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川隆夫の JAZZ BLOG
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©Kozocom (photo by Shuichi Kasahara)
職業:JAZZジャーナリスト、整形外科医、DJ

ニューヨーク大学の大学院在学中にアート・ブレーキーやマルサリス兄弟など数多くのミュージシャンと知り合う。帰国後、JAZZを中心に約3000本のライナーノーツを手がけると共にJAZZ関連の著書を多数出版。ブルーノートの完全コレクターとしても有名。その他、マイルス・デイヴィスやブルーノートの創始者アルフレッド・ライオンの来日時の主治医を勤めるなど、現役の整形外科医としても第一線で活躍中。

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2007-03-18 Summer Of Love
2007-03-18 Summer Of Love_e0021965_0142166.jpg 以前このブログで触れましたが、ようやくイギリスのGenesis Pubicationsからジョージ・マーティン著の『Summer Of Love(The Making Of Sgt. Pepper)』が届きました。去年のクリスマス・プレゼントとして自分用にオーダーしたもので、サイズは320mm x 250mm、176頁、写真約130枚で、限定2000部、価格295ポンドの豪華本です。

 Genesisではビートルズ関連の本を中心にストーンズやディランなど、さまざまなアーティストの豪華本を出しています。前回買ったのは、リンゴ・スターの『Postcards From The Boys』で、これは心臓病から回復した記念に買いました。
 これまでにジョージ・ハリソンやロン・ウッドの本などを含めて10冊以上は買ったでしょうか。嬉しいのは、著者やそのアーティストの直筆サインが必ず入っていることです。さすがにディランの本は本人ではなく著者のものでしたが。

2007-03-18 Summer Of Love_e0021965_0143551.jpg
 それで今回はジョージ・マーティンが1冊ずつサインしています。ちょっと雑なサインですが、何しろ直筆ですから、文句はいいません。リンゴの本にはリンゴ、ジョージの本にはジョージのサインが入っていました。ジョージの『Live In Japan』には、ジョージのほかにエリック・クラプトンのサインも書かれています。ロン・ウッドの本には、サインのほかに小さなリトグラフもついていました。
 しかも毎回豪華な装丁とデザインで、眺めているだけでも楽しくなってきます。リンゴの本は、他の3人が世界中から送ってきた絵葉書のレプリカを集めたものですが、その本を入れたケースが真っ赤な金属性のポストを模したものでした。これ、かなり重いです。

2007-03-18 Summer Of Love_e0021965_0145147.jpg
 『Summer Of Love』はグリーンの布袋に入って梱包されてきました。

2007-03-18 Summer Of Love_e0021965_015477.jpg
 その中に同じ色の箱が入っています。

2007-03-18 Summer Of Love_e0021965_0151997.jpg
 箱を開けると、ご覧のような本が入っていました。表紙も綺麗だし、全体の仕上がりも非常に美しいものになっています。いつものことですが、各ページも本当に綺麗な印刷で、開くのがもったいないほどの出来映えです。

2007-03-18 Summer Of Love_e0021965_0153291.jpg
 これは表2と表3です。綺麗な色使いでしょ? 価格的にはかなり高価なものですが、その値段に見合った豪華な仕様で、ぼくは毎回満足しています。いまのところページをペラペラとめくってため息をついているだけで、まだ読んでいません。内容は『サージェント・ペッパー~』の録音秘話を中心に1967年という時代を振り返ったもののようです。

2007-03-18 Summer Of Love_e0021965_0155066.jpg
 この時代、ファッションや音楽を含めて文化が大きな広がりを見せました。ぼくがもっとも興味を持ち、懐かしく思っているのが1960年代後半です。ピーコック革命とかフラワー・チルドレンとかいっても、もうわからないひとが大半でしょうが、その時代をこの本はまるまる再現しているようです。
 この写真の色使いなんかサイケデリック調で、あの時代の雰囲気をそのまま再現した感じです。こういう写真やイラストが満載されたこの『Summer Of Love』、またぼくの宝物がひとつ増えました。

 Genesisの本は限定2000部前後のため、人気アーティストの本はしばらくすると売り切れてしまいます。ぼくが持っている本も『CONCERT FOR GEORGE』以外はすべてソールドアウトになりました。ちなみに、この本にはジョージの死を追悼して開催されたコンサートで配られたプログラムとオリヴィアのサインがついています。
 次はどんな本が出版されるんでしょう? もういまから楽しみにしている、せっかちな小川でした。


■おまけ(その5)
2007-03-18 Summer Of Love_e0021965_017135.jpg これはジョアン・ジルベルトですね。
by jazz_ogawa | 2007-03-18 00:23 | マイ・コレクション | Trackback | Comments(14)
Commented by jazzman at 2007-03-18 09:57 x
書き込みさせて頂きます。決してマニアではありませんが、大学時代に友達の影響でjazzと出合い、以来約30年jazzを聴いています。凝り性の小川さんをも充分虜にするほどの素晴らしい豪華本ですね。今の日本では到底作れない本物志向の物ではないでしょうか?いま「となりのウィントン」読んでいます。ワクワクしてきます。心が温かくなります。もっとjazzの事を知りたくなりました。本場で聴きたくなりました。小川さんのjazzへのこだわりの強さに感銘しています。お邪魔しました。
Commented by jazz_ogawa at 2007-03-18 10:51
jazzmanさん、こういうコメントがいただけるのは本当に嬉しく有り難いことです。これからの励みになります。
39年もジャズを聴いていらっしゃるとのこと、それも素晴らしいと思います。きっと、ジャズにまつわる楽しい思い出が沢山あることでしょう。だからこそ長年楽しんでこられたのだと思います。今後もよろしくお願いいたします。
Commented by 浦島 at 2007-03-18 19:51 x
こんな豪華本がるとは知りませんでした。ここでひとつ自慢を。実はポール・マッカートニーのサインを持っています! ものしかしたら、小川さんでも持っていないのでは? あと珍しいところでは、バージングループの社長、リチャード・ブランソンのがあります。実は私はこのブランソンが大好きで、彼の自伝を読んだことがあります。そのときと同じ感動を小川さんの「となりのウィントン」からもらいました。確かブランソンの話は映画になるとか聞きましたが(本当かどうかは確かめていません)、小川さんの話も映画にするとおもしろいと思いますよ。
Commented by jazz_ogawa at 2007-03-18 20:33
浦島さん、自慢しあっても仕方ないですが、ポールのサインは彼の画集に書かれたものを持っています。ジョンのサインだけありません。
リチャード・ブランソンはぼくも興味があります。友人がやはりその自伝を読んで感激していました。
『となりのウイントン』の映画化は、残念ですが、どこもやらないでしょうね。でもそういっていただけてとてもうれしいです。ありがとうございます。
Commented by 浦島 at 2007-03-18 21:48 x
さすが小川さん、参りました。久しぶりに部屋の掃除をしていたら、すごいのものが出てきました。私が中学3年生のときですから、1968年でしょうか、生まれて初めて行ったジャズコンサート「ドラム合戦」のプログラムです。アート・ブレーキー、エルビン・ジョーンズ、アンソニー・ウイリアムス(警察に逮捕され不参加)、ウエイン・シューター、ジミー・オーエンズ、マッコイ・タイナー、ベン・タッカー。すごいメンバーです。そして、日野皓正クインテットとジョージ大塚トリオのコンサート・プログラムも。これは翌年高校生になってから行ったときに買ってきたものです。今夜はゆっくり2冊のプログラムを読んでみようと思います。
Commented by KOBAYASHI Micio at 2007-03-18 21:59 x
昨日は、一日ブランフォードマリサリスとチャリーヘイデンのCDを聞きながらとなりのウィントンをよんでました。今日はジャズの歴史(相倉久人)とベンチャーズインジャパンです。実は昨年からジャズ三昧です、私は1949新潟長岡生まれですが、高校生から聞き始め、最近また再燃しました、きっかけは、娘が村上春樹のエッセイを読んでいてこの中にJAZZの話しが出てくるんだけど私にはさっぱりわからないからパパに上げると読み始めた「やがて哀しき外国語」がきっかけです、ところで一昨年初めてマンハッタンに勤続30周年のお祝いで会社からもらった休日(なんていったっけ)を使って家族3人で行ってきました、ざんねんだったのは小川さんのマンハッタン・ジャズ・カタログを知らなかったことです、それでも地球の歩き方をたよりにブルーノトでブランチSMILLの日本人女性なんていったけが出たました、あとバートランドともちろんヴィレッジヴァンガードも行ってきました、アーテイストは忘れましたが、ところで小川さんとは共通する点があります、それれは、年齢がほぼ同じことと、心臓病、私は、心房細動(時たま頻拍が出て入院したことがありますが)でもほとうにうらやましい
Commented by jazz_ogawa at 2007-03-18 23:53
浦島さん、貴重なものを見つけましたね。ぼくも整理しているときに昔の雑誌や本を見つけると、ついついいそれに見入ってしまいます。そういう時間って幸せですよね。
Commented by jazz_ogawa at 2007-03-18 23:59
KOBAYASHI Micioさん、コメントありがとうございます。心臓病の共通点は困りますけれど(笑)、ジャズだけじゃなくてヴェンチャーズも聴いていらっしゃるんですね。そこも共通点ですね。今後もよろしくお願いします。
Commented by yuricoz at 2007-03-19 15:10
うちにも、似たような豪華な本を見たことがあります。そこで、男子に尋ねると。。。すごいな小川さんは、10冊だよ!!10冊以上だよ!!という言い訳を先にして、、、小さく4冊と答えました。笑
Commented by jazz_ogawa at 2007-03-19 18:05
yuricozさん、4冊でもすごいです。っていうことは、yuricozさん的には「ムムッ(怒)」ということでしょうか? ぼくの半分ということに免じて許してやってください。これ、家宝になりますし。
Commented by yuricoz at 2007-03-19 23:05
いや、うちはストーンズだけなので(多分。笑)非常に気持ちはわかるんです。私も見せてもらったら、やはりサイン(撮影者の)とかもちゃんとあって豪華な作りで、色々とおまけというか特典もあって、、、しかし、高い!!小川さんの家のように整理整頓していればかっこいいものを。。。あの本大きすぎです!!(笑)
Commented by jazz_ogawa at 2007-03-20 00:23
yuricozさん、お宅はストーンズでしたか。ぼくはビートルズ関連が中心で、ストーンズ物ではロン・ウッドの画集とビル・ワイマンの写真集を持っています。こういう本って、持っているだけで嬉しいものです。そのあたり、わかってあげてください。多分、yuricozさんはわかってくれていると思いますが。
Commented by cyubaki3 at 2007-03-20 12:28 x
ぼくはジョン・レノンの生写真持っています。1970年代後半頃(78~79年だと思います)で、ヨーコと並んで写っています。どうやって入手してかというと、当時大学生だった従兄弟が世田谷の柔道場で教えていて、そこにジョンが見学に来たのだそうです。その時に撮影した写真を分けてもらったという次第です。
Commented by jazz_ogawa at 2007-03-20 19:10
cyubaki3さん、それは貴重な写真ですね。ぼくは同じころだと思いますが、渋谷の交差点でジョンの一家とすれ違ったことがあります。目立つことは目立ったのですが、あまりに自然体だったので話かけたりサインをもらったりするひとはいませんでした。邪魔しちゃわるいなぁという雰囲気だったことを覚えています。
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