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川隆夫の JAZZ BLOG
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©Kozocom (photo by Shuichi Kasahara)
職業:JAZZジャーナリスト、整形外科医、DJ

ニューヨーク大学の大学院在学中にアート・ブレーキーやマルサリス兄弟など数多くのミュージシャンと知り合う。帰国後、JAZZを中心に約3000本のライナーノーツを手がけると共にJAZZ関連の著書を多数出版。ブルーノートの完全コレクターとしても有名。その他、マイルス・デイヴィスやブルーノートの創始者アルフレッド・ライオンの来日時の主治医を勤めるなど、現役の整形外科医としても第一線で活躍中。

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「証言で綴る日本のジャズ」

「ジャケ裏の真実
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小川隆夫ONGAKUゼミナール
@銀座le sept
3.19:ジャズメン、ジャズを聴く!


■TALK EVENT■
民音音楽博物館
「3月文化講演会」@神戸
3.26: 関西国際文化センター
コスモホール
TEL: 078-265-6595

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2007-04-16 『ブラッド・ダイアモンド』@「TOHOシネマズ六本木」
e0021965_237353.jpg この映画、見た目の派手さは別にして、内容に重いものがありました。こういう映画、好きですね。宝石業界の裏を暴いた話ですが、関連業界からよく横槍が入らなかったものだと思います。それとも実際は大変だったのでしょうか?
 ディカプリオがよかったです。しばらく前に観た『ディパーテッド』は、ストーリーも彼もいいとは思いませんでした。これまでもディカプリオが出た映画はたいていが期待はずれで、まあまあ面白いと思ったのは『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』ぐらいで、『アヴィエイター』もがっかり物でした。もっとも話題になった映画をときどき観ているだけなので、偉そうなことはいえないのですが。

 それで、この映画です。ぼくはすっかり見直しました。というか、ディカプリオもそれなりの年齢になってきたんだということでしょうか。それでも、ただ年齢を重ねればいいというものじゃありません。どういう歳の取り方をしていくか。それが役者なら演技に出てくるでしょうし、ミュージシャンなら音楽に現れてきます。そういう意味で、それなりにいい歳を取ってきたと感じました。

e0021965_2372894.jpg 憂い顔のジョニファー・コネリーも好みです。華やかさには欠けますが、こういう役にはぴったりでした。大好きな『ワンス・アポン・ア・イン・アメリカ』に出ていた少女ですよね。こんなになっていたんだという驚きと懐かしさを感じながら観ていました。あれから何年が過ぎたんでしょうね?

 今年のアカデミー賞で5部門にノミネートされたのも頷けます。主演男優賞(レオナルド・ディカプリオ)、助演男優賞(ジャイモン・フンスー)、あとは編集賞、音響効果賞そして録音賞ですが、納得です。
 それにしても、悲惨な映画です。いかなる主義や主張も、内戦という形で肯定されるとは思えません。同じ民族が、そして兄弟や家族が敵同士になって殺しあう現実。ダイヤモンド発掘の実態とそうした政府対反政府の争いなどが軸になって話は進んでいきます。
 現実を知らないぼくには、戦闘シーンがどれだけ真実に近いのか、あるいはまったくのフィクションなのか、わかりません。ですが、少なくとも無益な殺戮がアフリカ、そしてこの映画とは関係ないですが、世界中のあちこちでいまも行なわれていることは真実です。そういう不条理についても、改めて考えさせられました。

e0021965_2375125.jpg ぼくが一番心に残ったシーンは、親しくなった女性ジャーナリストのマディー・ボウエン(ジェニファー・コネリー)を残して、発掘場にダニー・アーチャー(ディカプリオ)とソロモン・バンディー(ジャイモン・フンスー)が向かう場面です。

e0021965_23855.jpg バンディが隠したダイヤにたどり着くためには、さまざまな困難が待ち受けています。生きては帰って来れないかもしれない。そう思い、アーチャーはボウエンを安全な地に向かう飛行機に乗せます。
 このとき心に浮かんだのが南佳孝さんの「冒険王」でした。こちらは『インディー・ジョーンズ』あたりをヒントに歌詞が書かれたのでしょう。聴くたびにほろりとさせられる「冒険王」の歌詞とメロディが、このシーンから映画が終わるまで、ずっとぼくの心に浮かんでいました。

 密林に浮かぶ月
 川岸の野営地で
 手紙を記すよ

 「元気だ」と書きながら
 もう二度と逢えぬかも
 知れないと想う

 伝説の魔境に
 明日旅立つ

 古い地図を胸に抱いて
 黄金卿(エルドラド)探す

 君を愛してる
 わかるだろう
 もしも帰れなくても
 泣かないでくれよ

 黒豹の瞳が
 闇を走る
 案内人(ガイド)さえも震えあがる
 禁断の国へ

 君を愛してる
 わかるだろう
 もしも帰らなければ
 忘れてくれよ
 忘れてくれよ
(作詞:松本隆)

 最後近くにアーチャーがボウエンに電話をかけます。そこからエンド・ロールまでが心に染み入りました。こういう役にディカプリオがよく似合っています。そして、日本に生まれた自分がどれだけ幸せかを思いました。
by jazz_ogawa | 2007-04-16 23:26 | 映画&DVD | Trackback(1) | Comments(7)
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Tracked from シネマズサイト at 2007-07-14 23:37
タイトル : シネマズメンバー
シネマズのリンク集形式のサイト情報です。の情報収集にお役立てください。... more
Commented at 2007-04-17 01:09 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by matc_tomo at 2007-04-17 16:36
先日、溜まった雑誌を片付けていたら、古いニューズウィーク誌が出てきて、まさに映画のテーマとなった、不法ダイヤの記事がありました。映画で世界事情を知らせるというのもありかな、と思わせる作品ですね。そういえば、レオが初めて助演男優賞にノミネートされた『ギルバート・グレイプ』での演技はスゴイですよ。まだ、少年でしたけど! オススメです。
Commented by jazz_ogawa at 2007-04-17 23:42
matc_tomoさん、ダイヤモンドとは無縁ですが、紛争ダイヤについてはこれまでに何度か新聞の記事などで読み、少しですが関心は持っていました。だからどうだっていうことではないんですが、こういう映画を観るとやるせなくなりますね。
Commented by 加持顕 at 2007-04-18 00:02 x
南佳孝さんの「冒険王」、高校の頃よく聴いてました(年がばれますね)。特に小松崎茂さんのジャケットが印象に残ってます。
あと、南佳孝さんの公式サイトにアクセスしたら、アルバム紹介ページが「ご自身のオーディオコメント」付きだったのでびっくりしてしましました。全然変わらないですね、佳孝さんの声。
Commented by jazz_ogawa at 2007-04-18 00:47
加持さん、最近の南さんはジャズっぽい作品も多くて、ぼくとしては嬉しい限りです。でも一番好きなのはこの「冒険王」とコンピレーションにしか入っていない「夕陽追って」です。歌はもとより歌詞もアレンジも最高だと思っています。
Commented by だいすけ at 2007-04-18 12:30 x
 私も先日、他界した父の喪が明けたことにして観にいってまいりました。
この映画を選んだのは大正解でした!
アフリカはシエラレオネ!平均寿命が一番短い国だとか・・・。
ディカプリオは確かに良い演技でした。傭兵上がりのブローカーってのが板にはまっておりました。ただ、不自然に若い気がするのは私だけでしょうか?
ダイアモンド業界はユダヤ系の牙城でほぼ独占しており、市場価格も思いのままだそうですね。
さいとうたかおのゴルゴ13で世界最大のダイアを狙撃する話があるのですが、そこでダイア業界とユダヤ資本のつながりはものすごく詳しく解説してあります。
映画業界にとって宝石業界を牛耳るユダヤ系資本は最大のスポンサーなので「ユダヤ資本」に関する記述は匂わせるだけでしたが、それでも突っ込んだ内容で見ごたえ抜群でした。
唯一つ、100万人もいる難民キャンプでソロモンの妻子がすぐに見つかったのは微妙でした。
Commented by jazz_ogawa at 2007-04-18 23:18
だいすけさん、コメントありがとうございます。こういう映画、いろいろなことを考えさせられます。何もわからない子供が兵士に育てられて戦う。今日はテロのニュースもありましたし。人間が生きている限り、平和は来ないのでしょうか。
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