロリ」と感じる感性は充分持ち合わせています。それは、メロディーやリズムだったり、楽器の一音で有ったり、またプレーヤーの表情だったりします。ということで、これからも、これまでの様に一jazzファンでいようと思います。小川さん、有り難うございました。
Commented by jazz_ogawa at 2007-03-20 00:29
jazzmanさん、ぼくは評論家ではないので、どうしてもそんな表現しかできません。感想を書いているだけです。評論家ではなく、ジャズ・ファンのなれの果てといったところでしょうか。あと、劣等感なんか抱くことないですよ。自分が楽しければいいんですから。理論的にジャズを語るために聴くわけじゃないですから。
Commented by jazzman at 2007-03-22 19:00 x
 アドバイス、有り難うございます。これまで同様、jazzを楽しんでいきます。ただ、「となりのウイントン」に出合ったのをきっかけに、聴くだけではなく、歴史やアーティスト、曲などについても、理解を深めたいと思います。結果的に、よりjazzを楽しむことが出来そうな気がします。
Commented by jazz_ogawa at 2007-03-22 19:18
jazzmanさん、ほかの音楽やそれ以外のものもそうだと思いますが、だんだんと興味の範囲が広がるにつれて、いろいろなことが繋がってきます。そういうときにアーティストのことや歴史のことなどを知っていると、さらに楽しめるんじゃないでしょうか。ぼくはそうでした。そういうわけで、ゆっくりと時間をかけてこれからもジャズを楽しんでください。
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