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川隆夫の JAZZ BLOG
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©Kozocom (photo by Shuichi Kasahara)
職業:JAZZジャーナリスト、整形外科医、DJ

ニューヨーク大学の大学院在学中にアート・ブレーキーやマルサリス兄弟など数多くのミュージシャンと知り合う。帰国後、JAZZを中心に約3000本のライナーノーツを手がけると共にJAZZ関連の著書を多数出版。ブルーノートの完全コレクターとしても有名。その他、マイルス・デイヴィスやブルーノートの創始者アルフレッド・ライオンの来日時の主治医を勤めるなど、現役の整形外科医としても第一線で活躍中。

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「証言で綴る日本のジャズ」

「ジャケ裏の真実
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小川隆夫ONGAKUゼミナール
@銀座le sept
3.19:ジャズメン、ジャズを聴く!


■TALK EVENT■
民音音楽博物館
「3月文化講演会」@神戸
3.26: 関西国際文化センター
コスモホール
TEL: 078-265-6595

詳細やその他ライナーノーツなどは 「Works & Information」へ>>
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2007-04-24 『Z(ジー)』で紹介されました
2007-04-24 『Z(ジー)』で紹介されました_e0021965_2339424.jpg しばらく前に報告した『Z』の取材ですが、本日発売の6月号(第4号)に掲載されています。最後のほうの「オシャレZ(ジー)ファイル」というページです。1ページで、写真が半分近くを占めているので、たいしたものじゃありません。ファッション雑誌ですから、それ用のインタヴューというか、ぼくのコメントが紹介されています。
 こういう形で紹介されるのは複雑な気持ちです。自分の存在は知ってほしいけれど、目立ちたくない気持ちも同じくらいあります。ですから、嬉しいような恥ずかしいような、相反するふたつの思いが入り混じっています。
2007-04-24 『Z(ジー)』で紹介されました_e0021965_23405894.jpg でもどんな形であれ、取り上げられるのは悪くないんじゃないかな、と思います。世の中で、ぼくを紹介したいひとなどまずいません。ジャズなんて、一般的に見たら超マイナーな世界です。ジャズ・ミュージシャンならいざしらず、裏方のひとりに過ぎないぼくですから、紹介してくれるひとがいるなら、こんなに嬉しいことはありません。

 この『Z』、自分の年齢を改めて考えさせてくれた雑誌でもあります。取材に先立って送られてきた『第3号』をぱらぱらと眺めていたときです。相続に関するコラムが目につきました。「生前贈与についての知恵」みたいな内容です。
 母親が高齢のため、ぼくも相続について考えるようになりました。それで読み始めたのですが、しばらく読んでいるうちに何かが違うことに気づきました。そこには「自分の子供に生前贈与するメリットとデメリット」が書かれていたのです。
 ある意味、ショックでした。自分を相続する側としか考えていなかったからです。そりゃぁ、漠然と、自分が死んだらレコードやニューヨークのアパートはどうなるんだろう、いまのうちにきちんとしておかなくちゃ、なんていうことは考えていました。でも、まだ相続する側だとばかり思っていたんです。

2007-04-24 『Z(ジー)』で紹介されました_e0021965_23411892.jpg 「55歳以上限定」をうたい文句にしているのが『Z』です。ぼくはかろうじて資格があります。面白いのが表紙と目次です。登場する人物の年齢が名前のあとにクレジットされているからです。ぼくのところにもちゃんと年齢が書かれていました。
 『Z』は、歳を取ったことを誇りにしている雑誌と受け止めました。歳を取ったからできることもあるし、楽しみもある。それを堂々と、むしろ自慢げに追求している姿勢は好ましく思います。これは、「この歳になったら自慢のひとつやふたつはなくちゃ」というぼくの考えとも一致します。

2007-04-24 『Z(ジー)』で紹介されました_e0021965_2341359.jpg
 ページに使った写真はこれをトリミングしたものです


 ところで『Z(ジー)』とは「お爺さん」に引っ掛けた駄洒落です。この雑誌によれば、自分の生き方をきちんと身につけている「お爺さん」を、尊敬の念を込めて「Z」と呼ぶそうです(たぶん、そんな趣旨だったと思います)。
 それで、粋なお爺さんを『Z』では「粋Z」と呼びます。このネーミング、朝日新聞の日曜版に、どなたかが「ちょい悪おやじの二番煎じで、ちょっとあきれた」みたいなことを書いていました。ぼくも同感です。
 昔のコマーシャルですが、インスタント・コーヒーのキャッチコピーに「違いがわかる男」というのがありました。覚えていますか? このコマーシャルを見るたび、ぼくは条件反射のように「違いがわかる男ならインスタント・コーヒーは飲まないよな」と思ったものです。それと同じで、「粋な爺さんはこういう雑誌を読むかなぁ」と疑問は感じています。
 こんなことを書いてしまいましたが、『Z』の編集部ならびに編集者の皆さん、ごめんなさい。他意や悪気はまったくありませんから。インスタントコーヒーのことを書きたいがために、引き合いに出しただけです。一度でもぼくのことを取り上げてくれた雑誌は、生涯、応援し続けますから。そこらへんは義理堅いです。だって、これだけ『Z』とかけば、いい宣伝になったでしょ?
by jazz_ogawa | 2007-04-24 23:49 | Works | Trackback(1) | Comments(17)
Tracked from IT起業研究所 ITIn.. at 2007-04-28 13:47
タイトル : ジャズの巨人達
昨夜のNHKBSハイビジョンで、チックコリアのモントリオールジャズフェスティバルでの演奏やインタビューを流していた。 特に、ピアノの上部から撮影した部分で、彼の素晴らしい指のタッチが見られた。 マイルスも含め多彩なジャズ奏者との交流も端々に出てきており、満ち足りた気分にさせてくれた。 そんなことから、本棚の片隅にあったエスクァイア日本版‘92年4月号別冊JazzDays(ジャズ、最後の証言者たち)を開いてみた。 その中にThe Golden Age of Jazz 1957,Harl...... more
Commented by kanami at 2007-04-25 01:37 x
いつものブログ巡回で、ささっと読ませていただくだけで・・・と思っていたのだけど、あまりにカッコいいので思わず書き込みしています(笑)。お世辞じゃないですよ。「違いがわかる男」は、言われてみるとまったくその通りですね。いま気がつきました(笑)。違いがわかるようになりたい男が買い求めるのかもしれませんね。粋な爺さんになりたい人がこの雑誌を買うのかもしれません。違いがわかる男としてCMに出た人同様、小川先生は憧れの対象ということです♪ふふふ♪おやすみなさい。
Commented by jazz_ogawa at 2007-04-25 08:05
kanamiさん、お元気でしたか? かっこいいのはカメラマンがうまいせいでしょう。あんまり憧れの対象になるような人間じゃないんですけどね。「違いのわかる男」にはなりたいですが。このコピーって、いまならジェンダー問題にひっかかるかもしれませんね。
Commented by yuricoz at 2007-04-25 12:54
かっくいいいいいいいい!!ブロマイドで、売りましょう♪
「Z」は、目次の文字も大きくて、いろいろ考えられているんですね~

ところで、「月刊プレイボーイ」も本日発売では?買いますっ!!
Commented by 高橋 at 2007-04-25 13:18 x
私も書店で見ました、ステキですね!、小川さんは6つの病院でお仕事をされていらっしゃるそうですね。1日に2ヶ所という日もあるのでしょうかご苦労様です。ところで明日あたり本は着きそうなので読み終わったらアマゾンに感想書くつもりです、また書けたらお知らせしますね。ではニューヨークのお話楽しみにしています。 Have a nice trip!
Commented by 浦島 at 2007-04-25 13:36 x
ここまで書くと、確かに雑誌の宣伝になりますね。私もあと1年で読者対象になります。少し早いですが、1冊買ってみようと思います。小川さんのようにかっこいい男になりたい! 無理かな? 無理です。そうですよね、やっぱり。
Commented by 高橋 at 2007-04-25 17:07 x
いや、浦島先生も(吉田拓郎に似た)イケメンなんです。上の記事をよく読んで見ると結構考えさせられました。いくらなんでも56才の小川さんは「Z」には若すぎます。雑誌の宣伝のためだったのでは。私も自覚があまりなく愕然とすることがあります。(40代後半)でも基本的には年齢は気にしないようにしています。
Commented by matc_tomo at 2007-04-25 18:08
最近の雑誌は年齢がキーなんですね、やっぱり。わたしも手伝ったことがあるファッション誌でも、取材相手の年齢を確認して探すことがあります。さすがに目次に年齢は載せませんが(笑)
R25とかもそうですし、自分の位置を模索する人たちにはわかりやすい指針なのかもしれませんね。
それにしても、いつみても個人宅とは思えないレコードの量ですね⋯。
Commented by jazz_ogawa at 2007-04-25 20:16
yuricozさん、ありがとうございます。『月刊PLAYBOY』も本日発売です。そちらにも、座談会の写真その他が載っています。女性ですから、立ち読みっていうわけにはいきませんよね(笑)。
Commented by jazz_ogawa at 2007-04-25 20:19
高橋さん、いろいろコメントありがとうございます。アマゾンへのコメント、お手柔らかに。
ぼくもずいぶん前から年齢のことは関心外になっていて、ときどき実年齢より高いことを言ったりします。このときも「56歳」ですよねと確認されて、一瞬「57歳じゃなかったかな?」と思ったほどです。ぼけが始まっているようです。
Commented by jazz_ogawa at 2007-04-25 20:21
浦島さん、実際はかっこよくないですよ。そこそこの年齢になってみっともないのはいやなので、かっこよく見せかけるようにはしていますが。
Commented by jazz_ogawa at 2007-04-25 20:23
matc_tomoさん、ほとんどのひとが事務所と勘違いします(笑)。これでも、以前のところよりはずいぶんましになったんですがね。
ついでに業務連絡ですが、5月の選曲と写真、もうすぐ送ります。
Commented by kiku at 2007-04-25 23:37 x
小川さん、こんばんは。年をとるって一般的にはマイナスイメージですけど、経験を重ねて人として成熟していくことですよね?決して枯れていくことではないはず。僕は年齢をたずねられて答えなかったり、ごまかしたりする人が嫌いです。何十年もがんばって年を重ねてきたことに胸を張れるような年寄りになりたいもんです。そういう意味では『Z』のコンセプト自体はなかなかいいとは思いますけど、本当の粋な爺さんになるには55過ぎて雑誌を読んで気づいているのでは遅いような気もします・・・
Commented by jazz_ogawa at 2007-04-26 00:01
kikuさん、ありがとうございます。ぼくは子供のころは早く大人になりたかったですし、いまも自分が到達した年齢に満足しています。残された時間が減ってきたことに一抹の寂しさは感じますが、これまでが楽しい人生でしたから、そしていまも楽しい日々を過ごしていますから、あまり未練はないですね。
妙な話になってしまいました。ごめんなさい。
Commented by kiku at 2007-04-26 01:28 x
僕は来年40歳になりますけど、たとえば70歳くらいになったときに一日一日をどんな気持ちで過ごすんだろう、なんて時々考えてしまいます。でもそんなことをちょっと考えてみることで日常の中で何が大事なのか気づくことができるようにも思えます。なんて・・・。
Commented by カルロス at 2007-04-26 01:59 x
こんばんは。昨日本屋さんでおおっ!ジョー・ザビヌルが表紙になってる雑誌がある!って目をひいて「z」を読みました。
小川さんがめっちゃカッコよくてもっと目を惹いてましたね。

それにしても、この凄いレコード・コレクション!
あの・・・床、抜けませんか?(^^)いらぬ心配をしてしまいました(笑)
Commented by jazz_ogawa at 2007-04-26 07:53
kikuさん、ぼくが子供のころは55歳で定年でした。そのころはとても年寄りと思っていた年代に自分もなってしまい、そう考えると複雑な思いがします。
Commented by jazz_ogawa at 2007-04-26 07:55
カルロスさん、現在のところ床は大丈夫のようです。引越しの際に問題になるのが、頑丈なつくりの建物かどうかということです。ご心配いただきありがとうございます。
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