
ニューヨークに着きました。日本は29日のお昼ごろでしょうが、こちらはただいま28日の夜中です。それで何がやっぱりかといえば、いつものように出発が遅れました。ぼくの場合、なぜか日本発が大半ですが、ちゃんと飛ぶことがあまりないんですね。機材が遅れたという理由で、その日に飛ばなかったこともありますから。
今回は直行便のチケットが取れず、ワシントンD.C.経由です。乗り換えに1時間半くらいしか時間がないのでいやな予感はあったんですね。案の定、出発が1時間半遅れました。
これまでにさまざまな理由で出発の遅延を経験していますが、緊急着陸する飛行機があるといわれたのは初めてです。それでも40分くらいが過ぎたところで、その飛行機は無事に着陸したというアナウンスがありました。
ところが一向に飛ぶ気配がありません。しばらくするとまたアナウンスがあって、管制塔からは離陸の許可がおりているものの、先に16機ほど離陸する飛行機があるのと、着陸する飛行機もかなりあるのでさらに30分はかかるとのことでした。

これで結局1時間半の遅れです。この時点で、予定した乗り継ぎ便には乗れないと諦めました。ところが、予定より1時間10分早くワシントンD.C.に着きました。残された猶予は1時間と少々です。イミグレーションは20分で通過できました。ところが、イミグレーションを出て唖然としました。
バゲージを受け取ったひとが長蛇の列を作っていたのです。これでは税関にたどり着くまでにどのくらいの時間がかかるかわかりません。この時点で、「ぎりぎり間に合うかな?」というはかない望みは捨てました。
ここ何年もアメリカでトランジットしたことがなかったので、よもやこんなに混むものとは想像もしていませんでした。このスケジュールだって、いつもチケットを頼んでいる旅行社が出してきたものですから、大丈夫なんだろうと思っていたんですね。
税関を通ったところでフライトの時間は過ぎました。乗り継ぎ便に間に合わなかったひとが、ほかにも沢山いたと思います。バゲージを再チェックインするところも大混雑で、それを終えて、ようやく乗り継ぎ便のカウンターに行くのですが、すでに定刻から20分が過ぎていました。それでも、あの大混雑と大混乱を1時間20分で乗り切れたのはびっくりです。
ゲートに行くと、飛行機はまだ飛ばずに待っていました。同じスケジュールのひとが何人もいたんでしょう。結局、こちらも1時間遅れでJFKに飛び立ちました。

パイロットは1時間16分の飛行時間を40分にすると張り切っています。やってもらおうじゃありませんか。もう、ここまでくればどうでもいいです。結局50分くらいでJFKに着いたでしょうか。夕方の6時半に到着の予定が、なんだかんだいって7時にはタクシーに乗っていましたから、結果を見ればそれほど悪くはなかったですね。
不思議だったのは、成田の出国手続きです。GW初日のはずなのに、列が3列しかなくて、どれも5人しか並んでいません。これまで100回くらいは成田で出国手続きをしていますが、こんなにガラガラだったのは初めてです。しかも、それが一番混むような日なのに、です。
無事、ニューヨークに着いたということで、夕食はしゃぶしゃぶを食べました。肉好きですが、いまはかなり食べる回数を減らしています。野菜をなるべく沢山食べるようにしているので、お肉が食べたいときはしゃぶしゃぶ、それも赤味の肉を注文するようにしています。

今日行ったお店は、前回来たときに知った新しい日本レストラン「Kamui Den」です。店名は白土三平の「カムイ伝」のことなんでしょう。場所は186 Avenue Aで11丁目と12丁目の間にあります。
アヴェニューAは、ぼくが住んでいたころは物騒なエリアでした。そんなところに行ったら、無事に帰ってこれるかどうかわからないといわれていた禁断の地です。それがいまでは、かなり賑わうようになりました。
「Kamui Den」はそんなに高級なお店じゃありませんが、ちょっと洒落ていて、こういう雰囲気のレストランは絶対イースト・ヴィレッジで流行ります。前回はオープンしたてだったため、それほど混んではいませんでした。ところが今日は土曜ですし、お店に入った時間も9時を過ぎていましたから、ほぼ満員です。

肝心な味も悪くありません。お肉はちょっと脂味がありましたが、そこは整形外科医ですから(?)、脂のところは細かく取り除いて食べます。
アパートに戻ったらニュースでヤンキースが勝ったことを報じていました。井川が途中から投げたんですね。トーリ監督やジアンビーなんかの井口に関するインタヴューも交えて、井川のことを10分くらい特集していました。
今回のニューヨークは、いつものことですが、音楽の仕事は何もしません。ダラダラ、気の向くまま1週間を過ごして帰ります。DVDもいろいろ持ってきましたし、本も何冊かあります。『愛しのジャズメン2』の初稿がちょうど昨日届いたので、それを読みながら、あとは来年出版を予定している大作の下準備にでも取り掛かろうかとは思っています。
ぼくの場合、音楽は仕事と思っていないので、この程度のことをやっても、「何もしません」の範疇に入ります。何もしなくてもなるべく毎日ブログを書きますので、暇なかたはおつき合いください。
では、では。